mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

中欧ロマン紀行<ウィーン市内観光2>

2018年10月18日 | 旅行記
 今日は中央ロマン紀行の旅行4日目ウィーン市内観光の続きをお伝えします。この日は、午前中にシェーブルン宮殿などを見学して午後の自由時間に日本食レストランで昼食をいただいたき、その後どこを見学しようかという話になっています。

 食後は、タクシーで帰ることも考えて、私たちは、国立歌劇場を目指すことにしました。
 ウィーンの地図が頭に入っていない私たちでも、国立歌劇場の位置は午前中のガイドさんの案内で理解できていました。
 歩きはじめますと、小生は午前中に案内していただいた光景の中にマリア・テレジア像を挟んで同じ形の立派な建物が二つ並んでいるのを思い出しました。
 そこを目指して歩いて行きますと、なんと!王宮があったのです。

 <王宮の裏側?>


 私たちは、この雰囲気を楽しみながら、王宮を囲んでいる敷地を抜けて、大きな道路の向こう側に建っている二つの建物に向かって敷地を出ようとしたのですが、若い東洋系の画家に観光客が捕まっているのが見えてきました。
 この光景を見たかみさんも東洋人から逃げるものと考えていた小生は、かみさんの目がらんらんと輝いているのですから驚いてしまいました。
 この女性、中国人らしいのですが、英語で話をしていました。
 ウィーンの街並みを題材にしたデッサンが販売しているようです。

 私たちが近づきますと、「かもが来た!」とばかりに売り込みが始まったのですが、値段が高いのです。
 こちらが「プライスダウン、ディスカウント」などと通じない英語を使いながら値下げ交渉をするのですが、敵もさるもの、ひっかくもの!
 こちらが半値にしようとすると、2枚買うなら、ときた。
 そして、2枚なら1枚を50%オフにするというのである。
 その結末?かみさんに聞いてください。

 さて、ここから大きな通りを越えていきますと、マリア・テレジア像がある広場の両側に建っている自然史博物館と美術史美術館が見えてきました。
 この広場で記念撮影をしてから美術史美術館の中を見学しようとしたら、入場券を求める人々の列が長く続いていました。
 時間がないので、本当に残念ですが、あきらめることにしました。
 「今度ウィーンに来たら絶対見ようね!」などと言いながら、もと来た王宮の緑あふれる敷地に戻る二人でした。

 <マリア・テレジア像>


 <自然史博物館>


 この二つの建物ところから戻って、王宮の公園でモーツアルト像を発見しましたが、「まさこここが王宮の裏側だとは!」日本に帰って世界遺産の本で確かめるまで気がつきませんでした。
 「ああ!表(正面)から王宮を見たかったな!」

 その後、王宮の裏側にある美術館(美術史美術館デア張りません。)に行きますが、ここも人が多いので入るのをあきらめてしまいました。
 この間、王宮付近をぶらぶらと歩きましたが、街のあちこちで声をかけられ、夜のコンサートに誘われました。
 しかし、私たちは、この日の晩にシェーブルン宮殿でミニコンサートを大枚50ユーロをはたいて聞く予定になっていましたので、断り続けたのですが、このコンサートに関して事件が起こったのです。

 どんな事件か?それは後ほど!ということにして、話を二人のウィーン散策に戻します。
 ウィーンの迷い子のような二人でしたが、夕食をいただきたいな!と思い、軽いもので何かないか?となったのです。
 そこで、デパ地下に行ってサンドイッチを買おう!となったのですが、販売していないのです。
 デパートから歩行者天国の通りに戻って、今度は露天みたいなところを探したのですが、夕食に向いているようなところが見当たらないのです。
 最後はマクドナルドに行こうか?となったのですが、言い出しっぺの小生が「これはいやだ!」と言い出す始末です。
 お互いに疲れていて、カリカリしていましたが、ホテル近くの韓国人が経営する日本食レストランでいただくか?と考えて、タクシーで帰ることにしました。


 <文面が少々長くなってきました。途中ですが、本日はここで終了にします。次回は、タクシーに乗るところからホテルでの「水浸し引越事件」についてお伝えします。それではこれにて失礼します!>