mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

世界遺産人気ランキング:自然遺産

2010年11月13日 | 旅行記

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 小生のブログにアクセスするキーワードを調ましたら、最近は「世界遺産人気ランキング」が圧倒的に多いことがわかりました。

 そして、急激にアクセス数が増えている理由もそのためだとわかったのです。

 ヤフーさんもグーグルさんも「世界遺産人気ランキング」という文字で検索しますと、小生のこのブログが1ページ目に出てくるのです。これには、自分のことながら驚いています。

 さて、小生が書いたブログの内容は、NHNの世界遺産人気ランキングを見て、「ここは素晴らしい!必見!」とか「ここには行っていない」などと勝手に説明したものです。

 NHKの人気ランキングを紹介したのは2回で、最初のブログ(第1回目の人気ランキングを2日に分けて説明)は、2月の6日の記事です。

 この時、自身はチェコのチェスキークルムロフに投票したといいまして、1位から5位までを6日の記事で、5位(同順位があるため)から20位までを7日の記事で紹介しました。

 おさらいのために、その順位を並べてみましょう。

 第1位 モンサンミッシェル(フランス)

 第2位 マチュピチュ(ペルー)

 第3位 ベネチア(イタリア)

 第4位 フィレンツェ(イタリア)

 第5位 ガウディの作品群(スペイン)

 第5位 アンコールワット(カンボジア)

 第7位 屋久島(日本)

 第8位 ピラミッド(エジプト)

 第9位 九寨溝(中国)

 第10位 タージ・マハル(インド)

 第11位 姫路城(日本)

 第12位 ローマ歴史地区(イタリア)

 第13位 グランドキャニオン国立公園(アメリカ)

 第14位 スイスアルプスユングフラウとアレッチェ(スイス)

 第15位 プラハ歴史地区(チェコ)

 第15位 アルファンブラ宮殿(スペイン)

 第15位 アマルフィ海岸(イタリア)

 第18位 ドブロブニク旧市街(クロアチア)

 第19位 ベルサイユ宮殿と庭園(フランス)

 第20位 ケルン大聖堂(ドイツ)

 となっています。以上を2日間に渡って勝手なコメントをしたのです。

 次に、2回目ですが、この時(7月29日)のタイトルは「世界遺産人気ランキング:マチュピチュ」でした。

 この時は自身の投票先をクロアチアの「プリトビッツェ国立公園」とし、1位から10までを第1回目との変動を含めて紹介しましたが、記事の主旨としては、第1回、第2回とも第2位に輝いたマチュピチュがどんなところかを紹介したかったのです。

 それがどういう理由でそうなったのかわかりませんが、世界遺産ランキングの人気記事として掲載される(みんログ世界遺産)などしてアクセス数が増えることになったのですから不思議です。

 そして、「もう、そろそろ第3回目が出るかな?」と思って今日NHKのページを開きました。

 そうしましたら、世界遺産人気ランキングの第3弾として「大自然の絶景 自然遺産」の結果発表(10/21集計)が出ていました。

 第1位から第10位までの自然遺産が出ていましたが、小生の下手な解説よりもNHKのHP(http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/index.html)を直接ご覧なったほうが手っ取り早いと思います。

 ここでの小生の注目は、ベスト5に南米が3つも入っていることで、それのどれにも行ったことがないのです。

 特に、1位が二つでペルーのマチュピチュはともかく、最初の1位に掲載されていたベネズエラの「カナイマ国立公園」は驚きでした。

 恥ずかしながら小生は、このような素晴らしい世界自然遺産があるということを知らなかったのです。しかし、投票した方のコメント見ますと、言葉を失いそうで「これは行くしかないな!」と感じてしまいました。

 なお、10の自然遺産の中で小生がお邪魔したところは、ともに第8位の「プリトビィツェ湖国立公園(クロアチア)」と「スイスアルプス・ユングフラウとアレッチェ(スイス)」だけですので、第3位の日本の屋久島や第5位の中国の九寨溝にはできるだけ早く行きたいものだと思いました。

 写真は、トルコ・コンヤのメブラーナ博物館(霊廟)です。      


トルコ旅行で人生を想う

2010年11月12日 | 人生

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 最近、時間が過ぎるのが「早いな!」と感じています。

 だからといって、勤めていた頃より忙しいわけはないのです。

 朝起きる時間が遅いためでしょうか?そんなことは関係ないと思います。

 どうしてなのか理由はわかりませんが、何もしていないのに時間ばかりが過ぎて1日が「あっ」という間に終わってしまうのです。

 それにしても、人間、おかしなもので仕事をしていたときには、仕事が「多少でも世の中のためになっているのではないか!」と自負していたのですが、自分の実績を考えると、なかなか「YES」といえないと思うのです。

 まして、仕事というのは、個人ができることには限界があるのであって、会社の人達はもとより、お客さんや取引先などあらゆる人々に支えられて成り立っていたと感じています。

 そういう「世のため人のため」という大きな目標と「人への感謝の気持」が現役時代には足りなかった気がしてならないのです。

 それが時間が早く過ぎることとどういう関係があるのか?という疑問が湧きますが、自分の社会への貢献はともかく、人間関係が希薄になって、それを求めて旅に出たり、ジムに行ったりして寂しさを紛らわしているのかも知れません。

 ところで、トルコの旅8日目のメモを見ていましたら、「旅先で人生を想う」などという大げさなタイトルが書いてありました。

 中身は「人は何のために生きているのか?」「生まれてきたことの意味」「天上天下唯我独尊」などと「わかったようなわからないような」内容なのですが、本人としては、先ほど申し上げた社会貢献を含めて「深刻に考えることはない!」という結論にして達して納得してしまいました。(我ながら「のほほん」としてますね。)

 でも、古代遺跡などを」訪ねていますと、紀元前などという途方もない時代のことに驚いてしまい、また、そのような街や文化、人々があったことが今日の私たちにつながっているのではないかと思うのです。

 皆さんは自分の命はどこから来たのか?と考えたことはありませんか?

 だからこそ、自分が社会に貢献できなくとも、ただ生きているだけで尊いのではないかと考えたのです。命が引き継がれている自分は、多くの祖先の思いがつながっているはずですが、あれこれ考えずに「生きていること」が素晴らしいのだと自分に言い聞かせています。

 話が自分でも良くわからない方向へ飛んでしまいました。

 写真はトルコのカッパドキアです。


トロイの遺跡

2010年11月11日 | 旅行記

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 トルコに行って、トロイの遺跡を見てきました。

 公園のような遺跡の入口からしばらく歩きますと、あの大きな木馬が目の前に出現します。

 その大きさに圧倒されながら、トルコの添乗員さんの案内に従い、木馬の右側を歩いていきますと、平屋の建物があります。

 そこにこの遺跡の図面?や、この遺跡を発見したドイツ人のハインリッヒ・シュリーマンの写真などが展示されており、「これからどんな面白い遺跡が見られるのか!」とワクワクしたものですが、その後の遺跡見学は少々「ガッカリ」ものでした。

 最初に石積みの壁のようなものがあり、「うん、これは面白いかも?」と期待を持ったのです。

 しかし、その後は岩山に築かれた歩道のような観光コースに従って歩くのみで、見えるものが平凡で「ちょっとがっかり」というのが本音でした。

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 ガイドの説明がよほどうまいか、紀元前二十数世紀という途方もない過去の遺跡に固執していなければ、「ただの石の山」にすぎないと感じてしまうと思います。

 そもそもトロイ遺跡はなぜ有名になったのでしょうか?

 ギリシャの詩人ホメロス(叙情詩イーリアス、オドュセイア)や、ローマの詩人ウェルギリウス(アエネーイス)が書いたトロイ戦争の舞台だからだそうです。

 では、そのトロイ戦争とは何か?ということですが、トロイの王子がパリスが、ギリシャの都市国家スパルタの王妃を連れ去ったため、怒ったスパルタ王メネラオスがギリシャ中の英雄を集めて、トロイに攻め込んだ戦いをいうとされています。

 お前はそんなことを良く知っているな?と思われるでしょう。もちろん、本の受け売りですが、なぜ、木馬が登場し、ドイツ人のシュリーマンがこの遺跡を発見したのかが、次に書いてありますので、ご覧ください。

 戦争は10年にも及んだが、ある日ギリシャ軍は巨大な木馬を残して撤退した。トルコ軍は勝利を確信し、ギリシャ軍が残した木馬は貢ぎ物だと思って城内に引き入れた。すると、深夜に、木馬内に隠れていたギリシャ兵が外に出て、門の鍵を内側から開けたために、ギリシャ軍が城内に入り、トロイを陥落させたのである。

 となっています。だから、トロイの象徴のように入口に大きな木馬が置かれているのですね。

 そして、ドイツの人のシュリーマンは、幼い頃にホメロスの物語に感動し、それまで架空の出来事だとされていた戦争の舞台であるトロイ遺跡を、大人になった1871年に発見することになったそうです。

 でも、このトロイ戦争と遺跡の年代が一致していないというのが通説のようで、遺跡はトロイ戦争があった紀元前1250年ころよりも、さらに1000年ほど前である可能性が高いとされています。

 従って、シュリーマンによるトロイ遺跡の発見は素晴らしいことですが、彼が感動したトロイ戦争が史実だった証拠は何一つないといってます。(世界史の謎がおもしろいほどわかる本、三笠書房)

 ということは、トロイ遺跡の象徴である「木馬」は意味がない?!

 見学が終わって、木馬の内部にはいりました。急な階段(3階建て?)が印象的で、窓から手を振ったものでした。


トルコ旅行でお世話になった皆さんへ!

2010年11月10日 | 旅行記

 10月18日から13日間ワールド航空サービスさんのお世話になってトルコに行ってきました。

 トルコは是非、行きたい国でしたが、どこの旅行社にしようか随分と迷ったものです。

 格安のツアーでは皆さんご存じのように旅行期間が10日間で10万円台(15~20万円)のものも沢山あります。

 そんな中で、高級といわれるワールド航空サービスを選んだのは、旅行費用が安い(リーズナブル?)トルコ旅行であれば、小生でも同社を利用できるのではないかと考えたからです。

 「格安ツアーと何が違うのか経験したい!」という気持がそうさせたのだと思います。

 「何が違うのか?」の答はいくつかあるのですが、どのように表現したらよいのか迷っています。

 簡単に言えば、日程の「ゆとり(見学時間、連泊、出発時間など)」、ホテルのグレード、会社や添乗員のサービス(スーツケースの無料宅配、枕銭なし、ミネラルウォーターの無料配布(昼食、夕食)、名簿、集合写真の配布等)などが違うということですが、それ以上にツアーメンバーが心優しい人ばかりで、しかも、私たち夫婦などよりも、うん十年も年輩の方もいらっしゃるのに、たいへんお元気で驚いてしまいました。

 そこで、今日は、トルコ旅行の感想とでもいうべき文章を作ってみました。

「早いものでトルコから帰りまして1週間が過ぎようとしていますが、お元気にお過ごしのことと存じます。

 私どももお陰を持ちまして元気に普段の生活に戻ることができました。

 トルコでは、現地の歴史や文化など見るもの聞くものがすべて新鮮で驚くことばかりでしたが、それを明るく楽しく経験することができましたのは、ツアーの皆さま方のおかげだと心から感謝しています。

 それしても、皆さまのパワー溢れる活動ぶりには驚きました。私たちなどまだまだ「ひよこ」だと痛感した次第です。

 ところで、トルコで皆さまが感動した場所はどこだったでしょうか?

 ウチヒサルやゼルベ谷、ギョレメ野外博物館、3美女の岩などの奇岩・パノラマが楽しめたカッパドキヤだったでしょうか?

 私どもは、古代ローマの遺跡であるエフェソスの素晴らしさに魅せられてしまいました。

 残念なのは、イスタンブールをもうちょっと「ゆっくり」見学したかったことで、特に、グランドバザールに何があるのか?今でも興味津々です。

 また、そんな中でメブラーナ博物館でカメラを落としたり、帽子をボスポラス海峡の藻屑にしたり、現地添乗員の「皆さん!」言葉など、想い出がつきない旅でした。

 このように旅情に浸っていて、写真の整理が遅れてしまいました。

 出来が良くありませんが、思いでの一枚に加えていただければ、こんな嬉しいことはありません。

 今後も皆さんのパワーをいただきながら海外旅行(エジプトや南米など)を楽しみたいと思いますが、トルコ旅行のご縁で「ご一緒できればいいな!」と考えています。

 これから寒さが厳しくなってきます。どうかご自愛ください。」


旅行会社エジプトツアーの比較

2010年11月06日 | 旅行記

 昨日は、小生が次に行きたいと思っている南米ツアーに関する旅行会社ツアーの比較をしました。

 しかし、南米は「行くべきか」まだ迷っていますので、是非とも行きたいと考えているエジプト旅行の比較もしてみました。

 この旅行の条件としては、ナイル川クルーズがついていることです。

 それと、エジプトの場合、8日間とかトルコとセットで13日間(格安)などもありますが、ゆったりした旅がしたい(年をとったね?)ことからエジプト単独で10日間以上のものとしました。

 さらに、もう一つ、重要のことがあります。それは、「アブシンベル大神殿・朝日の奇跡」といわれる出来事が見られる日に行きたいと言うことです。

 何が奇跡かといいますと、春分の日には朝日が大神殿の入口から一直線に射し込み、神殿最奧の至聖所の祭壇に鎮座するラムセス2世を照らすというものです。

 従って、出発日が3月ということになるはずですが、2月の中旬(22日)にこの奇跡が起こるそうです。従って、2月の初旬に出発日を設定しているツアーでは見ることが出来ないことになりますが、参考に掲載しました。

 でも、変ですね?旅行会社パンフの説明では、春分の日に奇跡が起こると記載しているのに、その日が2月22日と10月22日(秋分の日)だというのです。

 ちなみに、日本では春分の日は3月21日(閏年などは22日?天文計算で決める)、秋分の日は10月22日になっています。

 また、これらの日は、ラムセス2世の誕生日と王に即位した日だそうですが、本当でしょうか?

 まぁ、余計な話はこのくらいにしまして、旅行会社の比較をご覧いただきましょう。

会社名        出発日と期間         金額   サーチャージ    催行人員

JTB(悠久の)   2/12日から10日間     47万円    込み      10名

同グランドツアー  2/16日から11日間     54万円    13千円     8名

同旅物語      2/15日から11日間     29万円     10千円    15名

阪急交通      2/15日から11日間     38万円     12千円    不明

阪神航空(満席) 2/18日から11日間      39万円     必要       1名

日本旅行     2/12日から10日間      42万円     不明       不明

ユーラシア旅行 2/18日から10日間      39万円     込み       10名

ワールド航空  2/4日から10日間       43万円     必要       不明

旅のデザイン  2/16日から12日間      30万円     込み       15名

 などという結果がでました。もちろん、ホームページなどからデータを拾ったものですから漏れている情報や間違っているものもあるかも知れません。

 これを見ますと、近畿日本ツアーリストさんが見あたりません。探したのですが、条件に見合うツアーが見つからないのです。

 また、ワールド航空サービスの出発日では、「奇跡の朝日」が見られないということになります。

 こうなると、サービス精神旺盛な旅のデザイン社にお願いしたくなるのが人情というものです。