塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ディディエ・デシャンという稀有な男

2022-02-27 21:20:26 | 日記
 ディディエ・デシャンはまさしく「勝利の男」です。

 それは指揮官としてワールドカップ2018で優勝したから指摘するわけではないのです。

 選手としても知られた存在であるデシャンは

 1・マルセイユでリーグ優勝と無効となるが1993年のUEFAチャンピオンズ・リーグで優勝
 2・ユヴェントスでリーグ優勝とUEFAチャンピオンズ・リーグ、そして1996年のトヨタカップで優勝
 3・代表選手としてワールドカップと欧州選手権で優勝
 4・指揮官として2010年、マルセイユをリーグ優勝に導く
 5・2007年、セリエBで優勝し、ユヴェントスを1年でA復帰に導く

 こんな指揮官他にいませんよね。

 もしデシャンが2004年に率いたASモナコでチャンピオンズ・リーグで優勝していれば(結果は準優勝、優勝クラブはホゼ・モウリーニョ指揮下のFCポルト)選手としても指揮官としてもワールドカップ優勝だけでなく、チャンピオンズ・リーグでも同様の出来事を成し遂げます。

 また2016年の欧州選手権も同様で、準優勝でなければと思いますよね。(優勝がポルトガル代表)

 デシャンがあらゆる面で勝負師と思えるのは、初めて指揮官として采配を振るう2014年ワールドカップの直前、代表選手たちにはせmて50キャップは欲しいと、場数の大切さを訴えていたにもかかわらず、2018年は「逆説」で勝利したことです。

 トマ・ルマールにバンジャミン・パバール。そしてキリアン・エムバッペ。

 大舞台でまだ実績のない、言い換えれば代表キャップが浅い選手たちを一気に招集し、起用し頂点まで勝ち上がったデシャン、その手腕はフランス大統領選挙に立候補すれば、確実に当選するのではなかろうかと思うほどです。

 日本代表にもデシャンのような「勝負師」が指揮官に就いたとしても、選手がその要求に応えられるかわかりませんから、やはりフランス代表には自力があると言えますね。
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若い女性と交際したいという気持ち

2022-02-27 21:09:02 | 日記
 2010年に放送されたテレビドラマ「SPEC」において、通称「未詳」と呼ばれる部署の係長である野々村を竜雷太、新米警察官の役で有村架純が登場します。

 脚本における年齢差はおよそ40,もしくは45歳と思われますが、二人は公正しており有村が演ずる「みやびちゃん」は、

 「いつ奥さんと別れるの」
 「私、妊娠したかもしれない」

 など、野々村課長を振り回します。

 放送当時、このドラマを鑑賞していた野々村と同じ60歳から65歳の男性は

 「羨ましいなあ」
 「僕ももしかしたら、20代前半の女性とこうさいできるかもしれない」

 と感じたかもしれませんね。

 何故かと言いますと時代劇小説「剣客商売」において、作者の池波正太郎は主人公秋山小兵衛を60歳、下女(今でいうお手伝いさん)であるおはるを20歳の設定で結婚させます。

 先生は二人に対する反響が絶大であることを認めており、あくまで物語を進めるための設定と断っています。

 また、加藤茶が実際40歳ですか、年齢差を超えて結婚したことも影響していると思いますが、これらは実際にはまずおこりません。

 それは加藤さんが芸能界という苛烈な世界で生き抜いてきたこと、ザ・ドリフターズの顔役として若手から慕われている、服装にも気を配っているなど、僕たちとは生きている世界が異なることを忘れてはいけないと思うんですよ。

 サッカーで実はロタール・マテウス、ペレ、ジョージ・ベスト、フランツ・ベッケンバウアーなどが、相当年下の女性と交際、結婚していますし、離婚歴も複数あります。

 ただ冷静に考えますと

 ペレ 神とまで称えられる歴史上最高の選手
 ベッケンバウアー 2006年ワールドカップドイツ大会の招致と開催に大きく貢献
 マテウス 1990年ワールドカップ優勝
 ベスト マンチェスター・ユナイテッド伝説の背番号7

 というように、大きな足跡を残してきた選手たちであり、だからこそ女性の関心を寄せているわけです。

 年齢を重ねて素敵と思える俳優たちは、髪型から身だしなみ、言葉遣いなどあらゆる点に気配りをしています。

 もし60代、70代で若い方と交際したいと思うのであれば、まずは「飯・風呂、お茶」というような、女性を顎で使うような行動を慎むことから始めるべきと感じます。
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レンジャーズ・グラスゴー、生誕150年という話を聞いて

2022-02-26 21:47:29 | 日記
 4名の日本代表選手が加入したこともあり、日本ではセルティック・グラスゴーばかりが注目されるSPL.

 しかし対になるレンジャーズ・グラスゴーも忘れてはなりません。

 専門サイト「ユニ11」によれば、レンジャーズ・グラスゴーは創設150年という節目の年であり、リーグ誕生30周年のJリーグの5倍の長さをグラスゴーの地で紡いできたわけです。

 正直気の遠くなりそうな話ですね。

 欧州サッカーのファンは、ある意味日本の歌舞伎や狂言、能と同じです。

 例えば歌舞伎で名門一家で男子とあれば、そこに職業選択の自由という日本国憲法という最高立法で認められている権利が認められません。

 幼少期、つまり本人が何も感じないまま舞台に立たせ、強制的に歌舞伎の世界と稽古、そして贔屓にしてくださるファンたちへの挨拶と、人生は既に決まっています。

 プロ野球でもドラフトでフリー・エージェントができたことは画期的な事柄でしたが、これは明らかにドラフト制度が職業選択の自由に反しているためで、もっと早くから導入される代物だっと思います。

 (米国と比べれば獲得するまでの年月は、長き道のりではありますがね)

 レンジャーズ・グラスゴーのファンはプロテスタントですが、祖父母、父親、子供に孫という形で応援するクラブは常に家族で「ひとまとめ」です。

 つまり、スコットランドで代々プロテスタントの家系であり、住居がグラスゴーにあれば緑のジャージは憎むべき存在あり、青いジャージこそが尊いというわけです。

 ですから中村俊輔がセルティック在籍時

 「彼が日本代表であることは知っているし、中村のファンが日本代表ジャージで駆け付けることは仕方がないと思う」
 「でもさあ、日本代表ジャージはブルーだよね、セルティック・パークでは最悪だよ」
 
 と苦渋の表情を浮かべたものです。

 レンジャーズが日本代表選手をセルティックに学んで獲得するかどうかはわかりませんが、両クラブが「横並び」にはならないとは思いますよね。
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今季のJリーグはより欧州化していると言います

2022-02-26 21:27:38 | 日記
 UEFAチャンピオンズ・リーグにならい、2023シーズンよりAFCチャンピオンズ・リーグも秋開幕、春決勝という形に変更になります。

 この記事は本日の日本経済新聞で確認できますが、カレンダーを調整することで欧州から有力選手と指揮官を招聘しやすくする、競技の向上を目指すという試みが働いています。

 記事ではこのチャンピオンズ・リーグの変更が、Jリーグの日程変更に大きく関与するのではと指摘されており、いよいよ秋開幕、春閉幕という欧州リーグと同湯の形に近づくかもしれません。

 kリーグ・クラシックスやAリーグも日本と同様に春開幕のはずですから、アジア主要リーグが一気に日程変更を行えば、確かに有力選手獲得に一石を投じられることが可能と感じます。

 専門家によれば今季のJ1はより欧州に近い形になっており

 1・戦術はあってないようなもの
 2・フィジカル・コンタクトをはじめ、より戦いに関して逞しさが求められる

 リーグへと変貌しているようですよ。

 とするならば、東南アジア諸国から代表選手を獲得したとすれば、彼らは日本で「疑似的欧州サッカーを体験できる」という新しいメリットが生じるように思えます。

 中国のサッカーファンが、日本代表がこれだけ欧州に在籍する選手で構成されている点を羨んでいると言いますが、これを東南アジア諸国でいうならば

 「タイ代表のチャナティップは日本王者、川崎フロンターレに移籍したね」
 「あの国は主力が日本でプレイしているから要注意だ」

 という形で警戒されるのではないでしょうか。

 レッドダイヤモンズのキャスパー・ユンカーが昨年、欧州から移籍の打診が届くも残留したのは、それだけJ1のレベルが向上し、タフである、欧州に移籍しなくともでデンマーク代表に招集される、という手ごたえがあったたためではないでしょうか。

 今季のJリーグはなかなか興味深くなりそうです。
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チャンピオンズ・リーグ決勝の舞台が変更へ

2022-02-26 21:13:48 | 日記
 UEFAはチャンピオンズ・リーグ決勝の舞台を、フランスのスタッド・ドウ・フランスに変更する旨を発表しました。

 パリ・サンジェルマンとすれば、初優勝を母国を代表するスタジアムで達成したい、地元パリのファンにビッグイヤーを掲げる姿を見せたいと考えていることでしょう。

 ただ、事はそんな単純でないよ言うに思います。

 2015年、日刊紙である「シャルリ・エブド」が偶像崇拝はおろか肖像画を描くことすら禁忌とされているイスラム教の預言者「ムハンマド」の肖像を描き、激高したイスラム教徒が暴力行為に及ぶという事件がありました。

 又翌年、ドイツ代表をスタッド・ドウ・フランスに招いたフランス代表ですが、スタジアム近辺で爆弾が爆発するという騒ぎも起き。観戦していたファンたちが狼狽し、試合どころではなくなるという事件も起こりました。

 これらはフランスの問題ではなく、もはや欧州全土に安全な地域はないようにも思えますが、僕個人の見解では異教徒、この場合はフランスの「ローマン・カソリック」ですが、他の宗教で禁忌とされていることに関して、余計な口出しをしなければよいという思いです。

 救世主イエスと聖母マリア
 ローマ皇帝とローマ教皇

 これらは肖像画を含めて数多くの画家たちが題材としてきたわけですが、この

 「救世主や預言者を描けることがキリスト教である」
 「だが異教徒からみれば、我々の考えは理解できない面はあるだろう」

 とどうして思えないのかがわかりませんよね。

 仏教も仏像を彫る事を認めているように、ゴウタマ・シシッダールタの教えはタイ、ミャンマーを軸にアジア諸国で日々学びの対象となっていますし、ロベルト・バッジョが仏教とであることはよく知らられています。

 バッジョもローマン・カソリックのおひざ元、イタリアで宗教を鞍替えすることに迷いはあったと思いますが、だからといって異教徒を尊重できないというのは、どこかお門違いに思えてなりません。
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