アンティークのある暮らし  DORIS

ハウステンボス在住のネットショップ「DORIS」店長のブログです。http://mttaki.shop-pro.jp/

中村哲医師がお亡くなりに・・・

2019年12月05日 | 私の本音
昨日、アフガニスタンの現地で活動をなさっている中村先生が何者からの銃撃を受けてお亡くなりになられたとのニュースを知り、悲しくてたまりません。


中村先生の活動は全国的にも知られていますが、特に出身が福岡ということもあり、西日本新聞では長年にわたって中村先生の活動を詳しく紹介されていましたので私も日頃から応援していました。


私も昔、タイ北部の村に教育支援のボランティア活動に参加したことがあるので「海外での活動の大変さ」は少しは理解できると思っています(勿論、先生の体験なさったご苦労は私などとは比べものになりませんが)。


でも、現地の方のために尽くしていらしたのに、なぜ中村先生があのような目に遭わなければならないのかと本当に悔しくて許せない気持ちで一杯です。


危険を承知しながらも貧しい人たちのために命をささげられた先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。


そして、中村先生のご意思を無駄にしないためにもこれからも支援しなければと思っています。
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「ローマ教皇」来日に思う・・・

2019年11月25日 | 私の本音
この数日間、テレビ三昧の日々を送っていました。


勿論、家事はちゃんとこなしていますが、それ以外は「フィギュアスケート」、そして昨日は「ローマ教皇」来日の様子をテレビで拝見していました(長崎ではNHKを始め、民放でもライブでミサの様子を放映していたので・・・)。





カトリック信者ではないので長崎へは行きませんでしたが、でもテレビを見ながら「心の中で」祈っていました。


でも、ただ心の中で祈るだけではだめなのですね。やはり、行動をしなければ・・・


ただ、いつも思うのは「ローマ教皇(法王)」のお言葉を聞いて「核兵器廃絶」に向けて行動をしないどころか背を向けている「政府の中心」にいる人たちが何を思っているのだろうか、ということ。


「罪悪感」は感じないのでしょうか?


私自身ですら何の活動もしていないことに「後ろめたい」思いを感じたりしているのですが・・・


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「焼き場に立つ少年を探して・・・」

2019年08月16日 | 私の本音
昨日は74回目の終戦記念日でした。

先日、NHKで放映された「焼き場に立つ少年を探して・・・」という番組を見たことがまだ頭の中に残っていたので、戦時中にお亡くなりになられた方々やご遺族の方々に思いを馳せ、静かに家で過ごしていました。


「焼き場に立つ少年」とは、長崎原爆投下後、アメリカの従軍カメラマンだったジョージ・オダネルという方が動かぬ弟(すでに亡くなっている)を背負った少年が直立不動で火葬の順番を待っている様子を撮影したとのことで、ローマ法王がこの写真を見て「千の言葉より伝える力がある」と語ったことで現在再び注目を浴びています。


番組ではその時に、その「少年」と話をしたという男性の話や、その後の「少年」の行方を探し、名前だけはわかったものの消息はつかめなかったとのことなどが詳しく紹介されていました。


そして、私が一番胸が痛んだのは、カラー化した少年の映像を見た専門家が判断した結果「少年は被爆量が高くて、骨髄障害を起こしていたのではないか」ということなど・・・


となると、「すぐに亡くなってしまったのかも・・・」と私が言うと、連れ合いも涙を浮かべながらうなずきました。


本当に、本当に、絶対「あの少年のような悲惨な体験をさせてはならない」「平和を守って行かなくては・・・」と思うのです。


「核兵器禁止条約」に批准しないという政府関係者や政治家(特に「戦争云々」を口にする軽率な政治家)などは「少年」の写真を見て何も感じないのでしょうか・・・


「核禁止というのは現実的には非常に難しい」と言われていますし、私なりに「なぜ、日本は批准しないのか」という理由も調べました。


でも、やっぱり私は、日本は批准してほしいと願っています。


************************


これは私の「日記」ですので、反論のコメントは一切受け付けませんのでご了承ください。




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期日前投票に行ってきました・・・

2019年07月13日 | 私の本音
雨の中、「期日前投票」を済ませてきました。


近くにある「公民館」の投票所ではまだ出来ないので、佐世保市の中心部にある「中央公民館」まで車を飛ばしました。


帰りは物凄い大雨になり、高速道路のあちらこちらに水たまりが出来てハンドルをとられそうになりドキドキしながら運転しました。


それでも行って良かったと思っています。私一人が投票してあまり影響はないかもしれないけれど、でも、やっぱり少しでも「暮らし良い世の中になって欲しい」ので。


投票を終えて出たところでNHKの「出口調査」を受けましたが、「今の政権を支持しますか」に対する答えは勿論、NO!


出口調査がどれくらい影響があるのかわかりませんが、も自分の意見が少し言えてすっきりした気分になれました。


「恵まれない人たちや弱い立場の人たちのことに想いを馳せることができるような感性を持った方が政治家になって欲しい・・・」と願うのは私だけでしょうか・・・




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クリスマスに感じたこと・・・

2018年12月24日 | 私の本音
今朝の「西日本新聞」でこのような記事を見つけました。





英国の慈善団体「ヘルプ・レフュージーズ」がクリスマス限定で企画したとのことですが、「自分のためにではなく、困っている人たちのためにプレゼントを贈る」という行為は自分に精神的な余裕がないとできないと思うし、心が豊かになる行動だと思います。



英国に行く度に感じるのは町中に「慈善団体」がどんどん増えていること。


そういえばミセステーラーの遺品の殆どは「慈善団体」に寄付されたとのことなので、次回某ショップを覗いたら彼女の遺品があったりするかもしれません。


彼女は日本の留学生さんたちからの沢山のプレゼントを使わずに大切に保管していたので、中には「あっ、これは私がプレゼントした物だわ」と見つけて自分で買うことになるかも?



それでもそのささやかな金額が誰かのために役に立つのなら嬉しくなると思います。



私がチャリティショップを覗くのが好きなのは、働いている人も全員ボランティアでとても感じが良いし、何よりもお買い物をしたことによって「良いことをした」という気分に浸れるからかもしれません(ささやかな「自己満足」ですが)。



今夜はクリスマスイブですが、朝からちょっぴり良い気分に浸ることができました。




          皆さまも楽しいクリスマスイブをお過ごしください。



        尚、ネットショップの営業は本日までで、1月2日までお休みさせていただきます。


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こわいけれど現実をきちんと見る、知ることから始めよう・・・

2016年07月24日 | 私の本音
友人から「すすきめいげつ」さんのブログを紹介されました。


植物などの写真もとても綺麗ですし、普段私が忘れそうになっている「大切なこと」を気づかせてくれる記事なども載っている素敵なブログです。


今日はブログに投稿された「国に訴えられた沖縄県高江村の戦い」の実態を描いた動画「標的の村」を読みました。


正直言って「とても辛い内容」なので40分間見るのはしんどいかも・・・と思ったのですが、でも見ているうちに涙が出てきて、最後には怒りに変わりました。


そして、高江村がベトナム戦争中に米軍の戦闘訓練に駆り出され、ベトナム人の真似をさせられたという事実を知りました。


高江村の人たちは、自分たちのささやかな生活を守りたいと思っているだけなのです。


もし、私が高江村の人間だったら、私も反対運動に加わっていたと思います。


余談ですが、ハウステンボスという観光地に住んでいると良いことばかりではありません。


花火の時には交通渋滞が起こり車で出かけて帰宅する際になかなか家に戻れないこともありました。


音楽イベントやモーターショーの時などは騒音(爆音も?)が鳴り響き、窓を開けれないこともあります。


先日のモーターショーでも朝早くから前の道路にたくさんの派手な(?)車がバリバリという騒音と共にぞくぞくとやってきて・・・



(夕方我が家に来たNちゃんはこの車の渋滞巻き込まれ、1時間半も我が家にとどまる羽目になったほど・・・)

ハウステンボス上空を飛ぶヘリコプターの音も結構響きます。


でも、基地周辺に住む沖縄の人たちに比べたらずっとましだと思います。


沖縄の人たちは常に「命の危険」と隣り合わせているからです。


「すすきめいげつ」さんが書いていらっしゃるように私も、


現実を知ることはこわいけれど、きちんと見て知ることから始めよう

こうしている間にも高江村は命の危険にさらされているということを

そして、行動をしよう

声をあげよう、

と思います。


沖縄の人たちの苦しみ、痛みを自分のこととして考えなければ、と思うのです。





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最近読んだ本は・・・

2016年06月29日 | 私の本音
ブログなどで本の紹介は「思想の押しつけになるのでは?」というある方の意見を知ってからはなるべく控えようと思っていました。


でも、やはり大切なことなので最近私が読んだ本を2冊だけご紹介します。



本の内容は省力しますが、この本を読んで先日沖縄で開かれた「平和集会」での玉城さんという方のスピーチがいまだに心に残っています。


「安倍晋三さん、そして本土のみなさん、・・・中略・・沖縄としっかり向き合ってください!」と・・・

そして、もう一冊はこちらですが、



この本は、いつも私を支援してくださるS様が送ってくださったのですが、現在NHKの朝ドラで放映されていることもあり、再度読み返してみました。


現在放映中のドラマでは戦時中の理不尽な体験をしている主人公たちの様子が描かれていますが、だからこそ、現在の(平和な)ごく普通の暮らしがいかに大切かを感じさせられます。



沖縄のことを考えて政治に「怒り」、だからこそ、本当に大切なことは何かを考えて生きていきたいと思います。





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NHKスペシャル「風の電話」を見て感じたこと・・・

2016年03月11日 | 私の本音
5年前の3月11日、私はハウステンボス内にあるホテルのセレクトショップでパートをしていました。

午後3時過ぎにニューヨーク在住の友人から電話が入り「日本で大きな地震が起きて大変なことになっている」ということを知らされました。


震源地が東北だということを知り、秋田の家に電話をかけましたが繋がりません。パートを終えて家に戻りテレビのニュースで悲惨な状況を目の当たりにしました。秋田は被害がありませんでしたが、北茨城に住んでいる従妹の家では少し被害があったと聞き、トイレットペーパーなどを送ったりしました。


あれから5年経ちました。九州に住んでいると東北はあまりにも遠すぎて、私の周りでもあまり話題にならないほどなので、「温度差」を感じることがあります。


昨夜、10時から放映されたNHKスペシャル「風の電話」は日頃自分のことだけを考えている生きている自分自身を顧みる機会を与えてくれました。


「辛いから見るのが怖いね、どうしようか・・・」と連れ合いと話しながら、でもやっぱり「目を背けてはならない」と思い、見てしまいました。私が泣いても誰も助けることはできないけれど、でも「無関心であってはならない」と思ったからです。


そして、数年前に急死した弟のことを思い出していました。子供の頃、何が原因だったのかは思い出せないのですが私が叱ったら、泣きながら家を飛び出していった時の弟の姿が思い出され、「もっと優しくしてあげればよかった・・・」と後悔しました。


愛する家族や知り合いを亡くした方の悲しみは5年たっても癒されることはないのです。


今年の夏は東北の「被災地を巡る旅」をしようと連れ合いと話し合っています。


そして、「風の電話」がある高台にも行ってみようかと思っています。

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アフリカの布を見ながら思ったこと・・・

2014年06月24日 | 私の本音
先日、友人のNさんから、アフリカの布地をいただきました。


Nさんの娘さんは仕事でアフリカの国々へ行くことが多く、現地の運転手さんから
いただいたとのこと。



もちろん、この布地は新しい物でアンティークではありませんが、「この布を作った
人はどんな人で、どういう暮らしをしているのかしら・・・」と思うだけで、わくわく
してきます。


そこでは(その国では)、日本とまったく異なる慣習や生活があるのだろうということ・・


日本では「当たり前」のことが、その国では「非常識」になることもあるということ・・


私は、30代になって初めて自分の力で海外に行った時に感じたのは、「自分が当たり前と
思っていたことがそうではないということもあるのだ・・・」ということです。


世界中には、いろんな人たちがいて、いろんな価値観を持って生きていて、「**が正しい」
とか、「*****すべきた」とか簡単に決めつけられないということ・・・そして、自分の
価値観を他人に押し付けてはいけないということ・・・


私がドイツやイギリスで生活していて「暮らしやすい」と感じたのは、誰からも「年齢は?」
とか、「結婚しているの?」とか、「お子さんはまだ?」と聞かれなかったことです。

それこそ、この世の中には男性と女性だけではなく、どちらにも属しないという人たちも
いること・・・だから、「男らしく・・・」とか「女らしく・・・」とかいう言葉を使って
はいけないということ・・・


私がお付き合いしていたのはアカデミックな人たちよりもいわゆる「労働者階級」の人たち
ですが、そういう人たちでも決して私のプライベートなことまでは深入りしてきませんでした。


もちろん、日本は安全だし、清潔だし、食べ物もおいしいし、最高の国だと私も認めていますし、
誇りを持っています。海外から日本に戻ってくると「ああーっ、やっぱり、日本はいいなあ・・」
と思います。


でも、最近の某東京都義会義員の発言を聞いていて本当に情けないと思い、これが今の日本の
政治家の本質だろうと思うので、あまり驚きはしませんでした。

もっともっと書きたいことはたくさんありますが、批判的なコメントは受け取りたくないので
今日はこれで止めておきます。


************

<お詫び>

ブログでは、政治的なことには触れまいと思っていましたが、あまりにも情けなくて腹ただしいので
書かずにはいられませんでした。
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在外選挙について

2013年07月21日 | 私の本音

皆さんは在外選挙制度をご存知ですか?


 


海外に住んでいても事前に在外選挙名簿に登録しておけば選挙ができる制度のことです。


実は、私と連れ合いはニューヨークに住んでいた時、この制度を発足する活動に関わったこと


があります(とはいっても、署名印を押しただけですが)。たぶん、アメリカ在住の日本人有志


から、この「運動」が始まったのではないかと記憶しています。


 


私が紹介したからではないとは思いますが、タイにも「在外選挙運動」が広がり、2000年5月


から比例区のみですが投票できるようになり、2007年からは選挙区への投票もできるように


なったのです。


 


海外に住んでいてもやっぱり日本人ですから日本の政治には関心がありますし、投票権が


ないのはおかしい・・と声を挙げてやっと勝ち取った投票権ですから、もちろん無駄にはしたく


ありません。イギリス在住にはロンドンにある日本大使館まで投票をしに行きました。


 


「誰が議員になっても同じ」とか「世の中が変わらないよ」とか言い訳をして、選挙に行かない


人がいますが、それは違うと思います。世の中は一人ひとりの力で変わると思いますし、変わ


ると信じたいです。


 


ブログでは、政治的なことには触れないでおこうと思っていますが、今日は「選挙に参加した


くても出来なかった昔のこと」を思い出したので、少し触れてみました。


 


 

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