キュウリは苦手、嫌いだ。と思っている。
「あんなにおいしいものをなぜ?」と問われても……。
確かにキュウリはサラダや酢の物、漬物など、そのレシピは多彩だ。
好きな方は、うまそうにめし上がっているからそうなのだろう。
でもね。どうしても苦手なのだ。
食べ物の好き嫌いは子供の時にほぼ決まるが、
やはり子供の頃から苦手だった。
実はキュウリだけでなく、野菜全般が苦手なのだ。
特に緑の濃い奴がそうだ。
その代表格がキュウリであり、他にブロッコリーがある。
この7年間で8度入院しているが、病苦とは別に食事に手を焼く。
キュウリが手を替え品を変えして、
朝昼夕、3食にほぼ出てくるのだ。
キュウリほどではないが、ブロッコリーも頻度が高い。
病院食に出るのだから体に良いのだろうが、どうもね。
それじゃキュウリもブロッコリーも残すか。いや、そうはしない。
「入院した時には、絶対に完食してやる」そう心に決めている。
ではどうするか。他のおかずに紛れ込ませ、
あの青臭さを出来るだけ薄め、飲み込むようにして食べるのだ。
ブロッコリーは細く千切って、やはり他のおかずに紛れ込ませる。
そして、看護師さんから「完食ですね。お見事」とほめていただく。
してやったりだ。
退院して家に帰ると、妻がそこを見透かす。
「何だキュウリもブロッコリーも食べるんだ」
以降、食卓にキュウリやブロッコリーのお目見えが増える。
まあ、無理すれば食べられないことはない。
苦手だが、喉も通らないほど嫌いなのかと言われると、
そうでもないのだろう。
実際、しば漬けは好物でパクパクと食べる。
さすがに妻はそのあたりを心得ている。
キュウリを大量に買うものだから、げーっと退けたら、
それをキューちゃん漬けにしてくれる。
これはしば漬けと同じようなものだ。
これまたパクパクといける。
本当にキュウリが嫌いなのだろうか。
しばしば自問自答することになる。
「出来れば食べたくないな」この程度のことかもしれない。
胡瓜がお嫌いですか(^^)
Toshiさんは、世の中の酸いも甘いもへっちゃらと思われますのに、意外とお子ちゃまなのですねー。
ふふふー(^^)