蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

帰省メンバーの来訪♪

2016年02月21日 23時22分54秒 | 日記
嬉しいね~

元団員のマッチが稽古場に顔を出してくれた。

昨年のオープンエアに参加してくれて
8月の一ヶ月間、舞台の成功のために
一生懸命尽力してくれた。

有難かった(^^)

彼は帰省するたびに、連絡をくれる。

今回も、稽古場に来て汗を流して
終了後、一緒に夕飯を食べに行った。
その後、若者たちだけでカラオケに行ったようだが…
若いって素晴らしい!

明日はMAにも参加するという。

来月、大きな舞台に出演させていただくことになったそうだ。
今回はアンサンブルキャストということだが
認めていただくには絶好のチャンス♪

なんとその舞台に、夢幻のオープンエアに一般参加として
2年間連続出演していた子が、メインキャストの一人として
出演しているらしい。

その子は、私が養成所の講師をしている時の教え子で
長野県南部の遠方から毎週通っていた。
オープンエアの稽古も、お母様が車で送迎してくださり
欠席することなく、参加し続けた。
とても感性の良い子で先が楽しみだ…と思っていたが…

その子が、元夢幻の団員だったマッチと同じ舞台に
出演するなんて、何と言う奇遇!
彼女は、アイドルとしても活動しているようだ。

マッチにも是非とも活躍してもらいたい.。o○

夢幻関係者の活躍を陰ながら見守っていこう(^^)

2週連続市内観劇

2016年02月21日 22時49分35秒 | 日記
2/13は、マゼコゼさんでKさんの一人芝居
昨日は、ネオンホールでモカイコPさんの芝居
2週連続で市内の小劇場芝居を観劇した。

市内の演劇事情を知るために
市内で上演される舞台は予定が合えば
出来るだけ観劇したいと思っているが
稽古と重なることが多く、なかなか足を運べない…
それでも、夢幻関係者が出演している舞台は
調整がつく限り足を運びたいと思っている。

モカイコPさんには、夢幻のオープンエアの
参加メンバー2人が出演していたこともあり
稽古日ではあったが、私が出演するシーンではなかったので
稽古を休ませてもらって行くことにした。

権堂界隈は小さな小屋が増え
ちょっとした小劇場ブーム♪

観劇人口が増えるといいなぁ~
と思いつつ、日常芝居を観ない人に
小劇場へ足を運んでいただくには
土壌を耕していく必要があるように思う。

Kさんの一人芝居は、自然体なところが良かった。
Kさんの持ち味がよく出ていたが
彼は素敵な言葉を紡げる人なので
個人的には、詩的な台詞を聞きたかった。
その点だけが少々残念だった。

小さな空間の良さの一つは
大きな声を出さなくても
お客様に台詞が届くこと―
その良さを生かした一人芝居だった。

モカイコPさんの舞台は
演劇というより語り芝居に近かったかな?
戯曲のト書き部分を
ト書き役の役者が語っていく。

主人公や相手役の心情を語るところは
本来のト書きの意味合いとは異なるが
気持ちを全部説明してくれるので
とてもわかりやすかった。

ただ、少々わかりやす過ぎたようにも…

小劇場にしては声が大き過ぎるかな?と
思う役者陣もいたように思うが
若さの爆発だと思えば好感が持てた。

椅子の置き方に工夫を凝らし
隊形移動や身体表現、声を使って
次々とシーンを変化させていく。

個人的には好きな系統の演出手法で
最後まで楽しんで観劇することが出来た。

リーディングと語り芝居とコント劇と紙芝居と・・・
私の感覚としては、色々入り混じったイメージだった。

にしても・・・

どこまで説明するか―

というのは、みんな悩むところだろうなぁ。

説明は説明として割り切り、役者の演技とは切り離し
演出すると言う手法を使っている演出家もいる。

例えば、時代背景や設定などは字幕で出すとか
映像で見せるとか―

野田秀樹氏の凄いところは
殆ど説明をせずにどんな異空間であるか
観客に悟らせるところ―

そのため、わかりづらいと言う人もいるが
私はそう言う舞台が好きだ。

ただ…

自分が好き、という芝居だけを作っていたのでは
いつまでたっても観劇人口を増やすことは出来ない。

わかりやすくて、心が震える舞台―

笑って泣いて感動して―

人間の五感を刺激する舞台を創りたいなぁ.。o○

夏の野外劇は、パワフルエンターテイメントを目指す!

 夢幻パワーエンタ

という言語が根付くような舞台を創出したい。

今年も歴史物なので、背景の説明が必要になる。

昨年は、ストーリーテーラーに語ってもらったが…

退屈しない背景の説明手法―

更に工夫をしていこう!