文春文庫「キャパの十字架」では、ライカとローライフレックス、2種類のカメラが登場します。
僕は写真についてさっぱりわかりませんが、少なくとも
ライカがドイツを代表するブランドであること
ニコン、キャノンなどカメラ市場で大きな名声を誇るブランドの存在
デジタルカメラは、スマートフォンがこれだけ普及しても、根強い人気がある
ことくらいはわかります。
そしてカメラの発展と技術革新があったことが
FIFAワールドカップにおける報道の重要性を高める
カメラマンが惜しみなくシャッターを切ったからこそ、名場面、選手の表情と葛藤が今に残る
ことも同様ですね。
僕たちはワールドカップを注目する際に
アディダスが手掛ける、公式球の進化
アンブロが1966年に記録した、16代表のうち15代表のスポンサーとなった、市場占有率
どの国が優勝するか
など、ある意味で決まった固定観念を持っています。
しかしワールドカップには、選手のプレイを「読む」楽しみもあれば、被写体として美しい選手たちを眺めることもありますね。
日本人が初めて関心をよせたであろうワールドカップ1994。
この大会には、あのロベルト・バッジョと彼の履くイエローラインのディアドラが、多くの写真に残されています。
それは日本人にとって、より印象と強くしているのではないでしょうか。