ムジカの写真帳

世界はキラキラおもちゃ箱・写真館
写真に俳句や短歌を添えてつづります。

ちよろづ

2017-09-16 04:23:04 | 短歌





ちよろづの ちよろづも玉 くりかへし なす神の手の 揺らぐ空かな





*これは今さっき作った歌です。最近はいつもツイッターでツイートした歌を採用しているのですが、たまにはここだけのものをと思い、わたしが詠みました。

これはツイッターで葡萄式部が書いた詩片によっています。かなりの反響があったので、覚えている方もいるでしょう。この詩です。


おまえたちは両刃の剣だと神はおっしゃる
すべてが愛になってくれればよいが
ある程度は神の敵になる
神を妬んで人を殺すようにもなる
神は敵をも作っているのかもしれぬ
それでも
生まずにいられないのだ
あるということの悦びを
教えてやれるものを
ちよろづのちよろづも
創りたいのだ


神がなぜ万象をお創りになったのか。その訳の片鱗を語るという詩ですね。もちろん神の創造の秘密はもっと深淵で偉大です。これはほんとうにその中の一粒の砂について語ったようなものだ。

人類の段階試験という重要な時期にあって、あなたがたにも見えることがあるでしょう。進化の過程において、自己存在は迷いの果てに自分というものを壊し、あらゆる創造の敵となってしまうことがあるのです。

本当の自分を嫌がり、嘘で自分を無理矢理作るために、他者の存在を馬鹿にし、他者からすべてを盗もうとし、それがためにあらゆるものを壊していく。自己存在というものは、何も知らない無明の時期に、そういうものになってしまう恐れがあるのです。

自分自身の創造自体さえ馬鹿にする。存在の根幹をなす愛さえ愚弄する。あまりに自分がつらいからです。自分がまだ小さく弱く、美しくはないことが、つらくてたまらないのです。それゆえに、時には神にさえ嫉妬することがある。

そういう若いものたちを、神は本当にとても苦労して育ててくださる。最近、夢にまで見た神の声を感じた人も多いでしょう。その深い愛を知った人も多いでしょう。

太古の太古から、神はあまりにも美しく純真な愛で、すべてをやってきてくださったのです。

人間は何も知らなかった。だから勝手に神を自分で解釈して、幻のような神のうわさを世界中に吹き散らした。ほとんどは自分の我欲に利用するためにです。だがそれは間違いであることがとうとうわかった。

あなたがたはやっと、神の本当の心の片鱗を、見ることができたのです。

人間の魂をここまで育て上げるのに、どんなに神は苦労してくださったか。それもいつかしみじみとわかるようになる。

生きてあることを、馬鹿にしてはいけませんよ。それは愚かの極みだ。あるということがどんなに幸福かと言うことも分からないうちに、馬鹿なことを言ってはなりません。

学びましょう。空を見ればよく神がいらっしゃいます。それを感じつつ、人間は今の自分を生きていけばいい。美しいあの愛をたぐりながら、できる自分を積み重ねていけばいい。

大事なことはすべて、愛が教えてくれます。






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