大谷翔平の50号本塁打のボールが、円に換算して6億6千万円で落札されました。
ここには大リーグ初の「50本塁打と50盗塁」という付加価値もありますから、ある意味で倍々になったのでしょうね。
今は野球だけでなく、サッカー、バスケットボール、アイスホッケーなど多くの競技でトレーディング・カードがあります。
このルーツも野球ですし、黎明期のカードの希少品はけた違いの価値がありますから、一攫千金の夢があるのでしょう。
日本でもカルビーの野球チップスがなければ、Jリーグチップス、日本代表チップスはなかったかもしれません。
このように、野球では
記念ボールをオークションにかける
おまけを試合で配布する
おまけを付けて商品の販売促進を促す
ことが多い一方、サッカーやラグビーでは概念としてない気がします。
ラグビーは現在でもアマチュア精神が近いですから、商業的見解が皆無なことはわかります。
サッカーはコパ・アメリカという大陸選手権、FIFAワールドカップという世界選手権の歴史が長く、商業主義の観点はあったと思いますが。
ただ拡大傾向の国際試合が懸念されるようになったのは、比較的最近のことでオークションよりは、クラブと代表のワールドツアーという形が見受けられます。
野球ではガムをかむ習慣が多く、そのガムにおまけを付けることは、理にかなっていたのでしょうね。