塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

GQジャパン、最新号の表紙は三浦知良

2023-02-04 21:36:35 | 日記
 1日発売の男性誌「GQジャパン」


 表紙はポルトガル2部への移籍が決定した三浦知良(取材の時点では未確定でした)でしたが、相変わらずの恰好良さが伝わってきます。


 ブラジルでは

 「ドウンガと同僚だった男がポルトガルへ移籍」


 という記事が出たといいます。


 1990年2度目となるサントスに移籍
 1986年最初の移籍では確保できなかった左翼のレギュラーを確保
 ジーコから「よくやっているね」と声をかけられる


 という当時を知る関係者だけでなく、今を生きる若いファンも当然ですが、55歳でボールを追いかけ、その選手を獲得したいと思うクラブがあることに驚きを隠せません。


 ただ、三浦知良からすればボールを蹴ること、スパイクの紐を結ぶこと、オフシーズンにはカラオケを軸に思い切り楽しんで、新しいシーズンに向けて集中力を高めていく過程は、当然の出来事なんですよ。


 そのサイクルを既に30年以上、試行錯誤しながら行っていること、これは本当にすごいことなんですが、当の本人が何も凄いと感じていないことの方が周囲からすれば驚きなのですが。


 他界したペレは、プーマ、アンブロ、ポニーにヒュンメルといくつかの契約先がありました。

 ヨハン・クライフにエウゼビオ、ロタール・マテウスという名手たちは常にプーマを愛用しましたが、三浦知良の年齢まで現役ではありませんでした。

 
 今プーマの顔はネイマールであり、日本代表ならば三笘薫になります。


 それでもプーマにとって最大の顧客は三浦知良であり続けているといえる、そんな日々が今年も幕を開けるわけです。
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サッカー好きの国民という偏見

2023-02-04 21:26:52 | 日記
 日本人はまず、ブラジル人は皆サッカー大好きで、リフティングはお手の物を考えます。


 僕はそんなこと、全くないと思いますし明らかな「偏見」はやめた方がいいですよ。


 僕たちだってそうではありませんか。


 諸外国の方は僕たちが、歌舞伎や狂言、大相撲や茶道に精通しており、日本に観光にでかけたら着物姿の方と出会えるのではないか、と考えても不思議ではないと思います。


 でも僕は歌舞伎ならば「勧進帳」「弁天娘」能ならば「敦盛」という演目くらいはわかりますが、実際観劇経験はありませんし、大相撲も歴代の有名横綱と番つけがわかる程度で全く精通していませんよ。


 ブラジル人もサッカーに関心はありますが、2014年ブラジル・ワールドカップの際


 「スタジアム建設ではなく、学校と病院の建設を」
 「選手よりも、教師や医師、看護師の方が大事だ」


 と練り歩く方が多く見受けられました。


 スラム街「ファベーラ」はある意味必要悪なのでしょうし、仮に彼らに清潔な住まいを提供し、銃や麻薬から解放しても結局彼らは元の生活の方がよいと考える可能性が高いと思いますね。


 映画「ミリオンダラー・ベイビー」においても、主人公の家族は働きもせず福祉から得られる金を望むばかりで、ファイトマネーで購入した新しい家に住むことを堂々と断ります。


 アルゼンチン代表が昨年、1986年以来のワールドカップで優勝すると


 「俺たちは二人の神と共に生きている」
 「それはリオネルとディエゴのことを言うんだ」


 と叫びました。


 リオデジャネイロにはキリスト像があるわけですが、ブラジルの人間にとってサッカーよりも現在は生活のための金の方が大事のようですし、その考えはここ、日本でも重要になりつつあります。
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地方から全国へという事例

2023-02-04 21:14:16 | 日記
 僕は1996年から4年間、山梨学院大学に在籍していたため、甲府市に在住していました。


 我が家がある千曲市も甲府市も、節分の豆まきは行いましたが「恵方巻」と呼ばれる存在は皆無であり、店頭で売られる気配は全くありませんでした。


 聞けば2月の時期、魅力的な商品を生み出したいと考えたセブンイレブン(という話です)が、節分の際に西日本では縁起の良い方角に向けて巻寿司を食べる、という習慣で業務のてこ入れを考えた、その結果が全国に拡大したといいます。


 恵方巻の大量廃棄
 単なる巻寿司も名前を変えれば商売になる


 450億円の補強費用を費やしたチェルシーではありませんが、結局は「金」なのでしょうか。


 地方から全国へ
 全国から完全普及


 ということは、現在野々村Jリーグチェアマンが指摘する、Jクラブで全国区の人気と知名度を誇るクラブを作りたいという発案も、無くはないと感じます。


 ただ、そこにはまず「金」ではない何かが不可欠でしょうね。


 当然選手の質とネームバリューは問われると思いますが、嫌味な言い方ですがヴィッセル神戸のように、けた違いの頻度で指揮官を買えないことはまず必須条件ではないでしょうか。


 かつてACミランとFCバルセロナが注目されたのは、戦術と指揮官が変更となっても、ゾーンプレスとオフェンス・トライアングルという、基本戦術に変化はなく、踏襲する形で優勝していたためです。


 そこには地方都市よりも政令指定都市、首都圏近郊という人口問題もあるでしょうし、専用スタジアムと駐車場の確保、という面もあります。


 プロ野球キャンプの報道は多いですが、Jキャンプの報道が少ないのも今後の改善点でしょうか。
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