ウクライナ代表は過去、ロット、ホマ、アディダスなど複数の企業と契約を交わしてきました。
そしてウクライナサッカー協会は、再度アディダスとの契約を発表し、新デザインのホーム・ジャージを公表しています。
おそらくワールドカップ2006において、ロットが契約先だったのは
同国の英雄、アンドリュー・シェフチェンコが、ACミランでロットを履き、ゴールを量産
2004シーズンのバロンドール受賞
という、パートナーシップの蜜月が大きく関与していたように感じます。
チェルシーに移籍したシェフチェンコは、ミズノと契約しますがチェルシーの諸事情により、結果的にリーボックを履くことになりました。
ウクライナ代表とホマの契約終了が、円満だったのかそれともアディダスが相当ねばったのか、定かではありません。
ただアディダスとしてはおひざ元であるドイツ代表がナイキを選んだことで
自分たちの立場は安泰ではない
たとえ中規模国でも、熱心にサポートする姿を見せる必要がある
と感じたのではないでしょうか。
フランス代表が2012年の欧州選手権からナイキを選んだ時も大騒動でしたが、ドイツ代表との契約終了は、それ以上でしたからね。
アディダスとしてはウクライナ代表の支援は、近未来への布石という意味合い、あると思いますよ。