塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サンドロ・トナーリ、イタリア代表に復帰

2024-10-15 19:01:44 | 日記

 財政問題から、ACミランからニューキャッスル・ユナイテッドに移籍したサンドロ・トナーリ。

 

 スクデットを獲得した2022シーズンのオフ、トナーリは涙を流して移籍を仕方なく受け入れたといいます。

 

 彼にとって財政が厳しくとも、ACミランは家族のようなかけがえのない存在だったんですね。

 

 イングランド北東部は、冬の寒さも厳しくイタリア以上にフィジカル・コンタクトが厳しいうえに、語学の問題もあります。

 

 それ以上にトナーリにとって

 

 いつかは明るみになるであろう、自分の賭博中毒がACミラン時代でなく、移籍後に発覚した

 移籍初年度、地道に信頼を得る必要があったが、当然出場機会ははく奪される

 トナーリは自分を見つめなおすこととなる

 

 事となりました。

 

 そのサンドロ・トナーリは、イタリア代表に復帰し、長所であるボールを丁寧に扱い、攻撃をつかさどるプレイができていたといいます。

 

 イタリア代表は、ワールドクラスと呼べる人物が、インテルミラノの二コラ・バレッラのみ、という辛辣な評価があります。

 

 インドネシア代表ほどではありませんが、帰化選手を試して来たことも事実ですし、モイゼ・ケーンのように思うようにクラブに定着できない選手もいます。

 

 それでもワールドカップを3大会連続で逃すわけにはいかず、そのためにもトナーリの招集は、不可欠だったのでしょうね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イタリア各紙が興奮している光景

2024-10-15 13:12:16 | 日記

 イタリア各紙は、ダニエル・マルディーニの代表キャップ1を、大きく報道しています。

 

 祖父はチェーザレ・マルディーニ

 父親はパオロ・マルディーニ

 

 親子3世代でイタリア代表選手になった事例は、今回が初めてということで、マルディーニも報道陣も興奮の様子です。

 

 イタリアでもそうなのか、と思いますね。

 

 日本でもサッカーに限らず、野球やラグビーなど名手の子供たちが競技以外の道へ進むと

 

 「もったいなあ」

 「お父さんと同じ道を進まないの」

 

 と言及しますね。

 

 三浦知良、デイビッド・ベッカムは日本代表とイングランド代表の名手でしたが、子供たちに

 

 サッカー選手を目指したらよい

 そのための助言は惜しまないよ

 

 と語った素振りはまずありません。

 

 子供たちは俳優やモデル、交際から結婚へと、自分の人生を独立独歩で歩んでいます。

 

 周囲からすれば、競技に目を向けないことは損であり、理解できない

 子供たちはそれらの意見が理解できないし、我慢できない

 

 ということ、簡単にいいますと僕らの見解が子供たちをがんじがらめにしていることは間違いないでしょう。

 

 とくに若年層の時代から、父と比較され苦痛を味わった事例は多く、その代表がヨハン・クライフと息子のジョルディといえます。

 

 僕たちはもっと、思慮深くなるべきででしょうね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日、日本代表はオーストラリア代表と対戦します

2024-10-15 13:03:01 | 日記

 本日のオーストラリア代表戦、日本代表は遠藤航が出場しない見込みです。

 

 どの大陸予選も、代表監督は選手を入れ替え、けが人の状況や在籍クラブでの出場数などを考慮し、選手選考を行いますね。

 

 つまり大陸予選において、けが人やイエローカードなど、多くの問題点を克服することで

 

 ワールドカップ本番への予行演習となる

 選手同士も様々な組み合わせと布陣に対応できてゆく

 

 ことができます。

 

 単純に言いますと、鍛えられる形、というわけです。

 

 もしオーストラリア代表戦に、これまでの予選3試合同様のアドバンテージが得られるならば

 

 3-4-2-1以外の布陣を試す

 これまで出場時間が短い選手の出場を促す

 

 という配慮は必要ででしょうか。

 

 1997年ジョホールバル。

 

 延長戦で投入され、3得点目を決めた岡野雅行。

 

 彼はそれまで加茂周、岡田武史、いずれからも召集を受けていましたが、この一番肝心な試合が「初」出場でした。

 

 ボールが届けられても、身体がいうことをきかない

 重圧によって、身体が重い

 

 ことで、多くの得点チャンスをつぶしてしまいます。

 

 岡野の事例はソーシャル・メディアが発達した現在ならば、すぐさま批判の対象となりますし、つぶれてしまいかねません。

 

 それだけ選手にとって、出場することは大切ではないでしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時を経てもさび付かないこと

2024-10-15 00:35:16 | 日記

 1993年に発売されたスヌープ・ドッグのアルバム「ドギースタイル」

 

 生みの親はドクター・ドレですが、2024年の現在でも古さを全く感じさせない、すごい作品です。

 

 このCDや書籍、絵画のように芸術作品が多くの歳月を経ても、常にファンから支持される事例がありますが、サッカーでも

 

 画期的な戦術で一世を風靡

 素晴らしい選手たちが顔をそろえた、まさに夢のような存在

 

 があります。

 

 1970年のブラジル代表

 

 ワールドカップ3度目の優勝、ジュール・リメ杯の永久保持を初めて実現したブラジル代表は、今でも記憶に新しいですね。

 

 特にペレ、トスタン、ジャイルジーニョ、カルロス、アルベルトなど、不世出の名手が同時期のこれほどそろい

 

 指揮官にはマリオ・ザガロが就任

 6戦全勝でワールドカップ優勝し、その道筋ではイングランド代表、イタリア代表に勝利

 

 という、まさに王国の面目躍如の瞬間でしたね。

 

 1980年代後半のACミラン

 

 アリゴ・サッキの提唱するゾーン・プレスは、宿敵のインテル・ミラノが模倣するほどの戦術として、世界中ン位伝播します。

 

 4-4-2のフラット4

 今でも語り草のオランダ・トリオの大活躍

 リーグだけでなく、チャンピオンズ・カップでも優勝

 

 という、美しさと成績を両立されたアリゴ・サッキは、当然のようにイタリア代表監督に就任します。

 

 しかし代表には徹底できるだけの練習環境がなく、結果彼はACミランに戻ることになるのですが。

 

 1990年代前半のFCバルセロナ

 

 背番号4をまとうグアルディオラ

 彼のパスを軸に、常に三角形を構成する3-4-3の陣形

 リベロのロナルド・クーマンの守備と攻撃の両立

 

 ヨハン・クライフの描くサッカーは、宿敵であるレアル・マドリードを蹴散らし、ファンが狂喜乱舞するスペクタクルを生みます。

 

 そのグアルディオラがのちに指揮官となり、多くの優勝を得るわけですが、そこには敬愛するヨハン・クライフからの教えがありますね。

 

 これらの事例は今でもさび付くことのない、稀有なものではないでしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米国競技の決勝戦は、最大7試合までできますが

2024-10-15 00:22:24 | 日記

 米国プロリーグにおいて、NFLのみが一発勝負で全米王者を決めます。

 

 それがスーパーボウルであり、ファンがハーフタイムショーを軸に、画面にくぎ付けとなる瞬間です。

 

 バスケットボールと野球、そしてアイスホッケーはホームと敵地で交互に試合を行います。

 

 最大で7試合ありますから、一発勝負のスーパーボウルと比べた際、選手には心理的にゆとりがあるのかもしれません。

 

 ただ、よく指摘される

 

 初戦に勝利して、勝負の波に乗る

 ホームコート、ホームフィールド・アドバンテージを奪い返す(敵地で勝利して、相手を落胆させること)

 

 は一例でしょうし、初戦の勝利がすべてではなく、また4連勝で優勝と事実もそう多くはありません。

 

 サッカーのリーグ戦は基本、これらのような挽回策、一発勝負はなく

 

 序盤戦から地道に勝ち点を積み重ねることが基本

 その際は、天候や判定に不満を持つ、理不尽な点も起きる

 だからこそクラブは、監督に不満があればすぐに新監督候補を探す

 

 という形になります。

 

 UEFAチャンピオンズ・リーグの決勝戦が、米国競技のように7回戦制であれば、長すぎますし選手は集中できません。

 

 同時にファンが飽きてしまうに決まっています。

 

 優勝決定はリーグと競技によって大きく異なりますが、サッカーではやはり長丁場での盛り上がりは避けるべきですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする