日本のブータンに住んでます
あした晴れるか
誰もいないのね
12月2日(日)、5時起床
荒島岳か経ヶ岳か、人の少なそうな経ヶ岳に
6時42分、奥越青少年自然の家の前を出発
霜柱を踏みながらすすむのが楽しい
林道を越えてから徐々に雪に足跡が残るように
8時33分、保月山
思ったほどの雪ではない
担いできたスノーシューも出番がないかな
9時38分、杓子岳
いいお天気になるかなぁと喜んでいたのだけど曇ってきてしまった
ときどき膝までがぼる
そろそろスノーシュー を履いたほうが楽だろうけど
もし荒れたときに足跡がなくなってしまっているのも怖いからそのままズボ足ですすむ
中岳を下りていよいよ最後の斜面
これが雪が崩れて登れない
スノーシューの出番
11時38分、経ヶ岳山頂に一番乗り~
しかし山頂はガスの中、そのうえ強風が吹き荒れている
待てばガスが晴れるかも、と淡い期待を抱いて
風を除けられる窪みにツェルトを張ってみる
布一枚で極楽だ
けどすごい湿度
昼食休憩1時間
どーも風は強さを増してるような
撤収して窪みから出る
わ、強風を超して暴風じゃないか
風上を向くと息ができない
ガスが濃くなってるし
あ、足跡が消えてるし
これってやばいでしょ
やばいよね
やばいやばいやばい
落ち着け落ち着け落ち着け
落ち着くか
・・・・・
風上向かなきゃ息できるし
すこし下りれば風も弱まるし、たぶん
雪降ってないし
急傾斜にはしっかり足跡が残ってる
ズボ足でゆっくり下りよう
雪に空いた拳大ほどの穴から雪が飛び上がった?
うさぎだろうか
「こんにちはー」と声をかけて穴を崩さないように通り過ぎる
中岳とのコルまで下りると視界スッキリにして無風
ふりかえると山頂からは轟音が響いている
スノーシューを履いて中岳を上る
13時44分、杓子岳
風は強いが視界良好
目を凝らして下を見るとメガーヌが見えるような・・
1ヶ月ぶりの山、久しぶりの柔らかい雪
膝にきた・・・
14時28分、保月山
薄い雪の下に落ち葉、滑りやすい
15時45分、メガーヌに到着
登る人は少ないだろうと思ったが
結局自分の足跡しかなかったのだった