蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

藁だぁーっ!

2016年02月17日 23時37分00秒 | 日記
今日は、上山田町で活動されている
大わらじ委員会』の会員・Aさんと
更北公民館のロビーでお行き合いした。

更北公民館は、毎週日曜日に
MAプログラムの会場としてお借りしている。

先日、ふとロビーを見ると

 うぉ~っ!
 藁だぁーっ!
 藁があるーっ!
 これは…馬?! わら馬だ!!
 藁細工の作品がいっぱいだぁ~

大きな亀さんや、子どもが乗れるお馬さん わら筆
草鞋や大わらじ、しめ縄などがロビーに飾られている。

実は合同公演「午札騒動考」の小道具で
藁を探していたところだった。

草鞋(わらじ)も相当数必要で

 うーむ…どうしようか…

と悩んでいた。

藁(わら)とは…(知らない人向け)

稲や小麦などのイネ科の茎を乾燥させたもので
つまり、稲・麦作の副産物。

昔はお米を収穫した後の稲藁を利用して
農家では藁細工をしていたそうだけど
今は、藁を切断して肥料にすることが多く
藁職人も減少したため、藁自体が貴重品になりつつあり
入手するのですら容易ではない状況。

ネットで購入することも考えてはいるが
既にカツラのレンタルで予算を超過。。

だが、演出が必要だと言うなら必要なのだ!
何とかやり繰りするのが制作の仕事。

そんな時、MA会場のロビーで藁と遭遇♪

 まずは、ご連絡先を教えていただこう。

と、月曜日に更北公民館さんに電話したろころ
館のご担当者もとてもご協力的で
有難いことに次の日、Aさんと連絡が取れ
本日、お時間をいただき、早速諸々ご相談(^^)

Aさんは、とっても気さくで素敵な方♪

前向きに相談に乗ってくださった。

なんと!
主役の草鞋はAさんがご自分で
編んでくださるとも仰ってくださり
有難いやら嬉しいやらヽ(^o^)丿

誠にありがとうございましたm(__)m

お陰さまでご協力いただけることになり
しかも、明治時代の農家の状況についても
教えていただくことができ、勉強になった。

しかも『大わらじ委員会』さんの拠点は“上山田町”
わら細工名人で知られる宮本暢さんは
上山田在住の方と聞いてびっくり!

だって…上山田と言えば…

そう!

今回の舞台の町でもある。

凄いご縁だわ~

何かが引き合ってるね、確実に(^^)

この有難いご縁に心から感謝!!


Aさんに藁細工の手解きも受けて
明治時代にこの北信の地で生活していた人々に
少しでも近付けたら…と思っている。

★メモ~『大わらじ委員会』~

全長2メートルを超える「大わらじ」を作って
智識寺(国重要文化財)に奉納し
健康と健脚、長寿を祈願する「大わらじ奉納祭」を開催。
公民館事業として「しめ縄づくり教室」や
「わら馬づくり教室」を指導。
地域に根ざした活動を行う傍ら
全国各地の神社仏閣にわら細工を奉納している。