塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

自意識過剰がそぎ落とされるとどうなるのか

2015-11-24 00:57:56 | 日記
 人生およそ40年。

 過去を振り返ると高校時代は金もないのに、自意識過剰でしたね。

 とにかく服装には注意していましたが、雑誌の影響を受けすぎてむしろ不格好でしたし、隅々まで読んでいましたから、デザイナーやブランド名ばかり吸収してしまい、頭でっかちでした。

 でも、今はその自意識もずいぶん収まったように思います。

 例えば数年前ならば、闇雲にスーツやブレザーを買っていましたし、一つのサイズに固執しすぎて手入れもお直しも怠っていましたが、現在は

 「手入れと手入れ用具の大切さ」
 「いつくしんで着ること」

 の大切さがわかってきました。

 英国で老舗の仕立て屋、例えばヘンリー・プールやハンツマンが営業面で苦戦しているのも、顧客が最初に購入した際、当たり前ですが上等の生地であつらえているために、長年愛用している、つまり来店の目的が

 新品の購入ではなく、修繕のため

 にあり、儲からないのです。
 
 また、彼らは傍目にはわからない、自分だけがわかる生地の濃淡、ストライプの具合というように、ほんおわずかな細部の違いで装いをします。

 彼らは極上の服装をしていますが、周囲からの

 「いつも同じ格好だ」
 「何で違う色彩を好まないのか」

 という疑問点を問題と認識しないわけです。

 日本の雑誌がマロンやブラックのスーツを提案し、シャツにタブカラーやラウンド・カラーを喚起するのも、誌面がいつも同じでは意味がない、またテーラーが儲かるための策でもあるのです。

 でも、僕としてはこの英国の発想、凄く洒落ていると最近は感じるようになりました。
 
 ですからサッカーでも、流行に左右されず、いつも自分が履きたいスパイク、馴染んで新しいデザインに履き替えることを好まない選手は実はすごく素敵な選択をしていると思います。

 ナイキでいうとロナウドはすぐに新作をまといますし、かつてロナウジーニョが自身のブランド「R10」を持っていましたし、サイクルという観点から言えばスパイクの流通はすごく早くなりました。

 でも、一足に固執して大切にする選手がいても良いですよね。

 
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自分のレベルよりも高みを目指す楽しみ

2015-11-23 18:42:37 | 日記
 両親とともに家の掃除、後片付けを終えた僕は、書店で英検準1級の教本を買ってきました。

 正直、「歯が立たない」ですね。

 2級と比べてみれば、J1とJ2の差はきっとこれくらいあるのだろうな、ましてやJ3ではもっと違いが明らかになるな、と感じるくらいの手ごわさです。

 でも、むしろ

 「いやあ、やる気が生まれるね」
 「子の教本に食らいついてみようか」

 という気持ちのほうが強いのですが。

 ボスマン判決の後、アヤックスは主力の移籍が相次ぎ急速に弱体化が始まりました。

 オファエルマスルやリトマネンがアヤックス。レイツイハー、クライフェルトがミランというように、移籍先は当然のような名門でした。

 しかし、フランク・でブールとロナルド・デブールは移籍話が思うように進まず、アヤックスとの溝が深まってしまいます。

 両選手はメディアに

 「僕たちはアヤックスに感謝しているさ」
 「ただ、オランダですべきことを全て行った。だからスペインに行きたい」

 と選手としてごく当たり前の意見を述べていました。

 でもアヤックスも彼ら、そしてファン・デルサルにも移籍されては、クラブの体を維持することができなかったわけですから、必死だったのです。

 僕も彼らも、自分が歯が立たないであろう出来事を、練習し、間違いを犯しながら上達していきたいという思い。

 それが「やる気」に源になっています。

 仕方なくオランダに残っては、ファンにも失礼ですしね。

 僕もしばらく、間違いを赤字で修正しながら教本を付き合います。
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南長野を断念した結果

2015-11-23 12:40:10 | 日記
 「お前は糞野郎なのか!!家でやること、腐るほどあるだろうが!!」

 両親からの罵声に耐えられず、今日のゼルビア戦は断念した次第です。

 もう弁当と水筒も用意してあったのでが、雨模様ではない、まずますの天気ですし、ゼルビア関係者も含めてきっと今頃南長野では、応援合戦が繰り広げられていることでしょう。

 サッカーに限らず、多くの事柄が

 「次もあるさ」
 「何とかなるよ」

 と自分に言い聞かせない限り、都合がつかないときがあります。

 でも、次はないですよ。

 特に今季最終節、今の選手たちが一堂に集うのはこれが最後ですし、衛藤監督も公式ホームページでは公開されていませんが、既に退任を漏らしているとのこと。

 バレーのような屋外競技でも、常に同じ条件で試合はできません。

 屋外競技であるサッカーは、よりその日の天候で見えてくる景色が違いますし、座席の角度でもその違いが明らかです。

 僕は幾度も観戦していますから

 「今日と同じ試合は1試合もない」
 「だから、観戦できる試合は尊いものだ」

 と思えます。

 でも、それ以外、無関心の人間は

 「サッカーの試合は何試合もある」
 「ならば今日は断念しろ」

 になるのでしょう。

 ちなみに僕は両親が出かけることに一切口出しはしません。

 ええも彼らは僕の外出によく口出しをします。

 これも居候の役割かもしれませんが。
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僕は居候であるという心境を胸に

2015-11-23 01:30:46 | 日記
 僕は長男ですが、むしろ「居候だな」と感じています。

 40歳、独身、友人、恋人いずれもなく安月給。お化けのQ太郎も大食いですが、U子さんという恋人と愛嬌たっぷりですからね。

 例えが古いのは重々承知していますが、自分を笑いの題材にすると、誰も傷つけることなく笑いを誘導できる利点もあります。

 サッカーではマンチェスター・シティのように

 「自分たちは日陰の存在」いそ
 「1999年のユナイテッドの3冠は、確かに劇的だった」

 と、斜に構えるファンとクラブがあります。

 彼らを買収したシェイク・マンスールが、どうしてシティだったのかはわかりませんが、それ以前の彼らはテクニカル・スポンサーがころころ変わり、同時に選手と監督もころころ変わるという印象でした。

 シティが

 「俺たちは本気で強化する」
 「今までとは違う」

 という意思表明を見せたのが、ロビーニョを獲得してからです。

 それまではロビー・ファウラーにニコラス・アネルカと知名度はあるが、どこかピークを過ぎた印象を持つ選手がシティに在籍していました。

 それでもロビーニョ以降では、マンチーニがGKをジョー・ハートに切り替え、シルバとナスリなど現在でも主力となる選手を加え、スカッドを強化しアグエロの入団で確固たる核ができました。

 テヴェスにジェコと、クラブとの折り合いがつかなくなった選手は移籍しましたが、サパレタのようにクラブのために汗を流す選手もいます。

 シティは本当にマンチェスター近郊で愛されていたわけですが、どこかマンチェスターの居候で、主は赤の銀団という印象でした。

 でも、資金とブランド力をどんどん縮小している今、シティは近い将来、アカデミーも含めてユナイテッドを凌駕する気がします。
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良い夫婦の日で紹介されたJリーグの選手たち

2015-11-23 01:18:57 | 日記
 「ご亭主との折り合いはどうですか?」
 「どうしたの急に?」
 「いやあ、今日が良い夫婦の日ならば、独身サイコーという日があっても良いのではと思いましてね。」

 とまあ、こんな形で職場を茶化した昨日でしたが、やべっちFCの前に「すぽると」でJリーガーとその妻の特集があるので見てみました。

 宇佐美とその夫人である蘭さんは、最近特集されることもあり、みなさんもお馴染みだと思います。

 最終節の神戸戦を終えた後のセレモニーで引退を公表した鈴木啓太の奥さんが畑野浩子さんであることも有名ですが、FC東京のサイドバック、徳永の奥さんも美しい方でしたね。

 3季連続得点王のフロンターレ大久保が

 「今日ですか?何の日ですか?」

 と記者に聞き返していたのか、彼らしくでなんだか吹き出してしていまいましたが。

 こうしてみますと、やはり洋の東西とわず、40を迎える男女が独身というのは

 「人間的に問題がある」
 「馬鹿野郎だな」

 と指摘を受けても仕方がないものだと痛感しました。

 交際から結婚に至ること、それは運であり、「縁」だとも人は言いますが、それはおそらく僕のような間抜けを諭すための体の良い言葉なのでしょうか。

 恐らくみなさんも「ライン」を使用しているのでしょうね。

 僕がラインと聞いて感じるのは、フラット3.フラット4という守備における

 「ライン・ディフェンス」

 になります。

 独身で友人も恋人もいないというのは、祝儀と祝儀袋を案することがないという利点もありますが、川柳でひどい結婚生活を知らされている世の中からみれば、この特集はまさに

 「桃源郷」

 かもしれません。

 徳永の奥様は、絶対に重いものを持たせない、腰に負担をかけさせないと語っていたくらいですから。
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