mukoyama blog

向山建築設計事務所 主催の向山博のブログです 

個人的なこと・・・

2009-11-26 18:08:19 | 日々のこと
個人的なことですが・・

昨晩、フジテレビの「ベイビーstyle」という数分の番組で僕と息子をとり上げていただきました。
前に出演したことがある家具デザイナーさんが紹介してくれてたので、
子どもとの思い出づくりだと思い、恥ずかしくも出演させていただきました。

以前「建もの探訪」に出演したときは宣伝の意味もあって放送前に友人などにも声をかけました。
放送後、家よりも僕の変な動きにしかコメントが無かったこともあって、今回は恥ずかしいので身内と数人くらいしか伝えていませんでした。

すでに放送が終わったのでもう安心。書いても誰も見れない。

それでも時間帯もいいのか、かなりの人からメールや電話を頂きました。


法師温泉

2009-11-11 12:55:17 | 日々のこと
週末に群馬県と新潟県の県境にある法師温泉に行ってきた。

今年は妻の両親のお祝いが重なり、妻の妹夫婦と両親を温泉に招待した。
法師温泉は両親が35年?前に親孝行で自分たちの親を招待した温泉とのことで決まりました。
当時妻は1歳(当然記憶なし)
両親は35年ぶりに訪れたそうだが雰囲気は変わらないとのこと。
ひなびた感じがとても良い。
木建具からの隙間風、段差はいたるところにあり、
鴨居の高さは1800。廊下の梁も油断すると頭をぶつけそう。
建物の良さは性能ではないなぁとつくづく思いました。
(もちろん性能も大事。)



部屋から川の向かいにある浴室を望む


玄関


川の上を渡る渡り廊下


古くからある客室棟。紅葉もすばらしい。
宿に昭和初期の写真があった、舗装されたくらいで雰囲気が変わってない。
いまある樹木もそのまま写真にも写っている。
宿のまわりの大木はもともと大きいので80年くらい経っても風景があまり変わらないのだ。
小さい木は10年経つと大きくなったと思うものだが、本来木とは大きいものだと改めて気付いた。
身の回りにある木は10m程度でも大きな木と感じるが、森にある木はとてもとても大きい。




僕らが両親を招待したように、息子がいつか自分をこの温泉に招待してくれることがあるのだろうか。
いやいや、それは自分の育て方のハードルを上げていることに(?)なりそうなので
期待するのはやめておこう・・。

紅葉

2009-11-02 07:15:42 | 日々のこと
週末に軽井沢まで紅葉を見に行ってきた。
ここ何年も紅葉を見に行けてなかったので強引に日帰りで。



軽井沢まで来ると紅葉は見頃でした。
紅葉は寒い地域が色づきがよい。同じ種類でも
東京ではここまで鮮やかにはならない。
ひとつの木に緑から黄色、橙色、赤とグラデーションになっている姿は
本当に美しい。

ちなみにここは9年前に結婚式を挙げた場所。
今日は息子が2歳の誕生日。
時が経つのは早いようだが、振り返ればいろいろとある。
独立してから6年、多くの出会いや仲間、家族のおかげで仕事を続けてこれた。

などと感傷的になるにはもってこいな場所であった。


多摩美術大学 図書館

2009-10-05 18:01:13 | 日々のこと
週末、多摩美術大学のそばを通ることがあり、図書館にちょっと寄ってみた。
前から見学したい建築だった。伊東豊雄氏設計。
平日ではないのでしまっていて内部はみれなかったが、気になっていた一階部分の様子が外からでも見れたので満足。

緩やかな傾斜の立地をそのまま1階の床にしている。
つまり1階の床も傾斜している。
段差など建築的な処理をしていないだけなのだが、1階がまるで外と連続してる空間に感じた。
書庫などが1階になく、広く空間が広がっているからというのもあるかもしれない。



その後帰りに、宮ヶ瀬ダムによる。
今、話題のダム建設。いろいろと考えるべきことはあるようだ。
ダムによりできた宮ヶ瀬湖。
湖畔に歩道吊橋「水の郷大つり橋」がある。
建設当時は日本一の長さであったそうだ。
ただ見てみると・・・

下で公園が繋がってる・・・。
別に橋なんてなくても・・・。と言っては夢がないかもしれないが。
やっぱり吊橋は上から下見て、「うわー高い!」とか
「橋がない時代はどうしてたんだ・・・」とか
そんなところに掛っていてほしいと思うものです。



管理建築士の講習

2009-08-11 15:37:28 | 日々のこと
昨日、管理建築士の講習を受けてきました。

2005年の耐震偽装問題を発端に、建築業界では大きな変革が段階的に続いています。

・建築基準法の改正
・建築士法の改正
・消費者保護の法律の制定
が矢継ぎ早に行われています。

今回の管理建築士の講習の義務化もその一環です。
一級建築士の講習も3年ごと受けることが義務化され、
これも時間を作って受ける予定です。

1日がかりでした。

400席くらいびっしりと。一番前の中央でした。
おかげでみっちり講習が受けれました・・・

最後は考査(試験)が終わるともう午後の7時。
携帯で1日たまった仕事の電話をしながら駅まで歩いてる集団は
ちょっと怖い感じでした。

国展

2009-05-06 06:25:16 | 日々のこと
昨年からかかっていた「神木本町の家」の見積用図面を何とかGW前に施工会社に渡せたので、
追加の図面をちょいちょい書きながらも、比較的今年のGWはゆっくりとできました。

と言っても本日は一日早く仕事開始で
特養の着工にむけての近隣説明会に行く。
施工にあたり、工事車両のルートなど近隣住民とすりあわせをしていく。


昨日はこどもの日があいにくの雨なので息子の予定延期して・・
国立新美術館で開催されている国展を見に行く。



彫刻家である兄が久しぶり公募展に出品し入選したとのことなので。
15年ぶりの出品。

若く派手な表現が先行している作品が多い中(実際若い人が多いので)、
兄の作品は丁寧に緻密に無駄な部分はそぎ落とされ、
彫刻家人生の長さが作品に出ているように思えました。
もちろん身内の欲目もあるかもしれませんが・・
とてもいい作品だと思いました。
おもうひと

また来月にはNYでグループ展に参加するとのことです。
グループ展には僕も好きな作品
冬の生活
を出展するそうです。

自分の海外進出はまだまだ想像できませんが。


2009桜

2009-04-06 05:10:01 | 日々のこと
風邪で少々体調を崩しているものの、這いつくばってでも桜を見ないともったいないので、
毎年いく近くのよみうりランド横の桜を見に行く。
昨年の桜の際にも話題にしましたが、同じ桜を見続けるのも大事・・・と近場で済ませてしまう。

今年は京王よみうりランド駅からランド入口まででてるゴンドラに乗ってみる。
いつもはこの下で花見をしている。桜の壁に沿って上っていくのは圧巻でした。




そこから歩いて5分程度の三沢川の桜並木をみてきました。
都内の目黒川と違う田舎くささが大好きです。


実家

2009-02-09 01:15:45 | 日々のこと
土曜日に実家に顔を出しました。

父の傘寿(80歳)、母の古希(70歳)、しばらく体調を崩していた兄の全快祝いをしました。
昼間から飲むのは久しぶりでした。
とても気持ちが良いですね。

散歩ついでに地元では枝垂れ梅で有名な常立寺による。
心洗われましたが、
季節の移り変わりを
設計の工程に重ねてしまい、酔いもさめてしまいました・・




兄は1月に幾つかのグループ展に参加。
精力的に作品を作っている姿はいつもながら刺激を受けます。

僕の方は1月は現在請けている物件4つ全てが実施設計中でした。

ここにきてようやく・・
特別養護老人ホームも来週やっと入札という段階。
精神科クリニックも着工直前。
鎌倉の住宅も細かいつめはあるものの山をこえました。
工程の厳しい川崎の住宅をつめているところです。

忙しくしている割にHPで更新する内容も少なく、
ブログにも手をつけられる状況ではありませんでした。

そんな中先週 久しぶりに自宅の取材の依頼があり
撮影をしていただきました。
だいぶサボっていたので誌面として耐えられる状況に片付けるのは大変でした。

3月末に出版される雑誌なのでまたその際に報告させていただきます。

近況報告でした。

誰に?



謹賀新年 2009

2009-01-03 13:24:23 | 日々のこと
あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。



最近は月に一度程度しか更新していないブログになってしまいました。
年末やら年始やらいろいろと書くネタもあるのですが・・・
いまさら年末?という気もしてしまい、また次にしよう・・と
書かない日々が続いています。

もう少し頑張ります。
今年もよろしくお願いいたします。(2度目)




TOMOS

2008-11-30 02:27:05 | 日々のこと
長年乗り続けたTOMOSとお別れしました。



TOMOSはオランダ生まれのMOPED(モペッド)です。
ペダル付きのモーターサイクルをMOPEDといいます。
前にこげば自転車のように進み(遅いが・・・)
後ろにこげばエンジンがかかります。
10年ほど前に友人がアメリカに移住するのにあたり譲り受けたものです。

燃料メーターがないので油断すると道端でガス欠もしばしば。
エンジンオイルは混合液で、ガソリンを入れるたびにオイルを計量して混ぜねばならず、かなり厄介なバイクではある。
そんなところも気に入っていた原付ではあるのだが、加えて近頃はいろいろと調子が悪くなってしまった。
ギヤが2ndになかなか入らない。パンクが2ヶ月ごとにおこる。
直すにはギヤだけでも6万円ほどかかるようで、さらに古い車体には今後何がおこるかわからないということでお別れを決めました。
もともとの持ち主にも伝え、せめて使える部品は使ってほしいとTOMOSの代理店に引き取ってもらいました。

自宅から最寄駅までのバスは少なく、お金もかかるので
かわりに中古でYAMAHAビーノクラシックの白を購入しました。近くのバイク屋で修理代+αでしたので購入しました。
速いですよ~と店主。もともとTOMOSはどの原付にも抜かれてましたし。周りが見える程度で走る豊かさを味わえました。
中目黒に勤めていた頃、三軒茶屋から目黒川沿いを桜並木を見ながら通勤してたのが懐かしく思えます。

スピードは求めていませんが、せっかくの新しい原付との出会い。また長く乗れればなと思います。

心肺蘇生法とAED

2008-11-09 01:50:01 | 日々のこと
心肺蘇生法とAED使用体験の講習をうけた。

最近は街のいたるところに置かれているAED
一般の人が使用できる簡易な電気ショック程度に考えていた。

実は思いのほか良く出来ており(当たり前か・・)より多くのAEDの設置の必要性を感じた機会であった。
また、集まった方々の中には実際AEDを使用している機会に遭遇してその必要性を感じ参加されている方もいた。

心臓が止まる、呼吸が止まるもどちらが先にせよ、
いずれ死ぬのも時間の問題である。外傷以上に一番重要な問題である。
心肺蘇生法は始めるのが遅ければ遅いほど生存率が下がる。
3分以内であれば3/4は生存のする可能性があり、5分経てば1/2まで下がる。

いろいろと重要なポイントなどはあるのだが、それを説明するのは別に僕のブログである必要もない。
自分が「へー」とか「ほー」とか思ったところをまとめてみた。

●心肺蘇生法とAEDの違い
呼吸、心臓が停止している場合に有効なのが心肺蘇生法であり、
人工呼吸と胸骨圧迫(ちょいと前まで心臓マッサージと言っていたもの)を繰り返して行うことである。

それに対して心臓停止の前の心臓の痙攣状態(細動という)で機能不全になっている状況から
痙攣を取る機械がAEDです。
(除細動という、AEDは除細動器とも言います。)

人ではわからない心臓停止か痙攣状態かを自動に判断して次の作業を声で指示してくれます。必要であれば電気ショックを与え痙攣を除去します。
つまり心肺蘇生法とAEDはセットでどちらかで足りることではないのです。



●協力者の存在。
意識の確認。119番。気道確保(舌が気道をふさがないようにする。)
などしてすぐに心肺蘇生を開始するのだが、1人はほぼ心肺蘇生法を繰り返しているため、AEDをとりに行けない。そのため近くのAEDをとりに行く協力者が必要です。
大声で周りに協力を求めるべきである。

●AEDの位置を普段より把握しておく
そんなこと気にしてられるかとも思うでしょうが、
この講習を受けてからは自宅から一番近いAEDの位置を確認しました。
(学校などにも最近は置いてあります。)
通勤の間でも把握しておこうとすら思います。
なにしろ探しに行って、戻ってくる時間が勝負なのですから。
それくらい頼りになるやつです。

●人工呼吸はしなくてもいい
やはり心肺蘇生法の中でちょいと躊躇してしまうのは人工呼吸ですね。
ま、口づけですからね。そうはいっても。身内ならともかく、他人となれば・・。
本日の赤十字の方が言うには人工呼吸の効果はあまり証明されてないそうです。
それ以上に胸部圧迫の方が大事とのこと。気になるようであればやらなくていいそうです。
Wikipediaでも人工呼吸不要説についてかかれていました。

●吐しゃ物の撤去
参加されていた多くの方が吐しゃ物の除去と心肺蘇生法の優先順位を気にされていました。参加者は年配の方が多く、いろいろな体験をされているのだなぁと
人生の先輩たちの指摘、コメントに感心してしまいました。
つまり吐しゃ物が邪魔をして人工呼吸ができないのでは。とのこと。
これも前項の内容とかぶるのだが、吐しゃ物が気道に詰まっていても、蘇生がさきである。意識がもどり自分の力でもどせる状態になってから吐しゃ物の除去に移る。
蒟蒻畑の事故などで最近テレビでよく見る後ろから上腹部を突き上げるようなやつです。

●濡れていればふき取る
AEDの中には心電図をとり、電気ショックを与えるパッドがはいっている。
地肌に貼るため、服を切るハサミなどもはいっている。
プールなどで心肺停止になった場合などは水分をふき取る。
電気が変に流れてしまう。アクセサリーもである。
また胸毛が濃い場合パットが付きにくいので、胸毛を剃るための剃刀も入っているとのこと。なるほど。

●下手であってもやるべき
いろいろとやり方はテレビでもみる機会はあったが、胸部圧迫などは実際にやってみると難しいものである。
ただ、下手でも何でもやらないよりはマシとのことで
たとえ経験がなくても、うる覚えでもそんな機会にあってしまったら
やったほうが生存率はあがる。

●刑法民法によって守られている。
講習会の後からこっそり聞いたのだが、
(会の中で聞いていい内容か迷ったため・・)
胸部圧迫などは押す場所を間違えると肋骨を折る可能性もなくはない。
たとえ好意でも、そのことで傷をつけてしまう、または極端な話そのことが致命的となってしまう可能性がないことはない。
その時は訴えられるのかどうかと質問したところ、
民法刑法でその点は守られているとのことでした。
そんな機会に遭遇したら躊躇せず、取り組んで良いようだ。


ま、こういろいろ書きましたが、講習会の議事録代わりなので、この内容について責任は一切持ちませんので。
よろしく

山小屋

2008-05-08 00:34:45 | 日々のこと
GWも終わりました。
いつもなんだか仕事に追われ休める状況にないのですが、
今年は家にいて育児に追われる日々でした。
朝と夜は協力するもののの、やはり一日家事と育児に追われてるのは
主婦というのは大変だと実感できました。

そんな中でも妻の両親の持つ山梨の山小屋(別荘)2泊してきました。
赤子を連れての初めての外泊なので、両親も一緒であればいろいろと楽だろうというもくろみもあって・・

山小屋は義父が10年ほど前に定年後のために建てたもので、初めて妻の両親に会ったのもここです。かなり山の中です。

定期借地で建てたとのこと。
ここでは携帯も入らず、テレビも衛生放送のみ、エアコンもない。(冷房は要らない。)
山小屋に来ると、まさに晴耕雨読の生活になります。

ご両親とも畑栽培やアウトドアが好きなので何年も探して
土地を見つけたとのことです。
私の父は仕事以外に趣味はなかったが最近になって、
歩いたり、園芸などしているようです。

日頃仕事柄、施主にご趣味はなんですか?と聞いておきながら、
じゃ僕の趣味はなんだ?と自問自答しています。

建築が趣味といっては、趣味で設計しているのかと施主に怒られそうだ・・・

内覧会

2008-04-20 23:58:10 | 日々のこと
昨年中目黒に竣工した弊社設計のCOMS中目黒Ⅰの施主であるリブコム
三宿に計画した店舗兼集合住宅を内覧させていただいた。
設計はWORKSHOPの北山恒氏による。


北山さんには2005年に「三宿の集合住宅」という物件がある。
コルビュジエのユニテのような組み合わせのメゾネットで
3フロアに2つの住戸が納まる。
中間階が中廊下になり出入口となり、上下階に各住戸は展開して両面開放となり
採光、通風が確保されるという構成である。
今回も同様の構成であった。

中廊下に面した部分はガラス張りではあるが、そのフロアをオフィスにするなど、
SOHOのスタイルで住まうのであれば問題はなく、
むしろ閉鎖的であるより好ましい。
以前雑誌で見た時はある程度住み手の工夫を要求するプランだと思えたが、
実際に見てみると抵抗はなく、
廊下を挟んで反対側の住戸の窓から差し込む自然光がむしろありがたく感じるほどであった。


↑廊下

↑廊下越の反対側の住戸



土曜日は新百合ヶ丘に引越してきた友人の2世帯住宅兼アトリエの内覧会に行ってきました。
友人といっても8年前に博多小学校の現場に張り付いてた時に一度現場事務所で飲んだ程度だったのですが、せっかく最寄になったので今後は会う機会も増えそうです。


↑敷地内にまとまった形で空地を確保し、残された形を建物にしたような形状

↑その内部 南側とか表側とか方位に捉われない自由な平面でした

放映を終えて・・・

2008-04-01 07:35:11 | 日々のこと
一昨日「建もの探訪」放映されました。

僕の動きが笑えたという建物に関係ない感想も含めて多くの方から
お電話、メールを頂きました。有難うございます。
テレビの力とはすごいのですね。
20年来の高校の担任の先生からのメールまでありました。

自分で見てて恥ずかしいところもありましたが、
もっとひどく恥ずかしいところは結構カットされてて安心しました。

渡辺篤史さんはさすが20年番組で多くの物件を見ているのでとにかく鋭い。
部屋に入った時にポイントの部分を一目で見つけてしまう。
撮影合間の会話の中でもその知識の豊富さに驚かされました。

いろいろな面でこのような機会を頂いていい経験をさせてもらいました。