塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

カメラの発展とワールドカップ

2024-10-20 22:41:04 | 日記

 文春文庫「キャパの十字架」では、ライカとローライフレックス、2種類のカメラが登場します。

 

 僕は写真についてさっぱりわかりませんが、少なくとも

 

 ライカがドイツを代表するブランドであること

 ニコン、キャノンなどカメラ市場で大きな名声を誇るブランドの存在

 デジタルカメラは、スマートフォンがこれだけ普及しても、根強い人気がある

 

 ことくらいはわかります。

 

 そしてカメラの発展と技術革新があったことが

 

 FIFAワールドカップにおける報道の重要性を高める

 カメラマンが惜しみなくシャッターを切ったからこそ、名場面、選手の表情と葛藤が今に残る

 

 ことも同様ですね。

 

 僕たちはワールドカップを注目する際に

 

 アディダスが手掛ける、公式球の進化

 アンブロが1966年に記録した、16代表のうち15代表のスポンサーとなった、市場占有率

 どの国が優勝するか

 

 など、ある意味で決まった固定観念を持っています。

 

 しかしワールドカップには、選手のプレイを「読む」楽しみもあれば、被写体として美しい選手たちを眺めることもありますね。

 

 日本人が初めて関心をよせたであろうワールドカップ1994。

 

 この大会には、あのロベルト・バッジョと彼の履くイエローラインのディアドラが、多くの写真に残されています。

 

 それは日本人にとって、より印象と強くしているのではないでしょうか。

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布陣変更は度胸がいりますが

2024-10-20 20:53:11 | 日記

 2008-09シーズンから、インテルミラノの指揮官となったジョゼ・モウリーニョ。

 

 就任時から十八番の4-3-3を採用するも、どうも思うようにいかないことを察し、選手たちがすでに経験している

 

 4-3-1-2の採用に踏み切る

 この方針変更により、ブラジル代表のマンシーニとポルトガル代表のリカルド・くアレスマは居場所をなくす

 これは、新シーズン補強の目玉であった両選手に、事実上の戦力外という厳しい形となる

 

 思い切りの良さを見せます。

 

 モウリーニョはマスメディアの批判に対して

 

 「4-3-1-2は私、そしてロベルト・マンチーニが生み出したものではない」

 「マスメディアは都合の良い形で私を批判する」

 

 と冷静に分析します。

 

 実際モウリーニョは、ここまで4-3-3が機能しないとは考えていなかったと思いますよ。

 

 そこには当然、ズラタン・イブラヒモビッチ、キャプテンのハビエル・サネッティという素晴らしい選手がいたわけですが

 

 1・チェルシーからフランク・ランパードを獲得したかったが、失敗する

 2・中盤の底に適切な人材がおらず、パスが回らない

 

 という誤算もありましたが。

 

 それでもスクデットを獲得するために、進路変更を果たしたことは、モウリーニョが勝負師と称えられる要因といえますね。

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ホームのみで戦うことはどうなのでしょうか

2024-10-20 20:42:19 | 日記

 僕の父は横浜ベイスターズのファンのため、毎日野球中継を見ています。

 

 ただ以前にもお話ししましたが、

 

 6チーム、6チームで運営するリーグにおいて、そもそもプレイオフは必要なのか

 順位が低いチームは、すべての対戦を上位チームの本拠地で戦う必要がある

 サッカーだろうが野球だろうが、必ず「敵地」で戦うことは必須のはずが、それすらできていない

 

 という点はいかがなものでしょうか。

 

 マスメディアは順位の低いチームが、極端なまでに不条理、(上位チームには1勝というアドバンテージすらありますから)を被っている。

 

 この点を承知しているからこそ、むやみやたらに

 

 「下剋上を達成」

 「これぞプレイオフのだいご味」

 

 と叫びますが、是正は不可欠という論調にはならないのですね。

 

 プロサッカーもいびつさはありますよ。

 

 代表選手に招集されても、一向に出番が回ってこない面は多いですし、指揮官は簡単に解雇通告を受けます。

 

 オーナーシップの限界

 優勝から見放されたクラブは、常にファンから批判される

 

 事は日常ですからね。

 

 ただ、どんな形でもホームとアウエーで戦う、この形は決して変化がありません。

 

 だからこそ日本代表が、インドネシア代表、中国代表と敵地で対戦する際は緊張する、という形になるわけですから、

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監督に信念は必要ですが

2024-10-20 20:35:35 | 日記

 俳優ダニエル・デイ・ルイス最後の出演作「ファントム・スレッド」

 

 この作品のために彼はイタリアに渡り、名門スティファノ・ベーメルの門をたたき

 

 仕立て靴を制作する実習に励む

 監督から指名された役柄が、英国屈指の名門テーラーということもあり、仕立ての場面に起用に応じる

 

 事でも注目されました。

 

 この映画を視聴した方はご存じでしょうが、ダニエル・デイ・ルイスが演じる主人公は

 

 自分のペースが崩されることをとにかく嫌う

 恋人のアルマが、サプライズでディナーを用意して招き入れても、それすら受け入れられない

 

 という、几帳面を通り越した、ある意味で偏屈、頑固なんですよ。

 

 例えばサッカーでは、

 

 自分の思い描くサッカーの概念が監督の信念でもある

 その信念を曲げてまで、契約にしがみつくことは嫌だ

 

 という指揮官がいます。

 

 ただAC長野パルセイロと対戦したFC琉球が、退場者を出したために勝ち点1を目指す、指揮官が予定を崩すことを余儀なくされた。

 

 という事例もあるように、審判の判定、選手のケガ、天候は指揮官の力ではどうしようもありません。

 

 融通という言葉を飲み込むべきか

 自分の信念と最後まで心中する決意なのか

 

 おそらく鬼木達監督が退任するのは、自分の信念、そして成績が今季は最低だった、この両面があるのでしょうね。

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