ちよろづの ちよろづも玉 くりかへし なす神の手の 揺らぐ空かな
*これは今さっき作った歌です。最近はいつもツイッターでツイートした歌を採用しているのですが、たまにはここだけのものをと思い、わたしが詠みました。
これはツイッターで葡萄式部が書いた詩片によっています。かなりの反響があったので、覚えている方もいるでしょう。この詩です。
おまえたちは両刃の剣だと神はおっしゃる
すべてが愛になってくれればよいが
ある程度は神の敵になる
神を妬んで人を殺すようにもなる
神は敵をも作っているのかもしれぬ
それでも
生まずにいられないのだ
あるということの悦びを
教えてやれるものを
ちよろづのちよろづも
創りたいのだ
神がなぜ万象をお創りになったのか。その訳の片鱗を語るという詩ですね。もちろん神の創造の秘密はもっと深淵で偉大です。これはほんとうにその中の一粒の砂について語ったようなものだ。
人類の段階試験という重要な時期にあって、あなたがたにも見えることがあるでしょう。進化の過程において、自己存在は迷いの果てに自分というものを壊し、あらゆる創造の敵となってしまうことがあるのです。
本当の自分を嫌がり、嘘で自分を無理矢理作るために、他者の存在を馬鹿にし、他者からすべてを盗もうとし、それがためにあらゆるものを壊していく。自己存在というものは、何も知らない無明の時期に、そういうものになってしまう恐れがあるのです。
自分自身の創造自体さえ馬鹿にする。存在の根幹をなす愛さえ愚弄する。あまりに自分がつらいからです。自分がまだ小さく弱く、美しくはないことが、つらくてたまらないのです。それゆえに、時には神にさえ嫉妬することがある。
そういう若いものたちを、神は本当にとても苦労して育ててくださる。最近、夢にまで見た神の声を感じた人も多いでしょう。その深い愛を知った人も多いでしょう。
太古の太古から、神はあまりにも美しく純真な愛で、すべてをやってきてくださったのです。
人間は何も知らなかった。だから勝手に神を自分で解釈して、幻のような神のうわさを世界中に吹き散らした。ほとんどは自分の我欲に利用するためにです。だがそれは間違いであることがとうとうわかった。
あなたがたはやっと、神の本当の心の片鱗を、見ることができたのです。
人間の魂をここまで育て上げるのに、どんなに神は苦労してくださったか。それもいつかしみじみとわかるようになる。
生きてあることを、馬鹿にしてはいけませんよ。それは愚かの極みだ。あるということがどんなに幸福かと言うことも分からないうちに、馬鹿なことを言ってはなりません。
学びましょう。空を見ればよく神がいらっしゃいます。それを感じつつ、人間は今の自分を生きていけばいい。美しいあの愛をたぐりながら、できる自分を積み重ねていけばいい。
大事なことはすべて、愛が教えてくれます。