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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

現実が過去、現実出なかったとき

2023-02-08 22:17:49 | 日記
 僕が卓球部に在籍していた学生時代、用具は主にバタフライ社を選んでいました。


 当時はバタフライとニッタク、そしてTSPという日本ブランドの占有率が非常に高く、同時にバタフライは「卓球レポート」、ニッタクは「ニッタク・ニュース」という情報誌を刊行していました。


 それはTSPも同様でしたが、これらはすべて卓球専門店での販売であり、一般書籍としての流通ではありませんでした。


 ですから現在のように書店のスポーツコーナーにおいて、野球、サッカー、ラグビーの専門誌と共に「卓球王国」という専門誌が売られていることは、ある意味で本当に画期的な事なんですよ。


 サッカーも現在はさほどではありませんが、スポーツ・グラフィックナンバーが、まるでサッカー専門誌になったかのように、サッカー特集ばかりを組む時代がありました。


 競馬や大相撲、野球ファンからすれば、サッカーばかり取り扱うなという気持ちになったでしょうし、逆にナンバーがそうサッカーを企画することがないのは、ある意味で日本サッカーが成熟した。


 という見解も可能です。


 現在「Tリーグ」というプロすらある卓球ですが、卓球関係者はJリーグの運営をつぶさに観察したといいます。


 Jリーグにはしっかりとしたドレッシング・ルームがある
 しかし卓球では、知名度のある選手ですら、通路で着替えることすらある


 というように、改善点をサッカーから学んだ面があるといいますよ。


 僕たちサッカー好きは、店頭では専門誌が気軽に購入でき、毎週末はスタジアムで観戦し、楽しく過ごせることを当然と思いますが、当然ではない競技があること、そしてこの現実はかつて現実ではなかった。


 という点を忘れてはいけませんね。
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日本代表経験者がJリーグに復帰する

2023-02-08 20:37:51 | 日記
 ボストン・レッドソックスやニューヨーク・メッツに在籍した後、福岡ソフトバンク・ホークス、中日ドラゴンズ、そして埼玉西武ライオンズに在籍した松坂大輔。

 
 福岡ソフトバンク・ホークスからボルティモア・オリオールズに移籍し、再度福岡ソフトバンク・ホークスに加入した和田毅。


 大リーグを経験し、再度日本で活躍を目指す選手たちは、マスメディアもファンも大きな注目を集めますし、同時に大リーグで鍛えた技術を見たいとスタジアムに足を運びます。


 今季のJ1もこれらの例に近い形が生まれました。


 井手口陽介 セルティック・グラスゴーからアビスパ福岡へレンタル移籍
 香川真司 シントトロイデンからセレッソ大阪へ完全移籍


 前者に関していえば、セルティック・グラスゴーでの先発出場数がわずか1試合しかないため、移籍は仕方がないと考えられていると思います。


 一方香川真司に関していえば、ベシクタシュやシントトロイデン在籍時から、セレッソ大阪側が代理人を通じて


 「もう一度セレッソで戦おう」
 「僕達は君を待っているよ」


 と長年、香川の動向を注目した上での移籍となります。


 香川自身が2022年までは欧州で戦うという意思があったというのは、例え先発でなくてもよい、何としても体調を向上させ26選手というワールドカップ2022の代表入りを目指すことを考慮したのでしょう。


 ベルギーは多種多様な外国籍選手が多くいますし、日本でプレイするよりもドイツ代表やスペイン代表と戦う際に畏怖を覚えることもないと考えた、と想像します。


 井手口の場合はガンバ大阪の先輩である宇佐美貴史のような形になってしまいました。


 ただ国内でもやりがいがあることは確かですよと言いたいものです。」
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世界という名の中心軸

2023-02-08 20:26:17 | 日記
 ワールドカップ2022で優勝したアルゼンチン代表。


 実はアルゼンチンはラグビーとバスケットボールも大変な人気で、2004年のアテネ夏季五輪ではバスケットボールとサッカーが、同じ日に金メダルを獲得し、相当な盛り上がりを見せたものです。


 バスケットボールはアルゼンチンだけでなく、スペインやブランス、クロアチアにセルビアでも盛んですし、スロベニア代表のルカ・ドンチッチは、レアル・マドリードに在籍経験を持ちます。


 しかし、バスケットボールにおいて「世界」とは、「米国」だけを指すんですね。


 それは「ワールド」ベースボール・クラシックも同様で、最終的には


 「米国でプレイできるかどうか」
 「いかにして大リーグのチームと契約できるか」

 
 しか無いのです。


 サッカーでも「ワールドカップ」に関していえば、南極の調査隊だってくぎ付けになりますよ。


 ただそれ以外の場面において、世界は黎明期から「欧州各国」を意味し、そこに南米すら含まれません。


 ペレやガリンシャの時代は現在のように映像解析や通信技術が発達しておらず、彼らのような名手ですらある意味ベールに覆われていました。


 そのブラジル代表はペレが去ったこともありましたが、1974年ワールドカップ、オランダ代表に0-2という屈辱的な敗戦以降、世界がブラジルではなく欧州にあることを痛感します。


 ただ、現在であれば


 「オランダのトータル・フットボールを研究しよう」
 「ヨハン・クライフは、まさに要注意選手だね」
 「アリ・ハーンやヴィム・ヤンセンにも注意しよう」


 という話になるのですが、それはあくまで仮定の話です。


 アジアサッカーの中心軸は、日本がいる東アジアとイランとサウジアラビアがいる西アジアで大きく変化しますが、タイ代表やマレーシア代表が日本でプレイする比率が増加すれば、その傾向に変化がある可能性、あると思いますよ。
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