塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ダークホースの存在

2010-09-28 18:09:05 | 日記
 長友のチェゼーナがホームでナポリに破れ、その勢いに陰りが見えてきましたが、スペインではエルクルスが完全に

 「台風の目」 
 となっています。

 先日のセビージャ戦でもダヴィド・トレゼゲが2ゴールと結果を残し、バルセロナやマドリー以上に注目を集めるようになっています。

 結果セビージャの指揮官アントニオ・アルバレスはその座を追われ、トレゼゲは近いうちにフランス代表に再召集される可能性もあるでしょう。
 
 ウマのあわないレイモン・ドメネクが去った上、ニコラス・アネルカの長期出場停止とティエリ・アンリの代表引退が、トレゼゲの再召集に追い風になるでしょうし、カリム・ベンゼマとアンドレ・ジニャクにとっても、トレゼゲの存在は良い手本になるでしょう。

 スペインで現在首位にたっているのバレンシアです。

 ふたりのダビド、ビジャとシルバそしてジキッチを放出したことで、深刻な財政難でも彼らの異積金で一息つけたのかもしれません。

 またヘタフェから移籍したロベルト・ソルダードが、早くもクラブに馴染んでいるようですから、上位争いは2強だけでなくこのバレンシアとエルクルスも関わってくるでしょう。

 J1がグランパスエイトとセレッソの躍進でいささか新鮮味を増したように、ダークホースが暴れると俄然そのリーグは盛り上がりますね。

 僕はインテルのファンですから1年でも早く星の数が「2」になって欲しいですが、今のインテル1強の時代が数年先まで続くとは思っていません。

 ミランの存在は非常に不気味であり、彼らが2011シーズンのイタリア王者に輝いてもおかしくないと思っています。
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古巣、かつての同僚との再会

2010-09-28 17:53:26 | 日記
 僕は今のスーパーで働くまでに、料理屋と本屋で働いていた事があります。

 でも僕と同様にそれらを離れて別の道を歩んでいる人間もいるわけです。

 そうした昔の同僚や同級生と偶然出くわしても、僕自身声をかけることが憚れるので、僕から声をかけることは多くありません。

 僕自身幾つか仕事を変えていることが恥ずかしくもあり、同時に他人のプライベートを覗き込むような真似はしてはいけないと思うからです。声をかければ「今」の状況にどうしても話が及びますから。

 ですので移籍が日常茶飯事のサッカー選手たちは、かつての同僚や古巣と対戦する時、どんなことを思い描いているのだろうと、考える事があります。

 ミランに移籍したイブラヒモビッチが
 「インテルの黄金期はオレが入団した時から始まったんだ
  彼らに感謝される覚えはあっても、罵声を浴びる覚えは無い!!」

 と古巣インテルファンからの野次に、真正面から反論したのは最もですし、熱烈なインテルファンからすれば、イブラヒモビッチ、そしてロナウドがとった行動は

 「恥さらし」
 以外の何物でもないわけです。

 昨シーズンのチャンピオンズ・リーグでアンリがアーセナル、ベッカムがユナイテッドと移籍後初めて対戦しましたが、「敵」の人間としてアウェ-側のドレッシングルームを使う事に違和感があったでしょうし、ふたりのように在籍当時の活躍をファンが拍手で認める例は、世界的に希少といえますからね。

 ひとつのクラブで現役を終えることが困難な今、僕のような恥ずかしがりやはサッカーの世界で生きていけないでしょう。

 どんな時でも胸を張って堂々と歩んでいく。

 その姿勢が逆に古巣のファン、今のクラブのファンの両方から慕われることに繋がるかもしれません。
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所詮サッカーという考え

2010-09-28 13:03:04 | 日記
 僕は時々こう思うんです。

 「所詮はサッカーじゃないか。」

 こう思うと気が楽になって敗戦の痛手が和らぎ、選手獲得に無謀とも言えるお金を費やすことが無くなる気がします。

 先日
 「サマースーツを買う予定です。」

 とブログ内でお話しましたが、実際購入して直しも終えています。

 ちなみにお値段も1万円以下と申し分無しです。

 でもこのサマースーツ、色が黒にペンシルストライプという夏向きの色彩ではなかったんです。

 「形も機能も申し分ないが、色だけがどうも。」

 悩みましたが
 「所詮服だから」

 と僕は考えているので、クレジットカードを使わずその場で支払いを済ませました。

 サッカー関係者、即ち僕たちも
 「所詮サッカーはサッカーじゃないか。」

 とどこか胸のうちで呟くと、心に寛容さが生まれます。これは非常に大きなことだと思います。

 リバプールやユナイテッドは借金と利子の返済がままならず、チェルシーも選手の乱獲から抜け出そうとしています。

 インテルもフリーの選手や若手の抜擢を重要視しはじめ、バルセロナのように育成に優れたクラブは、今世界中の羨望の的です。
 
 サッカー界がどこか歪んでいるのは、バイエルンのように健全経営を行っているクラブは賞賛されて当然なのに

 「ケチくさい、だからスタープレーヤーがいないんだ。」
 と揶揄されることがある事です。つまりファンも経営者も、クラブは借金をしていて当然とどこか思っている。ですからこの考えがまかりとおる限り、破産するクラブはこれからも増えてゆくでしょう。

 所詮サッカーでいいじゃないですか。

 自分のクラブが破産して塵となるよりも、スターがいなくてもそこに行けばクラブがある。

 そんな日常の方が楽しいですよね。
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パルセイロの売店について

2010-09-28 12:45:56 | 日記
 僕はパルセイロの試合を見るとき、必ず水筒と弁当を持参しています。

 それは僕が
 「クチなこと」
 「試合中飲み物と食べ物を買うため席を立つ事は、選手とゴール裏の皆さんに失礼だから」

 です。

 中には携帯電話をいじったり、友人とのおしゃべりに熱中している方もいますから、これらはメインスタンドで観戦して僕らが改善すべき姿です。

 かつてはパルセイロには売店(食べ物、グッズの両方)がなく、飲み物も自販機で買うしか方法が無かった。ですから売店が存在することだけ、クラブの運営に「気配り」が生まれた証拠といえます。

 でも毎日スーパーで食品を眺めている僕からすれば
 「透明タッパー」

 に入って売られている食べ物は、どれも代わり映えしないですね。味がどんなに良くても、美味しそうと思っても、どうも食指が働かないんです。

 コストがかかってしまうのは百も承知でいいますが、
 「器」を変えるだけで料理の印象はかわりますから、リサイクルしやすい素材や長野らしさを訴えるタッパーだと、僕のような弁当持ちでも喜んでお金を払うでしょう。

 ちなみにパルセイロが新スタジアムに将来移転したならば、売店の皆さんが「火」を使って料理ができるかが、大きなポイントになると思います。

 僕のスーパーでも夏は花火を売りますが、抱える在庫や安全面を消防署が視察しているようなんです。

 いわゆる「消防法」というものです。

 ですので寒い時ファンに暖かい料理を提供するには、火力が不可欠ですし、周囲との兼ね合いも含めますと「火」の問題はスタジアム問題で避けて取れないと言えます。

 新しいスタジアムが出来た場合、どんな形でファンが飲食できるかはわかりませんが、寒い時に暖かい食べ物が食べられたなら、これは本当に嬉しいですからね。
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アディダスは広告塔を変更するか

2010-09-27 01:45:19 | 日記
 先ほど「やべっちFC」を見ていると独ビルト紙の採点表が公開され、1位に輝いたのが香川真司でした。

 テレビ局も香川の特集を組むなどドイツ国内でも注目の的ですが、彼の活躍に笑いが止まらないのはドルトムントだけではありません。

 彼のサポートをしているアディダスも、目を細めているに違いありません。

 香川は当初ミズノのスパイクを使用していましたが、セレッソのテクニカル・スポンサーがミズノだった関係が大きかったのかもしれません。

 しかし今彼の活躍はアディダスが支えている。

 僕がミズノの担当者だったら、香川の活躍を喜ぶと同時に契約を更新できなかったことを、無念に感じていると思います。

 日本でアディダスの顔と言えば中村俊輔であり、セルティック時代から多くのアディダスのCMに出演してきました。アディダスがメッシとビジャを広告塔に起用した最新のF50も、日本は中村が招かれ大々的にアピールしました。

 でも香川の活躍を見て、アディダス・ジャパンが中村と香川の世代交代を考えてもおかしくはありません。

 かつては単独で起用されていた中村も、2009年ごろからはカターニャの森本と、FC東京の平山と共同で広告に出演していました。(今平山はミズノと契約をしているようです。)

 現在のメディアへの露出度、そしてアディダスのお膝元のドイツで活躍していることを考えれば、香川が日本を含むアジア市場でアディダスの顔になるかもしれません。

 その一方でカズのように、プロになって以降常にひとつのブランド(この場合はプーマ)だけを選択する選手もいます。

 選手の契約に僕らが口を挟むことはできませんが、選手の履くスパイクを眺める事は、僕にとって大きな楽しみなんです。
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