塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

2024年ドラフト会議を観ながら

2024-10-24 17:55:19 | 日記

 TBSテレビ系列で、プロ野球ドラフトが公開され、僕も先ほどまで視聴していました。

 

 日本野球独特の表現「外れ1位」は、当然Jリーグの補強には該当しませんが、いやな言葉だと思いますよ。

 

 本来希望した投手、野手が獲得できなかった

 その穴埋めが君だ

 

 という、仕方のない穴埋めという感覚が、言葉から漂ってきます。

 

 また解説が盛んに「身体能力」という言葉を用いています。

 

 サッカー、野球、テニス、アイスホッケーに陸上など、競技によって重要視される身体の効果的な使い方は、異なると思うんですね。

 

 ですから開設者は漠然と「身体能力」という言葉を用いても仕方がなく、この筋力が不可欠だというもっと適した表現、あるのではないでしょうか。

 

 ちなみにサッカーもテニスも、コートチェンジ、ハーフタイムにおける給水と体力の回復、コーチとの戦術確認が最も重要である点は、共通していると僕は考えていますが。

 

 当然J3のほうがJ2,J1と比較した際、提示される報酬額が少ないですし、専用練習場がないことも多々あります。

 

 ただ、「くじ引き」「テレビで自分の人生が中継される」という、ある種のお飾りではなく、自分の意思、両親や教師と相談して進路を選ぶことはできますよね。

 

 僕はやはりサッカーは、ほかの競技と比べても、断然興味深いと思えることが昨今増えてきましたよ。

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車にも格付けがありますが

2024-10-24 11:23:57 | 日記

 米国のマイアミに暮らすデイビッド・ベッカム。

 

 彼はマクラーレンという、高級車に乗車しているといいます。

 

 ただ、高額報酬を得ている選手、引退した選手が高級車を購入している事例は多いわけですが、選手が皆、運転が巧みというわけではないでしょう。

 

 フォーミュラー1のドライバーも、サーキット場ではなく一般道を運転する際は、きちんと速度制限を遵守し、気楽な運転を味わっていると聞きました。

 

 選手がスピードを好むのは、それだけ選手としての重圧を、車で晴らしたい、運転席という完全にプライバシーが保たれる場所が快適、という形かもしれませんね。

 

 監督にもクラブの格付け、名声、成績との相性があるとお話ししました。

 

 それは選手と購入する車にも同じことが言える気がします。

 

 同僚があの高級車を購入した

 俺も同じ金額を使おうかな

 

 と思うことはあるでしょうが、、案外僕のように小型車で十分だよと思う選手、多いのではないでしょうか。

 

 講談社で連載された塀内夏子の作品「Jドリーム」

 

 第1章で三菱自動車のアマチュア選手、本橋譲治が

 

 プロとして年俸4000万円が提示される

 しかし、彼はその提示を保留する

 その背後では若い選手が「俺はポルシェを買うぞ」「いいや、自分のとこの車を買えよ」と笑いあっている

 

 生まれた瞬間からプロ

 アマから生き残った自分

 

 その明暗が車に描かれている場面は、非常に秀逸ではないでしょうか。

 

 連載は確か、ナビスコカップ初回の1992年に始まったと記憶しています。

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フォードがマスタングで得た試み

2024-10-24 11:11:31 | 日記

 それに乗ると、彼はやってくる

 

 この台詞は、2005年でしたかフォードが、自社の看板商品「マスタング」を改良、発売した際のものです。

 

 映画「ブリット」において、主役のスティーブ・マックイーンの素晴らしいカーチェイス

 車は結果的に大破するが、観客には大きな印象を与えた

 そのことを見越して、フォードは新作発表のCMにおいて、当時のマスタングの憧憬をたくみに取り入れる

 

 という、新規のファンと過去のファンを同時に満足させたのですね。

 

 前回、アストン・ビラの話をしました。

 

 1982年のUEFAチャンピオンズ・カップ時代、彼らはヒュンメルと契約していました。

 

 そして数十年の歳月が流れ、再度ヒュンメルと契約が決定した際、どこかノスタルジーあふれる広告を掲載したものです。

 

 アディダスと横浜Fマリノスが再契約した際、どこか安堵したファンが多かったのは

 

 ナイキが悪いわけではない

 ただ、アディダスが良く似合うクラブだ

 

 という、観点だったのではないでしょうか。

 

 ヒュンメルはレアル・マドリードのスポンサーでしたが、さすがにアディダスと同じ金額と契約年数の提示はできません。

 

 ただ、古いファンはアディダスよりも、ケレメやヒュンメルの時代がよかった、と慮るのではないでしょうか。

 

 単なる回顧主義ではない、人間本来の温かみがそこにはある気がします。

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アストン・ビラの正解を考えて

2024-10-24 11:05:57 | 日記

 FAプレミアシップのアストン・ビラ。

 

 1982年にUFEAチャンピオンズ・カップ優勝

 イングランド第2の都市、バーミンガムに本籍があり、バーミンガム・シティよりも知名度が高い

 

 という、なかなか存在感のあるクラブです。

 

 近年は降格もありましたが、ウナイ・エメリの指名が最高の結果となります。

 

 こうしてみますとエメリのように

 

 中規模クラブの陣頭指揮こそが最適に人間がいる

 アーセナルとパリ・サンジェルマンよりも窮屈ではない

 

 という人間性が見えてくるきがしませんか。

 

 彼はセビージャ時代、UEFAヨーロッパリーグを3連覇しています。

 

 ある意味、実力が接近しているこの過程を勝ち抜き、3連覇することは容易なことではありませんよ。

 

 ですからアストン・ビラは、良い指名をしたと思います。

 

 Jリーグはプロ野球とは異なり

 

 クラブ出身者が常に指揮官にはならない

 外国籍の指揮官に声をかけることもある

 

 点で、視野は広いと思いますよ。

 

 ただ、今後は欧州のように、ビッグクラブ向き、残留請負人、昇格請負人、中規模クラブ担当、という細分化が不可欠な気がします。

 

 その点も監督の特色であり、同時にクラブの特色であるからですが。

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ハンジ・フリック、名声の復活か

2024-10-24 00:22:54 | 日記

 今夏よりFCバルセロナの指揮官となったハンジ・フリック。

 

 ドイツ代表では日本代表に2度敗北し、その立場を追われましたが、バルセロナでの評判は上々の様子です。

 

 逆に言いますと、それだけ指揮官の立場と名声は、流動的ということでしょうか。

 

 ハンジ・フリックは、ドイツ代表監督においてはじめて任期途中で去った人物とされています。

 

 その一方で

 

 クリストフ・ダウム バイエル・レヴァークーゼンでの実績を軸に、代表監督に推挙されるもコカインの陽性反応で白紙となる

 エリッヒ・リベック 欧州選手権2000において、最終ラインの軸に39歳のロタール・マテウスを指名し、撃沈

 

 という、ドイツ国内を紛糾させた指揮官もいます。

 

 それはヨヒアム・レーブという参謀が横にいなければ、2006年ワールドカップで3位になった、ユルゲン・クリンスマンも同様だった可能性はあります。

 

 そのレーブも、2017年のFIFAコンフェデレーションズ・カップで優勝した一方、本番のワールドカップ2018では、予選ラウンドで敗退という失態を犯してしまいました。

 

 指揮官がどんなに主力の高齢化、体調問題、戦術を考慮し、強化してきたとしてもやはり完全な準備はないのですね。

 

 ちなみに欧州選手権2004で優勝したギリシャ代表の指揮官、オットー・レーハゲルもドイツ生まれです。

 

 しかし、彼の代表監督就任はファンが納得しなかったでしょうから、ある意味で無難だったのでしょうか。

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