塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ジャージで見るサッカーの歴史

2023-02-10 14:24:46 | 日記
 フィリピンはアジア屈指のバスケットボール大国です。


 ちなみに同国のサッカー代表は「ファイティング・ドッグス」と呼ばれていますが、男子代表はケルメと契約している一方で、女子代表はアディダスと着用するという珍しい形です。(専門サイトユニ11より)


 日本で例えるならば、なでしこがアシックスを着用するような形でしょうか。


 このようにジャージの世界は注目すると興味深い事例があります。


 かつてスコットランド代表はアンブロとの契約でしたが、その後「ディアドラ」の時代を経由して、現在のアディダスとの契約に至ります。


 スコットランドサッカー協会は生誕150年ということで、アディダスが記念ジャージを制作したのですが、仮にアンブロもしくはディアドラとの契約が続いていれば、この記念ジャージを手掛けたかもしれません。


 クラブでも代表でも、100年以上活動することはそれだけサッカーの歴史が息巻いていることの証ですし、逆にそのスコットランドで日本代表と韓国代表というアジアの両国から選手が在籍すること。


 改めて素晴らしいと思いますよね。


 例えば日本代表は長らくアディダスが手がけているわけですが、往年のファンはプーマが供給した


 「ドーハモデル」


 こそが、代表市場もっとも見栄えするデザインを考えるといわれています。


 当時はプーマとアディダス、アシックスの3社が持ち回りで供給するという変則的な形であり、だからこそプーマとアシックスのジャージは中古でも人気が高く高値なのでしょう。

 
 そして昨年のワールドカップで登場した「オリガミ」は、海外でも高い認知度を誇りアディダス・ジャパンでも快哉を叫んだと思いますよ。
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競合ブランドの意識がまだ小さいならば

2023-02-10 14:15:02 | 日記
 僕が高校時代、ジーパンと言えば

 
 リーバイスとリー、そしてラングラーという米国資本
 エドウイン、ビッグジョン、ボブソンという日本資本


 の6ブランドを知っていれば問題ありませんでした。


 エドウインが版権を持っていたフランスの「リベルト」、日本ならば「ブルーウエイ」なども知られていましたが、長野市のような地方都市ではカルバン・クラインに代表されるデザイナー・デニム販売は無かったと思います。


 しかし、エビス・ジーンズに代表されるクラフト・デニムや、ケア・レーベルのようなイタリア生産の品など、今はユニクロやライトオンも含め、ジーパンは多様な価値観で生まれています。


 逆に言えば、リーバイスにとって商売敵はかつて少数でしたが、ギャップのような存在を含めれば自社を脅かす存在はけた違いに膨れ上がった事を意味します。


 サッカーもそうですよね。


 過去、アディダスはプーマ、プーマはアディダスだけを意識していればよかったわけです。


 しかし現在では両ブランドとも「ナイキ」と向き合う必要がありますし、日本市場ならばミズノとアシックスも警戒する必要があります。


 イタリアのようにエネーレ、ディアドラ、そしてロットにパントフォラドーロ、そしてカッパのように知る人ぞ知るというブランドもあるわけですが、コンケーブのように将来もしかすれば


 「ナイキの強敵になる」
 「知名度はこれからだが、可能性はある」


 というブランドもありますしね。


 1980年代のNBA,コンバースとアディダスはナイキの市場拡大と「エア」の優れた衝撃吸収を見逃してしまいました。


 つまりサッカーの世界でも、小さなブランドが価値観を覆す可能性があることは確かではないでしょうか・
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今朝から千曲市は雪です

2023-02-10 14:01:39 | 日記
 今朝から僕の住む千曲市も雪に見舞われています。


 UEFAチャンピオンズ・リーグの組み合わせ抽選会において、例えばスウエーデンのイエテボリうあノルウエーのリン・オスロが参戦したとします。


 寒さが厳しいとき、北欧に遠征することは試合展開が難しくなりますし、出来れば同じ組になりたくないと思うのが、他のクラブが考えることではないでしょうか。


 よくウインターブレイクの際、ポルトガルとスペイン、もしくは中東でキャンプを張るクラブが多いのは、温暖な気候の舌で練習することが、選手たちの気分転換になり、練習がはかどるためですよね。


 Jリーグが秋開幕になれば、ブンデスリーガのように冬季はまとまった中断期間を設けるはずです。


 その際、冬季キャンプを張るのであれば、沖縄県を軸になるのかもしれませんが、財政に余力があれば欧州クラブと同じ国まで出向き、練習試合をあする、練習内容を視察するという考えがあってもよいと思います。


 ちなみにモロッコ開催のFIFAクラブ・ワールドカップ。


 決勝戦はレアル・マドリード対アル・ヒラルになりましたが、仮にアジア王者が欧州王者に勝ち世界王者となれば、画期的な出来事ではあるでしょうが、レアルの名声に傷がつくとも思えません。


 ただ勝利すれば勝利ボーナスがあるわけですが、現状仮にレアルが優勝を逃しても大きな批判が起きない、クラブ・ワールドカップの現状はそこまで重要視されていない印象を持ちます。
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安全弁を考えてみて

2023-02-10 13:50:42 | 日記
 加藤鷹、しみけんという二人のアダルトビデオ出演者は、口をそろえてこう言います。

 
 「必ずコンドームを用意しなさい」
 「それは相手女性への配慮である」


 車でいえば飲酒運転をしない、冬が来る前にいち早くスタッドレス・タイヤを装着し、シートベルトを締め忘れないということ、簡単に言えば「全然弁」は常に確認しろ、というわけですね。


 サッカーにおける安全弁は、守備戦術の発達と採用に現れてきました。


 マンマークの徹底とリベロの発達
 ゾーンの採用とフラットライン
 オフサイド・トラップの活用と、センター・フォワードもチェイシングを行う
 ゾーン・マーキングの導入


 がそうですね。


 ただ、どんなに守備戦術が発達しても、レオ・メッシやアーリン・ハーランドの前では全く効果がないことがありますし、攻撃の選手はダイアゴナルやポジション・チェンジを頻繁に行いますから、マークを見失うことも多いわけです。


 しかし安全弁という形であれば、アリゴ・サッキがパルマとACミランで植え付けたフラット4のライン・ディフェンスは、今でも近代サッカーの礎として認知されていますし、そのトラップは鮮やかでしたね。


 つまり、守備戦術は素晴らしいセンター・フォワードが誕生すると進化し、彼を封じこめることが出来たならば、攻撃陣もより優れた形を生み出そうとします。


 犯罪を追う警察官とのいたちごっこのような形ですが、サッカーの場合もどちらかの発達が、もう片方に刺激を与えるという点で進化してきました。


 GKもストッパータイプではなく、リベロのような存在に変化しましたし、多種多様な存在が展開をよりスピーディにしていることは間違いありません。
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