日本のブータンに住んでます
あした晴れるか
荒島岳は見えなかった
2月12日(日)、日本百名山・荒島岳へむかう
人の跡を歩くのは面白くないので誰もいなさそうな下山(しもやま)コースへ
距離、標高差、深雪・・まあ頂上までは届かないでしょう
そう思うなら行かなきゃいいのに・・・
クルマでここまでつっこんでみたがギブアップ
下山地区の神社の前までずっとバック
FF車でこんなとこ来たらあかん
あちこちで雪の下が空洞になっている
荒島岳はそんな高くない山だけども、風が吹き出すと凄いらしい
先月には単独行の人が吹雪の中で進退極り雪洞を掘ってビバーク、翌日自力で下山している
ぼくも前回雪洞実験をいちおう成功させてはいるが
できれば使いたくない奥義である
戦わずして勝つが上策
時には勇気ある撤退が必要であろう・・
で、11時25分、標高840mの尾根上でUターン
3時間半歩いて頂上までの5分の1も進んでいないのだから
やめたやめた~
今回ガスカートリッジの使用前使用後の重さを量ってみた
ガスはプリムスの250T(寒冷地用)
少量の水を沸かした中に雪を継ぎ足してラーメン1人前
その後ちょっとだけお湯を沸かしてコッヘルを洗浄
消費したガスは24グラム
まっ白い雪を溶かしたのになぜか水が黄色く濁ってる
黄砂かなー、それともスギ花粉?
7時55分、雪が舞うなか神社前スタート
30分林道をズボズボすすむ
メガネが曇って用をなさなくなりド近裸眼ですすむ
不思議なものでだんだん見えてくるような気がする
落とし穴に苦しみながらすすむ
3時間かかって着いたところが林道の終点
いっきにやる気をなくす
足が重いなー、疲れてるのかなーと感じていたら
スノーシュー本体とビンディングの間にたっぷり雪が詰まっていた
雪を落とすとうんと軽い
しかしすぐに雪が詰まってしまうではないか
あ、そーだ
踵が上がらないようにロックがかけられるのであった
気がつくのが遅い、無駄なエネルギー使ってしまった
尾根に出ればペースが上がると考えていたがそれほどでもなく
雪が降ってきたので引き返すことに
苦労して登って来たところも下りるときにはスイスイスイ
これならもう少しがんばってみてもよかったかなー
13時10分、神社前に着
クルマも無事
『平成の湯』の露天風呂でボーッと
まぼろしの大垂と呼ばれる付近の等高線の狭さが凄いのだけど
こんなとこはたして登れるものなのか?
この目で見てみたかったのだけど・・
また来週?