昔、ふと宇宙に興味を持って、天体の本を読んだことがあります。
その中で印象に残っていることは、宇宙は小さな塊が大爆発を起こして、今も膨張を続けているという話です。
いわゆるビッグバン理論というものだと思いますが、俄には信じがたい話です。
そもそも大爆発のエネルギーは何なのか、また、爆発物?はどんなものでできているのか、さらに、宇宙は無限なのかなど次々と疑問が湧いてきます。
地球は、太陽の周りを回る惑星ですが、その太陽も銀河系という大きな天体の中の小さな恒星にすぎないようです。
銀河系には文献によると2,00億から4.00億個の恒星があるといいますから、太陽がいかに小さいのかが理解できると思います。
しかし、なにしろ「億個」ですから、気が遠くなるような膨大な数ですね。
ところで、思わず、銀河系という言葉を使ってしまいましたが、銀河系のような銀河いくつか集まった銀河団もあるようです。
アンドロメダ星雲やマゼラン星雲という言葉を聞いたことがあると思いますが、写真で見たアンドロメダ星雲は、真ん中にディスクのような形で、台風のように渦巻きになっています。
私達が住んでいる銀河系もこの星雲達と銀河団を構成しているようですが、それぞれの銀河には、太陽のような恒星が無数に存在し、光り輝いているだと思います。
銀河には、MとかNGCというような記号に番号が付けられていますが、銀河の数もきっと無数にあるのでしょうね。宇宙がいかに大きいのかが理解できる話だと思います。
ところで、私達が属する銀河系も外から見たら他の銀河のように輝きを放っているのでしょうか。
そして、銀河には太陽のような恒星が無数あるのですから、宇宙には地球のように生物が存在する星がたくさんあるのではないかと考えてしまいます。
宇宙の話をしますと、アインシュタインの相対性理論を考える方もいると思いますが、そんな難しい話はともかくとして、人間という存在がいかに小さく儚い存在であるかを考える好機だと思うのです。
私達は、宇宙がつくった地球という天体の資源を使って生きているのですが、やがて地球も太陽も、そして銀河系も宇宙のチリとなって消えてしまいます。
石油や食料などの資源をめぐって争うという時代は終わりにしたいものです。
人間は、自己の欲望のために大量の生命を死に追いやる核分裂を利用した爆弾までつくってしまいました。
恒星は、その反対の水素とヘリウムによる核融合で明るく輝いています。
人類同士が争いをやめ宇宙のように光り輝く時代が来るのでしょうか?
今日は、「宇宙」という小生には難しい内容でしたが、いろいろ考えさせられるレポートでした。