mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

国破れて山河あり

2009年03月22日 | 旅行記

 このところ、自分で言うのも変ですが、海外旅行の写真や旅行記の整理が「やっと」進むようになりました。

 でも、訪問地の自然や歴史、文化などを写真と独断?の文章で綴った「旅行記」は、中国「雲南省大満喫 麗江・大理・昆明・石林6」の旅に関するものがやっと始まったと言う感じです。

 雲南省に行ったのは、07年の12月から08年の1月にかけてですから、もう1年以上も前、ということなってしまいます。

 なにか自分の気持に意欲がわかなくなったことが原因のようですが、どうして意欲がわいてこないのか自分でも「分からない」というのが正直なところです。

 「見ているよ!」とか「ここが可笑しいよ!」などといった叱咤激励がないと気持に張りが出ないのかもしれません。

 まぁ、ホームページばかりではなく人生のあらゆる場面で、人が見ようと、また、どう思おうと「我関せず」という開き直りに似た気持ちができればと思うのですが・・・・・

 ところで、中国といえば、先日、日本経済新聞を見ていましたら、NHKの漢詩紀行の宣伝をしていました。

 朗読が「江守徹さん」と「中村吉右衛門さん」で小生もテレビで何度か拝見たことがあるものだと思いました。

  石川忠久さんの漢詩紀行100選と題していくつかの漢詩が紹介されています。

 まず、第一に~愛称名詩選1~として

 「月落ち鳥啼き霜天に満つ」

 そして、

 「早に白帝城を発す」~白楽天~と続き、

 「国破れて山河あり」~杜選~

 「天に在りては比翼の鳥とならん」~白楽天~と続きます。

 これらの詩をお二方が情感たっぷりに朗読しているもので、「小生は、欲しくて、欲しくて」たまらないのですが、もう少し我慢したいと思います。

 何故、欲しいのに買わないのかといえば、小生の心が「お値段が高い」「そのうち飽きる!」と囁いているからです。

 まぁ、これから時間がたっぷりあるのですから、もう少し歴史の勉強をして中国漢詩の世界に触れるのも悪くはないのかも知れませんね。

 仕事では「国破れて」も、わが家という「山河」が残っているという心境は、今の小生にはピッタリかも知れません。