The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

日曜日の銀座、懐かしいシェフに会ってきました!

2010-04-28 05:54:58 | ワイン
もう何年前のことになるのでしょうか?


ワタクシとあのシェフが、ジャスト40歳の事でしたので、17年前ですか・・・


今となっては、とても考えられない、凄まじいワイン会が開催されました。


モチロン、あの伝説のワイン会の流れでしたが・・・


それは『40歳の歳祝い』で、ボルドーの生まれ年(1953年)のビッグ5を開ける!


などという、ふざけた会でして、


そこに、その当時『フレンチ料理界の4銃士』の一人と呼ばれていました、


大渕康Bシェフが、東京から馳せ参じて、参加してくれたんですね・・・


その当時、大渕さんは代官山で『ラ・ヴィーナス』を展開していた頃でした!


それ以来、ワタクシもその事が縁で、何度か足を運ばせていただいたのですが、


その後、大渕さんが、六本木に「プール・バー兼ワイン・バー」を始めた頃には、


当方も、あれやこれやで忙しくなり、久しくご無沙汰していたわけです。


で、何年か前になりますか、一通の葉書が届きまして、


そこには、「諸般の事情で『ラ・ヴィーナス』関係は全て閉店し、


新たに銀座で、フレンチをオープンしました!」と書かれていたわけです!


今回日曜日のランチだけは時間が取れそう!ってことになりまして、


その銀座のお店『御魚(ギョギョ)大渕座』に伺うことが出来ました。


銀座3丁目の裏通り、入り口から二階に上がってすぐ、ガラス張りのキッチンで、


セッセと料理中の大渕さんが見えました。


我々を見つけて、ニコリと笑みを浮かべる所を見ますと、顔を見てスグ気づいた様子!


ランチですので、お酒はグラス・シャンパンで通し、コースはBを選択致しました。


コースは御魚(ギョギョ)だけに、魚料理中心のフレンチなんですね・・・


キュイジーヌはクラシックでメリハリのある大渕スタイル!


懐かしさに包まれながら、美味しくいただきました。


店の器は決して大きくありません、星が幾つ付いているでも無し、


でもココには、張り詰めた緊張感も、ココに来たら、コレを頼まなくては!という、


決め事もございません!


そこには、ゆったりとした時間と、優しいサービスがあるだけです!


帰り際、『まだ時間がありますか?』とのシェフからの伝言が伝えられましたが、


ムシロ、こちらの方からお願いしたいと、カウンター席の方へ・・・


お茶とマカロン食べながら、シェフと昔話を小一時間!


ここでも、シッカリとセピアになっちゃったんですね・・・


楽しい時間を過させていただきました!


座のご一同の皆様には心より感謝申し上げます。