スペインの旅行記(情熱の国スペイン8日間、JTB旅物語)が終わりに近づいてきました。
そうなりますと、次は阪急交通さんのツアーで訪問した「とっておき南イタリア・シチリア島8日間」の旅行記を書くということになります。
それにしても、スペインは実際に訪問したよりも、旅行記で勉強した点が多く、本当に見るべきものがたくさんある国でした。
特に、ウマイヤ朝などのイスラムの民族がスペインの地を支配したことが、スペインの歴史や文化に大きく影響し、アルファンブラ宮殿などの素晴らしい建築物や庭などを残したのですから面白いものです。
「そんなこと今頃気づいたのか?」と皆さんから言われそうですが、レコンキスタの勉強は訪問する前の僅かな勉強では役にたたなかった、ということです。
ならば、もっと勉強すべきですが、小生の場合は「無駄な努力になってしまう!ので勉強するのを止めたら?」などと、さぼり心が囁いています。
まぁ、ということで反省点はたくさんありますが、旅行記を書いていますと、人の旅行記を覗いたり、ウキペディアで知識を吸収したりと、作業に時間はかかりますが、楽しいものです。
ところで、先ほど申し上げた南イタリア・シチリア島ですが、訪問したのが平成20年の12月から21年の1月にかけての年末年始で、もう2年の歳月が流れてしまいました。
この旅行は、前にこのブログで申し上げたことがあるのですが、この時の年末年始にはベトナム縦断の旅に行きたいと考えて、阪急交通さんのツアーに申し込んだのです。
ところが、かみさんがベトナムの鳥インフルエンザを怖がって反対したので、急遽、南イタリア・シチリア島の旅に変更したのです。
成田集合が12時20分、男10人、女18人の計28人が参加したツアーで、添乗員は「やる気満々」の鈴木さん(女性)でした。
旅行記は、いつものように「あいさつ」と出発日の「ごたごた」から始めたいと思いますが、南イタリア・シチリア島は、考えていたよりも素晴らしいコースで、これでイタリアがさらに好きになってしまいました。
残念なのは、カプリ島の青の洞窟に入れなかったことで、訪問した季節が悪かった、ということですが、他の主な見どころは、学校で習ったポンペイ、歌の文句にでてくるナポリ、おとぎの国ようなアルベロベッロ、そしてアグリジェント(シチリア島)の神殿の谷など、どれも素晴らしいもので、大変良い思い出が沢山できました。
もっとも、ナポリでは船に乗っただけで街を見学したわけではありませんが、「俺は今、あのナポリにいるんだ!」と興奮したことを覚えています。でも、ゴミの処理に悩んでいるという話を伺って良いイメージが崩れてしまいそうでした。
などと、思い出すままに書いていますが、細かいことはこれから作る旅行記を是非ご覧いただきたいと思います。
スペインも終わっていないのに気が早い!その通りで、いつものように期待しないで待っていてください。
巻頭写真は、セビリアのスペイン広場です。