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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ナポリ、スクデットが見えてきたか

2023-02-22 17:50:28 | 日記
 セリエAではナポリが33季ぶりにスクデットを獲得する可能性が高まっています。


 1989年の優勝時にはディエゴ・マラドーナだけでなく

 
 ブラジル代表 カレカ アレマン
 イタリア代表 ブルーノ・ジョルダーノ、 チロ・フェラーラ


 という彼の脇を固める選手たちにも実力者が多く、インテルミラノやACミランにも戦力が劣ることがありませんでした。


 現在ナポリの指揮官を務めるルシアーノ・スパレッティは、ゼニト・サンクトベテルブルクでリーグ優勝の経験はありますが、イタリア国内ではASローマ時代にコッパ・イタリアで優勝したのみです。


 スパレッティはそのローマにおいて、晩年のフランチェスコ・トッティとの関係性に苦しみましたが、4-6-0という斬新な布陣が、欧州全体で注目されたものです。


 インテル・ミラノ在籍時、愛弟子であるベルギー代表のラジャ・ナインゴランの獲得を熱望するも、契約初年度から迎え入れることが出来ませんでしたが、指揮官としての手腕を見せることができました。


 ナポリと言えば


 ワルテル・マッツアーリ 2011年コパ・イタリアで優勝
 ラファ・ベニテス 4-2-3-1の機能性を考慮
 マウリツイオ・サッリ 欧州で最も美しいサッカーと大きな評価


 と近年、指揮官の目利きにはずれがありません。


 ただナポリが財政面で苦戦していることも確かであり、ゴンザロ・イグアインを100億円ちかい収入と引き換えにユヴェントスに移籍させたことは、最後まで悩んだ上での決断だったと思います。


 他にもスロバキア代表もマウロ・ハムシキ、主将を務めたロレンツオ・インシェーニェ、そしてチェルシーに旅立ったジョルジーニョなど、ナポリがレアル・マドリードのような裕福さであれば。


 スクデットはもっと早い段階で獲得できたのかもしれません。
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日本で出産、入院をする際に

2023-02-22 17:38:52 | 日記
 アンドレス・イニエスタはまもなく5人目のお子さんが誕生するようですね。


 ただ異国の地で出産や入院をすることは、サッカー選手だろうが学生だろうが労働者だろうが、本当に不安で眠れないのではないでしょうか。


 特に米国のように医療費が桁違いに高く、患者や妊婦が自費でティッシュペーパー等を購入してから病院に行くといいますし、歯磨き粉や歯ブラシなどお手入れ用品も日本と比べた際、ずいぶんと高額と言いますからね


 かつてはプロ野球の外国籍選手だけが、成績と日常生活で注目を集めていました、(例外的には高見山に代表される関取衆)


 しかし現在は、卓球、ラグビー、バスケットボール、サッカーなど多くの外国籍選手を抱えるようになり、クラブのフロントもかつてよりは柔軟性にまし、外国籍選手が何に戸惑い、心の安寧を求めるのか。


 がわかるようになってきたとも感じます。


 例えば僕の住む長野県には、信州ブレイブ・ウオリアーズというバスケットボールのチームがありますが、在籍するホーキンソン選手がこの度帰化することが決定し、日本代表選手になるとのことです。


 このように日本社会が外国籍選手を引き付ける「何か」の正体w、競技とリーグの垣根を越えて考えて、誘い文句にしたらよいとも感じませんか。


 NBAや欧州サッカー、大リーグにはどの競技も提示金額では到底太刀打ちできませんし、競技レベルでも差があるわけです。


 しかしどんなに高い報酬を得られても、社会や環境、その土地の人々とどうしても合わないということであれば、結局は移籍が無駄になりますから意味がありません。


 その事例が中国スーパーリーグだったような気もしますし、無理な投資と高額報酬が結果「仇」となりました。
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アディダスの減益に関する報道を考えて

2023-02-22 17:24:24 | 日記
 アディダスがカニエ・ウエストとの業務提携を解消したことで、大幅な減益になると専門家が伝えています。


 アディダスの首脳陣も減益になることの見通しは、当然覚悟の上で契約解消を提示したのでしょうし、それほどカニエ・ウエストの「エゴイズム」に我慢がならなかったとも言えます。


 先ほど視聴した「相棒17」の再放送でも、犯人役にお金をたかり続ける高校の同級生が登場しましたが、欺瞞、エゴイズム、貪欲など実社会の中でも人を不愉快にさせる行動は目立ちます。


 高校の現代国語において、芥川龍之介の「羅生門」が題材になることが多いと聞きます。


 この羅生門を読み解くことが、エゴイズムは抑圧されるべきか、それとも肯定されるべきかを学べる格好の時期と考えられるためで、よく日本代表が勝利ボーナスで揉めないのは、エゴを抑えているため、かもしれません。


 日本代表選手は従順である
 日本代表選手はおとなしい
 日本代表選手が自己主張をしない


 と批判されることが過去多かったわけですが、逆に主張しないことが代表監督の仕事を相当やりやすくしている、という面はあるでしょう。


 フィリップ・トルシエとヴァイド・ハリルホジッチ。


 コートジボワールや南アフリカ共和国、ブルキナファソなどで陣頭指揮を執ってきた人間が、どこか軍隊を意識させると嫌悪感を僕たちが感じたのも、彼らが権威主義的なエゴイズムを感じさせたためかもしれません。


 サッカーは欧州を軸に展開し続けていますが、フランスが過去多くの植民地を蹂躙したことも間違いなく、その大地の降り立った際、過去の行状から請けいられない、もしかすれば選手からつまはじきになれる可能性すらある。


 そのような概念が念頭から離れずに権威主義になった可能性もあるでしょう。


 ただ日本ではむしろ指揮官が選手に敬意を払う形でカタール2022で一定の成績を得たことが、日本人の特徴を示しています。
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ブラボーという掛け声について

2023-02-22 17:10:10 | 日記
 山口智子、木村拓哉主演のロングバケーション。


 最終話では木村が演じるピアニスト、瀬名が音羽堂コンクールと呼ばれる世界的権威のコンクールで優勝し、山口智子演じる葉山南と結婚式を挙げる、という形で幕を閉じます。


 瀬名の演奏が終わると、外国籍の審査員、観客が総立ちで「ブラボー」を喝采を送るのですが、2022年の冬は長友佑都が発した「ブラボー」が日本を席捲しました。


 ただ、映像を見る限り「ブラボー」という言葉、拍手はやはり観客が自発的に行う者であり、選手や演奏者がいう言葉ではない、厳密に言えば代表選手がブラボーというのは言い間違いではないでしょうか。


 歌舞伎の贔屓客が掛け声として「播磨屋」「成田屋」と叫ぶことと同じで、演目中役者が叫ぶのは台詞だけですよね。


 それでも長友佑都がブラボーを叫んだ理由は


 とにかく代表を鼓舞したい
 若い選手たちに勇気をもって、恐れないことが大事だよと伝えたい
 そして何より自分を励ますため


 という意味合いだったと思います。


 2026年ワールドカップに向け、日本代表は来月ウルグアイ代表とコロンビア代表を迎えます。


 相変わらず欧州各国との対戦が難しい中、まずは南米諸国と戦い出だしを確認するという作業が始まりますね。


 森保一日本代表監督がどのような形で視察を行うかも興味深いと思いますよ。


 現在は代表招集に値するであろう選手は日本国内は当然ですが、韓国、カタール、オーストラリアと幅広く環境を選べるようになりましたし、例えば中盤センターに天野純を復帰させる、という考えがあっても問題ないと感じますから。
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