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お盆休みはとことんさびしく

お盆休みはkobaさんたちにおいていかれてしまった
家でゴロゴロしているわけにもいかず
近所の山では熱中症だし
涼しそうな山は大変な混雑だろうし
どこかないかな?
地図とにらめっこ
目を付けたのは北アルプスの餓鬼岳と唐沢岳


8月12日(日)のうちに移動
さすがに何度か渋滞につかまる
大町市白沢の餓鬼岳登山口前に着いたのは19時すぎだ
車内でコンビニ弁当・・・
雨・・



8月13日(月)晴れのち雨ふったりやんだり


雨あがった
ここには簡易トイレ一基、登山届ポスト、ベンチがある
5時34分スタート、標高は1,000m
現在ザックは13キロ


縦に横に梯子だらけなのです
濡れてて滑ります


沢沿いのコースなので水は豊富


ここだけ滑り止めの金網がかけてある
落ちる人がよくいるのでしょうか?


あたしはここで落ちました、帰りに


せ、狭い


手すりはぐらぐら


この天気なんとかつづいてほしい


沢が狭くなってきました


7時57分、標高1,500m付近 最終水場
同じく餓鬼岳テント場をめざす女性ふたりが先に休んでます


餓鬼岳小屋で水を買うのは潔しとせず
ここで2リットル汲みます


最終水場からは急登です
2キロの水がずしりときます
もうカメの歩みだ

そして雨
今シーズン初めてカッパを着ました
カメラもジップロックにしまい込みます

数時間で餓鬼岳に登って余力で唐沢岳に・・なんて思ってましたが
とんでもない甘い考えでした


つづら折りの道を登りきるといきなり餓鬼岳小屋の裏にでます

13時53分、ようやく標高2,600mの餓鬼岳小屋に到着
カレーライスでも食べさせてもらおうと思っていたら
もうランチは終わったって・・・
テント代700円を払って登山道をちょっと南に下ります

フリーズドライのリゾットを食い終わると水場で会ったふたりも到着
その後ソロの男性も現れて今夜テントは3張りだけ
おそらく小屋には十数人はいるでしょうか?
狙い的中の不人気な山であったわ


シェルター設営後に降った雨もいったんあがりました
小屋のにいちゃんの話では明日の14時まではお天気はもつ予報とか
下界から届く花火の音を聞きながら
シュラフカバーでまるくなる 「寒いし・・」
そしてまた雨が

 

8月14日(火)晴れのち雨ふったりやんだり


4時50分、雨あがってる


雨だったら唐沢岳はやめておこう、なんて考えていたけれど
これは行かないわけにはいかないねぇ


ここに泊まっている人たちも何人かは行くだろう


狭そうな小屋だけど
あたしのシェルターと比べれば天国だよ


トイレは独立、大ふたつ紙なし


小ひとつ


関西からの男性はもう撤収 白沢へ下山、もったいないな
女性ふたりはあたしがスパゲッティ食ってるあいだに
唐沢岳に向けて出発


小さなザックに大事なもの?だけ詰めて出発
6時17分、餓鬼岳山頂


どーも唐沢岳に行く人がいないよーな・・・


7時15分、餓鬼のコブで先を行く彼女たちに追いつきます
どうも3人だけか・・


ここが北アルプスかいッ!?っていう道ばかり
着ているものはびしょびしょ
靴の中も浸水


レンズも曇ってしまいます


ここちょっとだけ怖いです~


思い切り左下へ巻いて唐沢岳に近づきました


8時57分、唐沢岳に到着
ここではじめてふたりとまともに会話しました
佐久から来られたそうで、明日東沢乗越から下山するそうです
ふたりで2台のクルマを使ったそうで、地元の人ならでは!

靴を脱いで靴下絞って裸足で休憩です
足裏で感じる山肌が気持ちいい

9時23分、出発です
餓鬼岳の向こうに不穏な雲が沸き上がってきました
もうカメラはしまって岩場を慎重に下りることに
ちなみに唐沢岳へはヘルメット着用です

12時、餓鬼岳まで戻ってきました
やはり今日唐沢岳に行ったのは3人だけだった
ここまで不人気とは

インスタントラーメンを食って
塗れたシェルターをビニール袋につっこんで
今にも降りだしそうなのでカッパの上下を着て

12時56分、餓鬼岳小屋の裏から降下をはじめます
暑い、カッパの上を脱いだり着たり
すれ違う人数人
百曲がりが終わりにちかづくと雨も本降り
あぁ、最終水場からの梯子の連続 やばいなぁ

15時、気が付かないうちに大凪山を過ぎて急坂を下りだす
雨がやんでほんのしばらく虹が・・

ひとりの若者とすれ違う
無口そうなのであいさつだけで見送った
今時分ここでは日が暮れるよなぁ
ん、自分の心配もしたほうがいい

16時12分、最終水場 休憩 水も0.5リットル補給

虹がみえてたのになぁ、すでにどんより曇ってあたりが薄暗い

石、木の根、木の梯子、すんごい滑る

17時すぎ、標高1,200m、あの崖から突き出た水平梯子
あっ、からだが谷へ放り出された
完璧な滑り技だ!
壁に這わせた鎖を離さなかったからどーにかなったけど
こりゃヘルメットかぶってなあかんわ
ヘルメット、ザックの中や
あかんわー
日が暮れたら絶対ここはあかんわー

17時54分、林道にでると同時に雨が降りだす
だんだん激しく

18時2分、もうどしゃ降り、クルマに入るのもためらわれる
やみそうにないので意を決してクルマに転がり込む

そして風呂難民
あらかじめ調べとかなあかんね
からだが臭くてファミレスも入れんよ
しゃーないボディシートでからだを拭いて着替える
クンクン、大丈夫かな~
うろうろしたあげく大町のガストへ
飯の前に思わずかき氷をたのんだ
山盛り215円、値打ちや


唐沢岳山頂近くで不愛想なサル2頭に会いましたが
まさかあのライチョウを獲るサルではないか?
どうも趣味で登山をしてるようではなかったが・・



















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