日本のブータンに住んでます
あした晴れるか
白山に今年初登頂
風嵐のゲートも開いたようだし
別当出合までの雪もすっかり消えているだろう
土曜のうちに仕事を片付けて
4月10日(日)、3時半起床
5時18分、市ノ瀬の駐車場をスタート
時間の短縮より体力の消耗のほうが大きいことを経験済みなので
自転車は終始押し歩き
6時26分、別当出合に到着
踏み板のない吊り橋ではスキーヤーがプラスチックのブーツで往生していた
わずかに雪が残った夏道をトレース
7時13分、中飯場
中飯場から1時間半で甚之助小屋
締まった雪は歩きやすい
エコーラインを行くつもりで急勾配を上って右に折れる
急な斜面をトラバースするのがおっかない
ずーーっと滑り落ちれば不動滝の崖だ
スキーが滑り降りた跡を辿ってみる
ハイマツの隙間を抜けると南龍山荘が眼下に見えた
エコーラインだ
このあたりから雪が緩み始めて歩きにくくなる
弥陀ヶ原の縁で腰をおろして
追いついてきた若者としばし歓談
11時3分、重い腰をあげてまっすぐ室堂をめざす
11時37分、室堂センターの正面に出る
さっきから咳が出始めてどうにも呼吸がしんどい
無理してパンを食べたが咀嚼中息ができない感じ
腹がぐ〜となるのだがもう食べられない
11時58分、さあ行こう
しかし遅々として進まない
アカン腹へった〜
ザック背負ったまま横になり
目の前の氷をかじる
頂上は目の前
そう目の前だからあわてなくても・・
13時17分、着いた。
中飯場で会った3人組スキーヤーも到着
記念写真を頼まれ手渡されたのが α77
こんな重いのよく持ってきたねー
終日の曇天
雪も汚れてるし
なんだかもうふらふら
コケそうなんで
ヘルメットかぶってアイゼンはいてピッケル握って
13時42分、下山開始だ
水屋尻雪渓を下って弥陀ヶ原
2,345mのピーク目指して縦断
ときどきズボッとがぼる
ピッケルに体重を預けるとシャフトの根元までスポッと沈む
もしカチンコチンなら恐ろしい場所
真下には不動滝だ
すっかり雪もゆるんでいるのでストックに持ち替えて
あ、コケた
腹が減って機敏な動きができなくなってる
あ〜情けない
中飯場でアイゼンを脱いで
締めは吊り橋か・・
ワイヤー握る手にはもう握力がなかったけど
16時53分、別当出合着
あとは楽々自転車だ
17時11分、市ノ瀬に到着
う〜寒かった
エコーラインへのショートカットと室堂への直登が初体験
腹は減るし呼吸が辛いし一時はどうなるかと思ったけど・・
どうも花粉症だけではないなあ