こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

場所に収まる

2005-04-27 00:40:34 | 居場所
ベゲーノフの暮らしも一月近くが過ぎようとしている。最初のうちは、スーパーに行っても、どこに何があるのかよくわからないで、ウロウロしている時間の方が長かった。この頃は、かなり要領よく買い物を済ませることができるようになった。今日も10分ほどで全部買い終えた。

部屋のなかも、どこに何を置いたらよいか、最初のうちは一定しなかったが、この頃は定位置が決まってきた。調味料、食器、鍋・フライパン、衣類、本など、それぞれのニッチに収まってきた。流しの下の空間、隣にあるラック、ベットの脇のサイドボード、壁にあるコートハンガー。こうした生活道具は、それぞれの用途にあった機能や形を持っている。自然と、それに合わせて、物が並べられたり、しまわれたりする。こっちがいいか、あっちがいいかと、自然と使いやすいように移動していく。居場所が決まった物たちは、使い勝手がすこぶるいいものだ。

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