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焼岳に酔う

6月15日(日)晴れ
北アルプスの南端、焼岳へ行こう

4時起床

焼岳小屋のHPには、5月22日現在アイゼンとピッケルが必要と書いてある
福井の山や白山はとても雪の少ない冬だったけれども
他の地域では大雪だったなんて話も聞くし
いちおうクルマには積んでおこう



 きょうは中尾温泉から焼岳がよく見える
これならアイゼンはいらない
念のため軽アイゼンはもっていこう

昨年までの駐車場は温泉掘削のため使えなくなっていた
新しい駐車場はもう少し中尾温泉寄りの道路左側にあり
登山届けのポストが新設されている

8時4分、駐車場を出発

8時45分、白水ノ滝の展望ポイント
このあたりまでは森林浴コースといった感じ
3回目なんでちょっと余裕~
 


 

振り返ると飛騨山脈が見事
笠ヶ岳~抜戸岳はアイゼンがいるなー
どんなんかなー

9時52分、秀綱神社で立ったまま休憩
このへんからちょこちょこ残雪を踏む
峠が近づくと雪はなくなる

10時26分、中尾峠

溶岩の山に登りだすと
ゆで玉子の臭いがプ~ンと漂ってくる
深く息を吸うとダメだ~
温泉場で嗅ぐ硫黄臭は好きなのだけど・・

Tシャツ短パン姿の白人カップルが下りてくる
おにいちゃんと挨拶交わした後
おねーちゃんがぺらぺらぺらぺらーっとしゃべる
もっとゆっくりしゃべってちょんまげと思ったが
知らん単語が圧倒的っぽかったので
「あーりがとーーぉ!」でわたしゃ行くことに・・・
たぶん、めちゃ景色良かったわー
もうちょっとだからおっさんもがんばってー
・・・てなことをいってたのだろう
それにしても背ぇ高いのに顔ちっちゃかったなー
にいちゃんもねーちゃんもモデルみたいにかっこえかった



もうちょっとや



11時24分、焼岳南峰到着
写真を撮ってちょこちょこ歩き回りながら陣地をさがす



火口池、お湯じゃないってのがわかった



槍ヶ岳、奥穂高岳、前穂高岳、梓川、大正池・・
を眺めながらビール缶をプシュっ
ああ温くなっちゃってるけど、ひとくち目は美味いね
カップの蕎麦をすすって
地図と山を眺めっこしたり
ぼーっとしたり
ほとんどぼーっとしてたか

1時間ちかく休んだしそろそろ帰るか~
と立ち上がる?
ザックを背負う?
歩き出す?
れれれ
目の焦点が定まらない
完全酔っぱらってますがな
350ml缶1本でっせ
さすが一番搾りやな
発泡酒なんてケチなもんばっか飲んでるから
ビールにあたったんやな~
あかんわ岩場下りるのあぶないわ
ちょっと横んなれるとこさがそ
でなぜかわざわざ南峰の真下まで行って
石の上でゴロン
・・・・・
ぶるっ さむっ
寝てた?
わ1時過ぎてる
遠くからこっちを見てるひとがいる
ぶっ倒れてると思われたか
事実ぶっ倒れてたか
ムックと起き上がりザックをひょいと背負い歩き出す
おお大丈夫、ものが二重にに見えないし



南には乗鞍



焼岳よ、またね



わー、下りるのめんどくさー



焼岳小屋に寄ってみようか、なんて思ってたけど
もうビールは勘弁だし
腹は減ってないし
帰ろっかな~

13時46分、中尾峠 腰を下ろして水がぶ飲み
13時54分、気がすすみませんが下りよう



温泉、温泉

15時29分、駐車場着

ひがくの湯でひとっ風呂浴びて
ソフトクリームなめて

高山の街を抜けるとき
なーんか見たことのあるよーな外人カップルが橋を渡ってた
ほー今夜は高山泊まりかー
日本満喫してね!



焼岳は昭和37年に噴火、以来エネルギーを貯めている、はず
同じ37年生まれとして、共感するところ大な山です



火山ガス漂うところでのアルコール摂取はアカンと悟りました











 


 

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