塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

下剋上とは何でしょうか

2024-10-21 21:48:28 | 日記

 山梨県に横浜ベイスターズのファンはいかほどいるでしょうか。

 

 僕の父は横浜ベイスターズのファンですから、日本シリーズ参戦に大喜びですが。

 

 日本テレビは大声で「下剋上達成」と叫んでしますが、ヴァンフォーレ甲府のファンは、山梨県の野球好きに

 

 横浜ベイスターズが巨人軍に勝利したことが下剋上なの

 では2022シーズン、ヴァンフォーレ甲府が、J1クラブをあれだけなぎ倒し、優勝したことこそが本当の「下剋上」ではないの

 日本シリーズで優勝しても、世界もアジアもないんだよ

 でも、ヴァンフォーレ甲府はアジア全土に「甲府」「山梨」という単語を植え付けたではないか

 

 と言ってみたらどうでしょうね。

 

 日本テレビは放映権をどのようににゅうしゅしたのかわかりませんが、ニューヨーク・メッツ対ロスアンゼルス・ドジャースの試合を放送しますが、相当お金を払ったのでしょうか。

 

 繰り返しになり恐縮ですが、ワールドシリーズは「ワールド」の名を用いていますが、現実には

 

 米国リーグの頂上決戦であり、そこに世界はない

 本来ならばアメリカン・シリーズという名前が適切ではなかろうか

 サッカーでのFIFAクラブ・ワールドカップ、インターコンチネンタル・カップのように、いたずらに試合が増加するのもいただけない

 しかし、それ以上に野球では、チーム別対抗戦の意識が希薄であることも確か

 

 という側面がある気がします。

 

 サッカーはむしろ、試合数が多く忙しすぎるとも言えますがね。

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男性化粧品の市場に登場したある商品

2024-10-21 21:31:56 | 日記

 前回、僕は「トータル・コーディネイト」を題材にしました。

 

 結果的に大きな反響とはなりませんでしたが、アディダスは過去興味深い展開をしましたね。

 

 アディダス・ジャパン限定企画なのか、ドイツ本社が全世界で企画したのかはわかりません。

 

 それは選手は汗をかく、シャワーやふろ場で一息つく、その際洗顔フォームがあれば便利だろう、ということで

 

 日本ではコーセー化粧品の協力の下、アディダス名義で洗顔フォームを企画、販売

 中村俊輔を広告塔に指名

 

 という事例がありました。

 

 時期的には10年以上前のはずですが、今ならば市場に受け入れられたのではと思います。

 

 当時は2024年と比べて

 

 すね毛を軸に、毛をそるという概念の男性が小規模(僕もそうでした)

 洗顔と髭剃りを同時に行う

 洗髪の際、強く洗いすぎて髪と頭皮を痛めがち

 

 というように、荒っぽい身体の手入れがまだまかり通っていたからです。

 

 僕も最低でも一瞬間に一度は、すね毛や腕の毛をそり、入念にボディクリームを塗り、ハンドクリームとリップクリームは常備しています。

 

 欧州では香水も一般的ですが、やはり

 

 日本代表選手が、日本の良い習慣である入浴と、海外のたしなみである毛ぞりを知ることになる

 デオドラントの概念も大きくなった

 

 という面があります。

 

 今ならば、アディダスだけでなく、ほかのブランドも企画、販売しても問題ないのではないでしょうか。

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トータル・コーディネイトという提案

2024-10-21 21:25:02 | 日記

 サイモン・ホロウエイがデザイナーとなり、新しい道を歩みだしたアルフレッド・ダンヒル。

 

 日本代表との提携も長く、公式スーツと服飾品の販売時には、サッカー専門誌だけでなく、服飾専門誌も大きく報道します。

 

 そのダンヒルは

 

 1・パイプ、車用品から歩み始めた歴史を持つが、現在では男性服飾全般を製品化

 2・あまりに幅広く手掛けているため、本業以外の製品の質はどうなのかという批判もあった

 3・バーバリー、アクアスキュータムが女性も支援している一方、ダンヒルは男性のみを支援

 

 という点が印象深いわけです。

 

 ダンヒルは「トータル・コーディネイト」を掲げることで、市場を取り込む決断をしたのでしょう。

 

 サッカーもそうですよね。

 

 プロとアマチュア問わず、選手には快適な服装でサッカーを楽しんでほしい

 そのためには、雨天でも気にならないスパイク素材の開発が必要ということでニットが最先端となる

 洗濯の頻度が高い、つまり乾燥が早ければ選手は楽できる、そこでドライフィットの登場

 

 というわけです。

 

 シャワーを浴びるのだから、ということで生まれたシャワー・サンダル

 身体をぬぐうバスタオル、スポーツタオルの企画

 

 も同様です。

 

 サッカーもトータル・コーディネイトを提案することで、ほかのブランドと差別化してきた、というわけです。

 

 今後はナイキやアディダスが、プロテインやギリシャ・ヨーグルトなど、食品メーカーと共同開発しても不可思議ではい気もします。

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曖昧な日本語の意味合い

2024-10-21 21:18:32 | 日記

 確か「ユンケル」だったと思いますが

 

 「世界で戦う日本人選手たち」

 「ユンケルは大リーグを応援しています」

 

 というアナウンスのテレビ・コマーシャルを流しているはずです。

 

 野球という競技は不可思議なことを言いますね。

 

 日本も米国も「ネイション」、つまり国家であって「ワールド」「グローバル」、日本語訳で「世界」と訳される言葉にはあてはまりませんよ。

 

 逆に米国を「世界」といい続けることは、むしろ

 

 野球という競技の閉鎖性

 世界規模で競技人口がないことを強調しているのではないでしょうか。

 

 ですからサッカーも

 

 「世界」で戦う日本人選手という表現ではなく

 

 欧州各国で奮闘する日本代表選手

 韓国リーグで場数を踏む選手

 ブラジル、アルゼンチンに出番を求める選手

 

 というように漠然とした「世界」という単語でまとめることを避けるべきでしょうね。

 

 ちなみにサッカーでも野球でも大概「身体能力」と解説者は表現します。

 

 これ、何を指しているのかさっぱりわかりません。

 

 アフリカ生まれの選手が、アジアの選手と比べた際に、先天的に筋力と背丈が上なことは致し方ありません。

 

 跳躍力なのか持久力なのか、はたまた俊敏性なのか。

 

 日本語が難しいのではなく、単純に表現の問題だとすれば、是正は不可欠でしょう。

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