イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

猫、イチヂク、ミニトマト

2023年07月05日 | その他
この痩せた子が、子猫たちのママなんです。
妊娠した状態で我が家に現れました。


子猫たちのトイレのしつけは、もうできました。
最初は私を警戒していましたが、
トイレの始末をしだすと、
私にもにおいが移るんでしょうね。
子猫たちが私を見る目が変わってきました。
信頼できる人間じゃないかにゃ?と思い始めたみたいです。

家の中に入れたいけれど、
寝たきり91歳の母はいるし、
先住猫がいるので無理です。
ですから、我が家でごはんをあげる地域猫にしていこうと思いますから、
まずは、ママ猫から避妊して、
順番に子猫かな、と考えています。

猫は父が亡くなる時も
私に知らせてくれたり、
我が家にとっては
猫は、幸せしかくれないんです。
できる限りのことはしてやりたいですね。

こちらは先住猫、
頭がちょっと禿げてます。
誰かに引っかかれたのね。
頭のいいサビ猫なんです。
大切な子です。
私が幼い時は、6匹の犬と暮らしたこともありました。
犬も大好きですが、今、世話しているのは猫たちです。
いつもどこかで私を見守ってくれているのがわかります。



また、イチヂクとれました。
ブランデー漬けです。



買ってきたのと、庭のミニトマトを湯通ししてから皮をむいて
麺つゆに漬けました。
冷たくておいしく、麺つゆは素麺つゆに使うと
トマトのグルタミン酸でさらにおいしい麺つゆになります。



こちらは今日仕込んだ水キムチ
りんご、ミニトマト、きゅうりです。
漬ける野菜の量を加減しています。
ニンニクはなし、生姜のみです。





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めちゃくちゃでぐちゃぐちゃな在宅介護

2023年07月05日 | 在宅介護
みんな介護って嫌いよね。
理由は面倒くさいし、
本当に臭いし、汚いと思うから。
でも、自分がそうなるとは考えてないよね。
それが、全くご都合よろしいですよね。

私ひとりで、寝たきり91歳の母親を
月の半分、在宅でみて、
あと半分をようやくショートステイに行かせられるようになりましたが、
コロナ禍でショートに行かせたくても
施設がクラスター発生続きで
どこも預かってくれなかった時には
もう、限界が来た。

自分がしんどいものだから、
早く死なないかなと本気で考えたし、
どこかへ捨てに行ったら楽になるよなと思ったし、
まわりで親が死んだと聞いたら、羨ましかったですよ。
これ、マジ、本気の話。

私の方が先に死ぬ、と思うくらいくたびれて
私も持病があるし、通院して毎日薬飲んでいるから、
病人が91歳在宅介護しているわけですよ。
老々介護だから、どっちが先に死ぬか、と毎日考える。

介護をしたこともなく、
子育てをしたこともない人が
孫もいないから、遊び相手になってほしくて
「施設入れりゃいいじゃないの」と介護福祉事情を全く知りもしないで
勝手なことばっかり言ってくるのがいて、
あまりにも邪魔になるもんだから、
ばっさりつきあいは切りました。
子育てさえしたことないんだもん。
人の世話がどれだけ大変だけど、
また必要なことか、
さっぱりわかってなくて、
自分が暇なもんだから、
遊ぶ話ばかりで、もうウンザリした。
暇な年寄りは他にもいるんだから、
そっちと遊びなさいよ、ということです。

歌舞伎役者が親をやっちゃったけれど、
もう、面倒くさくて、こいつらいなけりゃいいのにと、限界切れたんだと思う。
その気持ちも私はわかる。
介護したことない人は、親を殺めるなんてと勝手なことばかり言うけど、
実際、介護やってみな。
限界来るのわかるよ。

早く死にゃいいのに、とも思うんだけど、
やっぱり、私を産んでくれた人の最期はちゃんとみてやらないとね。

家はもう、ぐっちゃぐちゃだし、
母が生きている間は、捨てようがないものばかりあって、
ひとりで何もかもするには限界があるけど、
とりあえず、子どもふたりは結婚した。
それだけでも、充分満足。
「年寄りばかりみてないで、イコン描きなさいよ」と
人吉のハリストス正教会のイコノスタスを手伝っている時に
赤磐のイコン画家に言われたけれど、
それ、あんたが孫に言いなさいよ。
私に言う言葉じゃないわよ、と今でも思う。
それからは、イコン画家もめちゃくちゃになっていったからね。
神様って見てるもんだなと思いました。
やっぱり、人道を歩かないと、おかしなことになるのよ。
人道と神様の道は全く別だからね。

家がめちゃくちゃなんか、
母が死にゃ片づくわけだから、
私の体力を私が死なないように温存しながら
母を無事に神様の元へお届けしたいと思います。

徳島の亡くなられた神父様からは、
死への送り方の話をお聞きしたので、
それは、父の時も大変、私の支えとなりました。
感謝してます。




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花時計