mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

mugifumi夫婦の海外旅行の更新作業の失敗談と、スロバキア周遊の旅<世界遺産バルデヨフ>

2017年05月15日 | 旅行記
 このところ、世界規模のウィルスが拡大しているといいますが、小生のパソコンも感染しないか?と心配しています。
 ウィルスからは、ウインドウズ10やウィルスバスターでブロックしているはずですが、何とも気がかりです。

 さて、このところ、畑作業が忙しくて運動やパソコン作業が疎かになってしまいがちですが、仕方がないことかもしれませんね。
 そのパソコン作業ですが、昨日、久しぶりに「mugifu夫婦の海外旅行」の「トルコ一周とカッパドキアの旅」を更新したのですが、久しぶりのためなのか?更新したページをエックスプローラやウインドウズ10のプラウザであるEdgeで閲覧したのですが、古いページが表示されてしまい、更新できない事態になってしまいました。
 しかも、面白いことに、エックスプローラでは、更新できるのにEdgeでは、更新していないものが表示されてしまうのです。
 「いったいどうなっているのかな?」と、ない頭を使っていろいろと試したのですが、うまくいきませんでした。
 小生がホームページを作るのに使っているソフトは、「ホームページビルダー19」ですが、このソフトあるいはサーバーに問題があるのではないかと思い、何度か更新ページをヤフージオシティーズのサーバーに送ったのですが、何回実行しても、更新してくれないのです。
 仕方がないのか!と諦めかけたら、ヤフーヘルプに対応策が出ていました。
 なんと!「プラウザのリロード(再読み込み)をお試しください。」とあり、具体的には、「ブラウザのアドレスが表示されている部分のの右などで、Internet Explorerは[最新の情報に更新]ボタン(または更新ボタン)、FireFoxは[このページを再読み込みします]ボタン、Safriは・・・・を押します。」となっていました。
 そうなのです。これだけの操作で更新されたページが表示されたのです。小生は本当に無知だな!と思いました。
 なお、10のEdogeの場合には、アドレスが表示されている左に丸い矢印ボタンがありますので、ここをクリックすると最新の情報に更新されます。

 さて、肝心なスロバキア周遊の旅の旅行4日目、バルデヨフについてお伝えします。
 まず、コシュチェの東スロバキア博物館からバルデヨフに向かうところから、例によって夫婦の会話で申し上げます。

 <バルデヨフ近郊>


<Mugio>
 上の写真は、いかにもヨーロッパらしい風景だな!と感じたよ。
 バルデヨフ到着の30分ぐらい前にバスか見えた風景だけれど、なだらかな丘陵地帯に立つ樹木と赤を基調とした建物が調和して何とも言えない雰囲気を醸し出しているね。
<Mugiko>
 コシュチェからバルデヨまでどのくらい距離なのか分からないけれど、バスで1時間以上揺られていても飽きない光景だったわ。
<Mugio>
 などと、つまらない話していたら、バルデヨフに到着しました。
 バルデヨフは、ワールド航空サービス社からいただいた「秋の東欧」というパンフレットに書いてあった説明文と写真が素晴らしくて、「この光景を是非、見たいものだ!」と感じた町です。
 しかし、到着後に最初に見えた光景は、パンフレットに載っていた場所ではなく、広場の中央にある「旧市庁舎(博物館)」や、高い尖塔が印象的な「聖エギデウィス教会」でした。

 <聖エギデウィス教会>


 <教会の右方向の光景>


<Mugiko>
 ねえ!私にもバルデヨフの宣伝をさせてよ。
 ポーランドとの国境に近いバルデヨフは、交易の街として栄え、現在も14世紀につくられた城壁が旧市街を取り囲んでいるそうよ。旧市街の中心、ラドニツネー広場(Radnicne narn)には、オレンジ色の瓦屋根を持つパステルカラーの家々が整然と並び、中世の面影を感じることができる、と聞いたわ。
 また、中世の美しい街並みが評価されたからでしょうね!2000年には世界遺産に登録されたそうよ。(遺産名 バルデヨフ市街保護区:Bardejov Town Conservation Reserve)
<Mugio>
 この街のことを説明してくれて「どうもありがとう!」。
 さて、私たちは、到着後に何をしたのか?といいますと、スロバキア最初のルネッサンス様式の建物で、1505年に創建されたという旧市庁舎(Mestska Radnica)を見学しました。
 しかし、1.5ユーロの撮影料をケチって、キリスト像などの人間らしい豊かな表情を表現した多くの木造彫刻を撮影しませんでした。

 <手前の建物が旧市庁舎>


 <旧市庁舎の入口>


 <旧市庁舎の左右に広がる光景>


 <同じく>


<Mugiko>
 本当にもったいない話ね。
 旧市庁舎の博物館見学を終了した後は、30分間ほどの自由時間がありましたので、この美しいラドニツネー広場を散策しました。
 そして、12時過ぎに昼食会場のROLANDというレストランに向かいました。

 <パンフレットに出てくる赤の美しい市街地の模様は次回をご覧ください。それでは今日はこれにて!>


スロバキア周遊の旅<コシュツェ散策(東スロバキア博物館)>

2017年05月10日 | 旅行記
 先日、畑の野菜についてお伝えしまいあtので、本日はその続きを!と思ったのですが、面白くない?
 確かに面白くありませんね。でも、昨日、畑に行ってお湿りの具合を確かめてきましたので、その様子を申し上げたいと思います。
 先日、雨の降り具合を「結構な量」のように申し上げましたが、畑に行きますと、土が乾燥していて「がっかり」してしまいました。
 ところで、関東地方では昨夜から雨が降っていて、「これは、いいお湿りだ!」などと喜んでいます。また、気温も低めで「ひんやり」していますので、野菜たちには、こういう天気の方がよいのかな?などと、人間にとって気持ちの良い環境が野菜にも適しているでは?ないかと思ったのですが、これは、大きな勘違いのようです。小生が、植えたキュウリやナス、ピーマン、トマトなどは夏野菜ですからもっと熱い方が適しているはずだからです。
 畑に行って何もしてこなかったのか?
 湿り気の具合のほかに、春菊とタマネギを収穫したほか、次に必要な作業を確認してきました。
 それは、ジャガイモへの土寄せ作業と大豆の植え付け場所の確保、そして、サツマイモの補植(枯れてしまった分)などです。
 ジャガイモの土寄せをさぼると、芋が光を浴びて青く変色して食べられなくなってしまうからですが、このように野菜を作るというのは、結構、手間がかかりますし、経費も必要です。
 そのため、自分でつくらずに、買ってしまった方が安いとは思うのですが、「無農薬野菜!無農薬野菜!」という悪魔のささやきが聞こえてきて、やめさせてくれないのです。
 などという、冗談はこのくらいにして、本題に移りたいと思います。

 先日は、スロバキア周遊の旅の「旅行三日目、コシュツェ散策(聖アルジェベタ大聖堂、国立劇場など)」をお伝えしました。
 今日は、翌日の旅行4日目、同じくコシュツェ散策(東スロバキア博物館)についてお伝えします。

<Mugiko>
 今日もいつものように「〇〇からの朝」という話から始まるの?
<Mugio>
 ここコシュチェのホテルヤスミンには、昨夜もお世話になったので、何も話すことはないよ。
 ただ、出発までの予定を確認しておくとしよう。
 モーニングコールが6時45分、朝食が0階のレストランで6時30分から、スーツケース廊下搬出が8時00分、ロビー集合・出発が8時45分となっている。
 「ゆったり」した日程で「のんびり夫婦」には本当にありがたいネ。
<Mugiko>
 それじゃ、今日の観光予定に話になるけれど、まず、昨日、見学する予定だった「東スロバキア博物館」を見てから、その後、14世紀ころの街並みがそのまま残る「世界遺産バルデヨフ」を観光する予定になっているわ。
 朝食を挟んで午後には、世界遺産の木造教会があるヘルバトロフ村に行くことになっているわ。
 赤い屋根が連なるバルデヨフ、そして、世界遺産の木造教会だから、どんな光景が待っているのかしら?本当に楽しみね。
<Mugio>
 それじゃ、早速、コシュチェの東スロバキア博物館の様子からお伝えしましょう!

 <東スロバキア博物館の遠景>


 <博物館前の花壇>


 <博物館の正面>


 <博物の分館>


<Mugio>
 ホテルから歩いて博物館まで行って、また、写真をたくさん撮影できたので、時間に余裕があるはずだから、建物の中も「じっくり」見学できたと思うよね。
 ところが、改修工事のため1週間前からクローズだったのです。
 添乗員のSさんの責任ではないのに、「皆様にはご迷惑をおかけしました。」と謝っていました。
<Mugiko>
 美しい街並みが見られてとても良かったけれど、歩いている途中で段差に躓いてケガをした方がいたの!でも、軽症だったから本当に良かったわ。
 ところで、この付近で見えた光景で面白い!ものはないの?

 <どなたの像?>


 <木造教会>


<Mugio>
 両手を挙げている像は博物館の前に、また、木造教会は博物館の庭におかれていたものだ。
 木造教会は、素朴な美しを感じさせる建物で、世界遺産を見学するのが楽しみだね。
<Mugiko>
 本当ね。でも、この木造教会はレプリカだという話よ。
 バスが迎えに来たわ。中世の街並みが世界遺産に登録されているバルデヨフに向かうそうよ。

 <ということで、次回は14世紀につくられた美しい街バルデヨフについてお伝えします。>

 本日は、これにて失礼します。

スロバキア周遊の旅<コシュツェ散策(聖アルジェベタ大聖堂、国立劇場など)の続き>

2017年05月08日 | 旅行記
 今日は午前中、スポーツジムに行ってきて疲れてしまいました。
 ということを言い訳にしてサボタージュしようと考えたのですが、根がまじめなものですから、昨日の記事が中途半端だったことをを思い出して、その続きを記事にしたいと思いました。
 ところで、話は変わりますが、このところ、畑の野菜のことが気になって、様子を見に行きたいと思うのですが、時間がなくて中々いけません。
 何が気になっているのかといいますと、畑にはジャガイモ、サツマイモ、春菊、タマネギ、ラッキョウ、にんにく、ナス、キュウリ、トマト、鷹の爪、ピーマンなどを所狭しと植えているのですが、最近、晴天が続いて野菜たちが必要としている水が足りないのです。
 だから、とても足りないのですが、18Lの灯油タンク2本をもって畑に水をまいているのです。
 たまには、雨でも降ってくれないかな?と思うのですが、実は昨日、群馬県南部から最多県北部にかけての狭い範囲ですが、豪雨とまではいいませんが、結構な量の雨が降りました。
 これで、しばらく、水の心配をしなくてよいようです。

 さて、スロバキア周遊の旅<コシュツェ散策(聖アルジェベタ大聖堂、国立劇場など)の続き>ですが、昨日は夕陽に輝く聖アルジェベタ大聖堂までをお伝えしました。
 今日も例によってMugioとMugikoの会話で記事にしたいと思います。

 <ウルバン塔>


<Mugiko>
 それにしても、フラブナー通り近辺には、この二つの建物(聖アルジェベタ大聖堂、聖ミハエル礼拝堂)以外にも、「ウルバン塔」やネオバロック建築の「国立劇場」、「フラヴネー広場の噴水」、「フランシスコ教会」などコシュチェの見どころが集まっているのね。

 <国立劇場>


 <フラヴネー広場の噴水>


 <フランシスコ教会>


 <なんという教会?>


<Mugio>
 もう少し明るいうちに来たかったね。
<Mugiko>
 薄暮くらいが雰囲気があって良いわよ!しかも、暗いからこそ楽しめる光景もあるのよ。
 ところで、噴水の奥の見える建物は、国立劇場よね。
 左に樹木が写っている薄茶の建物は、国立劇場の右側に並ぶ建物だけれど、どこかの教会だわね。
<Mugio>
 僕たちのような素人の旅行者でもわかるように目印になるものはないのかな?

 <フラヴナー通り>


 <カフェ・スラヴィア>


 <車のショー?>


<Mugiko>
 「これだ!」というものはないけれど、フラヴナー通りの写真の奥の高い建物が、先ほど「何という教会」とネーミングした建物で、その右隣りが「SLAVIA」という表示がある建物だ、ということは分かるわ。この建物は、現在、カフェになっているけれど、以前はホテルとして使われていたそうよ。
 この近所には、1779年建設の旧市庁舎があるはずなのに、どこにあるのか分からないの!
<Mugio>
 ということで、心もとない旅行者で申し訳ありませんが、ご容赦ください。
 その後は、Sさんのメモにあるように、スーパーのTESCOで解散し、ホテルで休憩後、夕食は再び街の中心にあるレストランでいただきました。
 レストランに向かう途中、赤や青に変化するフラヴネー広場の噴水を見学しました。

 <赤い噴水>


 <青い噴水>


<Mugiko>
 悪いけれど、ボケていて、どこに噴水があるのか?よく分からないわね。
<Mugio>
 さぁ、お待ちかねのレストランに到着です。

 <レストランの入口>


 <スープ>


 <鮭とジャガイモ>


 <Mugiko>
 レストランの場所は、国立劇場の前、店の名前は「LEVOCSKY DOM」です。
 肝心な味は、ABCでランク付けすると、スープ(野菜ミネストローネ)が「Bの上」、鮭は味がなく、ジャガイモなど(クリームワインソース、グリーンサラダ)も普通の味なので「B」です。(ほかに私は白ワイン、あなたは赤ワイン、ともに4.2ユーロ)
 という、あなたの評価でした。


 <本日の記事は、これにて終了です。>

 ではまた。

スロバキア周遊の旅<コシュツェ散策(聖アルジェベタ大聖堂、国立劇場など)>

2017年05月07日 | 旅行記
 <この日は、旅行3日目、10月13日(木)です。オチティンスカ洞窟見学が15時15分に終了しましたので、コシュチェに戻り、南北に走る歩行者天国の通りを散策しました。>

<Mugiko>
 コシュツェ散策の前にオチティンスカ霰石洞窟の建物と駐車場の様子が見たい!という表情をしてるわよ。

 <オチティンスカ霰石洞窟の建物>


 <駐車場にて>


<Mugio>
 ばれたか!どうもありがとう。
 また、僕が手当たり次第に写真を撮っていたと思うけれど、変に文句を言わないのでありがたいよ。
<Mugiko>
 何を言っているの?
 コシュチェには17頃について市街地の見学が始まったけれど、まだ明るかったので十分撮影ができたでしょう?
 それと、スロバキアのブラチスラバには来たことがあるけれど、それ以外のところは、「見るもの聞くものが新鮮!で、ついカメラのシャッターを切ってしまうのさ!」という言い訳が聞こえてきたわ。

 <コシチェが近づいてきた>


 <同じく近郊>


<Mugiko>
 これからコシュチェ市街地の建物を間近に見ることになるけれど、どのようなものなのか知っているの?
<Mugio>
 そのためにコシュチェ(Kosice)がどのような町なのか勉強したいものだね。
 「地球の歩き方」によれば、「コシュチェは、ハンガリーとポーランドの通商路上にあり、通商、工業で栄えた町で、旧市街には聖アルジェベタ大聖堂をはじめ、多くの教会や歴史的建造物が残り、当時の繁栄を伝えている。現在は首都のブラチスラバに次ぐスロバキアだ2の都市で、また、2013年の欧州文化都市にフランスのマルセイユとともに指定されている。」と説明しているよ。
<Mugiko>
 コシュチェ駅から公園を抜けてミリンスカー通りを歩いて行くと、5分ほどで旧市街のランドマーク「聖アルジェベタ(Dom Svatej Alzbety)大聖堂」の前に出るそうよ。そして、この旧市街を南北に貫いているのがフラブナー通りで、ここにはレストラン、カフェ、ショップが連なる賑やかな雰囲気に満ちているそうよ。
<Mugio>
 実際に訪問してみると、フラブナー通りには、聖アルジェベタ大聖堂をはじめこの街の見どころが集まっていたね。また、大聖堂の南には「聖ミハエル礼拝堂」が隣接していて、遠方からだと一体の建物のように見えたね。

 <旧市街の中心地フラブナー通り>


 <聖ミハエル礼拝堂と聖アルジェベタ大聖堂>


<Mugiko>
 聖アルジェベタ大聖堂は、1378年から1506年にかけて建てられたスロバキア最大のゴシック建築の教会ということのようね。
 上の写真では分かりにくいけれど、中央の木陰の向こうに見える右側の赤い屋根の建物が聖アルジェベタ大聖堂ね。
<Mugio>
 この後、大聖堂の中を見学し、撮影したけれど、ピンボケになってしまったよ。
 コシュチェの守護聖人アルジェベタの生涯が8枚の聖画として描かれているという主祭壇が有名だけれども、ボケていても掲載しておこうか!

 <大聖堂のステンドグラス>


 <守護聖人アルジェベタの聖画>


<Mugiko>
 それにしても、アルジェベタ大聖堂と聖ミハエル礼拝堂の区別が手前の樹木に隠れてよくわかなかったわ。
<Mugio>
 そのとおりだけれども、逆光で真っ黒になってしまったものを掲載できないので、ご容赦いただくしかないな。

 <聖アルジェベタ大聖堂>


 <聖ミハエル礼拝堂>


<Mugio>
 この2枚の写真は、君が撮影したもので、本当に助かったよ。僕が撮影した聖アルジェベタ大聖堂などは、頭がちょん切れていたりして、見られたものじゃなったからね。
 それでも、「パチパチ」とお構いなしに撮影するのが僕の専売特許だから、たまには間違って良いものがあるかも?

 <夕日に輝く聖アルジェベタ大聖堂>


 と、間違って美しく撮影できた聖アルジェベタ大聖堂をご覧いただいて、本日の記事は終了します。

 ではまた、お会いしましょう!

 

スロバキア周遊の旅<カルスト洞窟群のオフチナー・アラゴナイトケープ見学>

2017年05月06日 | 旅行記
 この日(10月13日、旅行三日目)は、午前中コシュツェ近郊のベトリアルを見学しました。
 午後からは、世界遺産に登録されているカルスト洞窟群に向かいました。

<Mugio>
 Sさんのメモには、午後、訪れたカルスト洞窟群のことを「12の洞窟群が世界遺産に認定されておありますが、今回はそのうちのオフチナー・アラゴナイト ケープを訪れました。」とありました。
 しかし、私たちは、そこがどんなところなのか「さっぱり」分かりませんでした。
 ところで、ワールド航空サービス社からいただいたパンフレットには、「コシチェ近郊のオチティンスカ洞窟」というところを訪れると書いてあるが、メモにあったオフチナー・アラゴナイト ケープがオチティンスカ洞窟なのだろうか?
<Mugiko>
 などと理解できない!というような言い方だけれど、「調べてある!」という顔をしているわよ。
<Mugio>
 君にばれるような可笑しな顔をしているかい?
 情報が少ないものだから苦労したけれど、僕なりに整理したので、恥を忍んで披露してみることにしたよ。
 この洞窟群は、「アグテレック・カルストとスロバキアカルストの洞窟群」という名で95年に世界遺産に登録されている。
 アグテレックというのは、ハンガリーの北部にある地方の名前で、Wikipediaでは、「ヨーロッパ最大の鍾乳洞バラドラ洞窟がある。全長26㎞のうち、8㎞はスロバキア国内にあり、ドミツァ洞窟と呼ばれている。」と説明している。
<Mugiko>
 ハンガリーとスロバキアの共有の世界遺産だということね。それで、スロバキア政府ではどこを見なさい!と案内しているの?
<Mugio>
 「在アスロバキア日本国大使館」のHPには次のように書いてある。
 「ハンガリーと隣接するスロバキア南部に位置するスロベンスキー・クラス国立公園は中央ヨーロッパ最大のカルスト地域で、1100の洞窟・山峡があります。1995年にハンガリーの洞窟とともに「アグテレック・カルストとスロバキア・カルストの洞窟群」という名でユネスコ自然遺産リストに登録されました。2000年には氷で覆われたドプシンスカー洞窟が追加登録されました。
 この洞窟群の中で特に有名なのがドミツァ洞窟です。ドミツァ洞窟は、全長25㎞にわたりハンガリーまで続いています。洞窟の中には川や湖があり、川下のツアーに参加することもできます。
 ドプシンスカー洞窟は、全長1232m、深さ112mのヨーロッパ最大の氷河です。洞窟内は11万立方メートルの氷で満ちており、氷の厚さは26.5mにも及びます。洞窟内の気温は0度以下に保たれており、1946年までこの洞窟内で一年中スキーを楽しむことが出来たそうです。」
<Mugiko>
 見どころとしては、「ドミツァ洞窟」と「ドプシンスカー洞窟」だということね!
 私たちが訪問したのは、この2つではなかったけれど、「オフチナー・アラゴナイト ケープ」も素晴らしいところなのよ。

 <洞窟入口の青い建物>


 <サルノコシカケような鍾乳石>


 <蜘蛛の巣のような形> 


 <蜂の巣?>


<Mugio>
 青い建物の階段を下りて平行になっているところに入口があり、写真撮影するには、10ユーロが必要とのこと。
 見学した感想だけれど、規模が小さく、鍾乳洞というと、よく見かけるツララ状ものは全く見当たらなかった、石の色と白いハツカネズミや蜘蛛の巣のような糸状の線が「ものすごく珍しく素晴らしい!」との説明があった。しかし、正直な感想は、「距離が短く、チョッピリ「ガッカリ」というところかな?
<Mugiko>
 だけれど、Sさんが説明したように「世界でもまれな自然の神秘を見ることができる場所で、世界3大アラゴナイト(和名は「霰石洞窟」)の一つ」になっているところだから「がっかり」などという感想は、自分の不見識を公表しているようなものなのよ。
<Mugio>
 それは、失礼したね。でも、その3大アラゴナイトの情報は、Sさんのメモ以外にないのだから、僕が普通の鍾乳洞だと思って「がっかり」したのもやむを得ないんじゃないかい?
<Mugiko>
 あなたの言い訳よりも、Sさんのメモ以外にオフチナー・アラゴナイト ケープの情報は本当にないの?
<Mugio>
 そう考えて、帰国してからネットで調べてみたけれど、本当に情報が少ないので困ってしまった。しかも、数好きない情報が「何と!」私たちのツアー仲間の二人のものだったから驚いてしまった。
 それと、フリー百科事典Wikipediaが大いに役に立ったよ。
<Mugiko>
 ウキペディアにオフチナー・アラゴナイトの情報があったの?
<Mugio>
 世界遺産のアグテレック・カルストとスロバキア・カルストの洞窟群の説明文に「Ochtinska Aragonite Cave(Ochtinska aragonitove Jaskyria)、Gombasek Cave(Jasovska Jaskyria)などが一般に公開されている。それ以外に特質すべき洞窟としては、Krasnohorska Cave(Krasnohorska Jaskyria)とHrusovska Cave(Hrusovska Jaskyria)がある。」という記述があったんだ!
<Mugiko>
 横文字が苦手な私にも最初の文字が「オプチナー・アラゴナイト ケーブ」だと読めるけれど、ローマ字風に読むと、「オチティンスカ・アラゴナイト・ケーブ」のように見えるわ。
 ということは、ワールド航空サービス社のパンフレットの表記が正しいということね。
 そもそも「オチティンスカ・アラゴナイト・ケーブ」とは、どういう意味なの?

 <房状の白い鍾乳石>


 <サンゴ礁の鍾乳石>   


<Mugio>
 オチティンスカが地名、アラゴナイト・ケーブが霰石洞窟(洞穴)だから、この洞窟は「オチティンスカ霰石洞窟」という意味のようだね。
<Mugiko>
 また分からなくなってきたわ。この難しい漢字は何と読むの?
<Mugio>
 「あられいし」と読むそうだ。炭酸塩鉱物の一種で、化学組成はCaCo3(炭酸カルシウム)だということだけれども、よく分からないな。
 ウキペディアの霰石の説明では、「鍾乳洞においては、サンゴ状の鍾乳石となることがあり、「山サンゴ」と呼ばれている。二枚貝の主成分。」とあることから、写真のような形になるようだね。ある
 なお、「オチティンスカ霰石洞窟」が、どのようなものかや、発見者などを書いた英文の解説があるけれど・・・・

 <ということで、長い文章となってしまいました。次回はコシュツェ散策(聖アルシュエベタ大聖堂、国立劇場など)をお伝えします。>

 本日はこれにて失礼します。