蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

観察眼

2014年06月20日 12時24分23秒 | 日記
現在、役どころ別のシーン割り稽古に入っているが
今週から追加で、発声が出来ていないメンバーの
マンツーマン稽古を開始した。

身体と声は密接に繋がっている。
それだけじゃない。
その人の考え方や性質にも繋がっているんだよね。

考え方や性質は一朝一夕に変えられないが
身体は、イメージしながら動かすことで
変化させていきやすい。

そう考えると、身体を開いていけば
内面も開いていけるかもしれない―
という視点で始めたのがMAプログラム。
この仮説は的中♪
確実に成果が上がっている。

このマンツーマン稽古を受けているメンバーには
この時間を無駄にすることなく
是非とも自分のものにしてもらいたい。

本当は全員にこういう時間を作れれば良いのだろうけど
時間は限られているため、そうもいかない。
なので、それぞれが、自分より身体・発声が優れていると思う
先輩を観察して、発声方法や身体つくりを盗んでくれることを願う。

観察眼を鍛えると演技の上達が早くなるんだよね。

ここでいう「観察眼」とは表層部分だけではなく
深層部分までを洞察する眼のことである。

身体や声でいえば、筋肉・関節の動きや
呼吸・内臓・血管のイメージを持ち
感情の影響による変化を明確にして
何が何にどんな影響を受け
何が何にどう働きかけているのかを知る(観察する)ということ

漠然と見ることを観察とは言わない。
注意深く、内奥まで見つめるのが観察なのだ。

観察眼を鍛える上でも、豊かな想像力が鍵となる。

想像力・イメージ力を養いましょう♪

昨日の稽古の後半は、特殊な身体表現をするチームの稽古だった。

オープンエアは出来るだけ身体表現のシーンを増やしたい。

なんてったって「野外」ですからね~

野外だからこそ出来ることを追究して行きたい。
火や水も使うのは、規制があって難しいけど
身体を使う分には自由である。

オープニングは良い感じに仕上がりそう♪
稽古を重ね完成度を上げられれば…ですが。

みんなの頑張りに期待!