塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アディダス、あの大物と和解が成立

2024-10-30 23:08:51 | 日記

 アディダスがカニエ・ウエストとの訴訟を取り下げ、和解案が成立したと発表しました。

 

 サッカーや陸上競技など、アスリートを支えるだけではなく、現在の在り方として

 

 歌手、俳優と商品を共同開発

 他社との共同開発

 

 は差別化を図るうえで必須ですから、大きな前進かもしれません。

 

 ただ、世界的大物と契約すると、当然財政はひっ迫する可能性もあります。

 

 エドウインとコンバース。

 

 日本市場ではいずれも破産した両社を、伊藤忠が買収して再建していますが、エドウインといえば日本を代表するジーパン企業です。

 

 1980年代のロンドンスリム

 1990年代の505

 2000年代の503

 

 という看板商品は、いずれも大ヒットであり、とくに505は昨年復刻し、ファンを驚かせました。

 

 サッカースパイクもアディダスのF50のように、再投入される場合がありますが、ジーパンは復刻版は大きな看板商品ですからね。

 

 そのエドウインが今でも大切にする「503」は、ブラッド・ピットがアンバサダーでした。

 

 実はボブソンも若きユアン・マクレガーを、ヴィンテージのライン「アース・カルチャー」で起用していますが、やはりエドウインがブラッド・ピットに提示した金額は、相当だったのではないでしょうか。

 

 この契約金、契約年数が無理な経営になってしまった、と勝手に推測しています。

 

 アシックス、ミズノが基本、海外選手ではなく日本代表選手を迎え入れるのも、契約コストの問題、つまりナイキに太刀打ちすることは無駄と考えるため、かもしれませんね。

 

 ですからアディダスはカニエ・ウエストとの契約は、市場をさらに開拓し、攻めていくという意味合いではないでしょうか。

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敵役が魅力的ならば

2024-10-30 20:38:48 | 日記

 ジェームズ・ボンドとスペクター

 シャーロック・ホームズとジェームズ・モリアーティ

 スパイダーマンとヴェノム

 

 映画やコミック、小説の世界では陰陽、つまり「イン・アンド・ヤン」は、脚本の基本です。

 

 主役が活躍することが当然

 しかし、敵役、悪役が輝くことで物語はもっと盛り上がる

 

 ことも当然ですね。

 

 日本映画でも同様で、ウルトラマンならばゼットンがそうですし、ゴジラならばキングギドラが相当します。

 

 僕は読んでいませんが、財団公認でシャーロック・ホームズを復活させたアンソニー・ホロヴィッツ。

 

 彼は「モリアーティ」と呼ばれる、ジェームズ・モリアーティに焦点を絞った作品を書いていますよ。

 

 映画とドラマになったハンニバル・レクターもそうでしょう。

 

 メッシとロナウドもそうですね。

 

 レアル・マドリードからすればメッシは不倶戴天である

 逆にFCバルセロナからすれば、ロナウドが同様である

 

 しかもお互い、その実力と鍛錬でほかの追随を許さず、基本互角の戦いを見せていました。

 

 これでプロサッカーが盛り上がらないわけありませんよ。

 

 J1でも有名外国籍選手を獲得することもそうですが、このような競った関係性を個人、クラブで築けるようになれば本物でしょう。

 

 それにはまだまだ時間が必要とも思いますが。

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大事な試合で番組がつぶれること

2024-10-30 20:31:11 | 日記

 フジテレビと日本テレビが、通常の番組編成を無視し、大リーグ中継を行うことに多くの批判があります。

 

 マスメディアは政治家や森保一日本代表監督に

 

 「責任を取りなさい」

 「丁寧な説明を果たしていません」

 

 ときつい口調で批判します。

 

 でも彼らは自分たちの行っている取材方法や番組提供に、何ら問題はない、改善点や取材対象を不愉快にしていはいないと思っているのでしょうか。

 

 だから不満を持つ、通常の番組編成にしてほしい世代に、丁寧な説明はしていないと思いますが。

 

 ワールドカップ本番、アジア最終予選も同じなんでしようね。

 

 僕たちからすれば、ホームの戦いだけてもテレビ観戦できることはありがたい。

 

 しかし、一方で

 

 サッカーの試合で、本来の番組が流れていることも確か

 サッカーに関心がない方からすれば、それは不愉快だ

 

 ということになるのでしょうから。

 

 僕は衛星テレビの契約も、ダ・ゾーンの入会方法もわかりません。

 

 しかし、今後は視聴者が見たい番組をより個別に、お金を支払う形で視聴する方法が採用されるのでしょう。

 

 少なくとも野球の延長突入で、ドラマの録画をやり直しという1990年代の風景は、過去の代物になると思いますね。

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野球になくサッカーに存在する方式

2024-10-30 20:22:56 | 日記

 NBAはNBAファイナル

 NHLはNHLスタンリーカップ

 NFLはNFLスーパーボウル

 

 そしてMLSもMLSカップがありますが、バスケットボール、アイスホッケー、アメリカン・フットボール、そしてサッカー。

 

 北米にあるプロリーグの頂上決戦は、リーグ名が冠となり基本的には「米国内で一等賞のクラブとチームを決める」

 

 形です。

 

 しかし、MLBはMLBという冠すらなく「ワールドシリーズ」ですね。

 

 以前にもお話しましたが、米国はあくまでネイション、国家でありワールドとかグローバルと呼ばれる、世界、世界規模には到底なりえません。

 

 僕以外のサッカー好きからしても、よくわからない、心理的にどうなのかと考えさせるネーミングではないでしょうか。

 

 UEFAチャンピオンズ・リーグはあくまで、UEFAに加盟している国々で、最高のクラブを決める大会です

 AFCチャンピオンズ・リーグエリートは、西アジアと東アジア、東南アジアなど多岐にわたるアジアの地域で包括的に行われます。

 

 確かにFIFAクラブ・ワールドカップ、スーパー・ワールドカップは

 

 お金という利権が大きくものをいう

 新規のファンを開拓したいFIFAの陰謀

 そこには力を持つUEFAをけん制

 

 という意味合いが当然含まれます。

 

 しかし、各大陸の王者が出そろい、統一王者を決めるという形は、利権を考慮しても意味はありますよ。

 

 アジア王者が南米と北中米の王者を真正面から戦い、勝利できる事例は多々できています。

 

 地政学的に野球は、アフリカと南米、デンマーク領のグリーンランド、アルゼンチン領パタゴニアという、僕たちがへき地と呼ぶ地域では、まず関心も興味もない世代が圧倒的でしょう。

 

 その点を考えてみても、ある種大リーグに熱狂する日本は、特別なのかもしれませんね。

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