The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2007 モレ・サン・ドニ アン・ラ・リュー・ド・ヴェルジ ミッシェル・グロ

2013-01-25 23:23:08 | ワイン
風邪のひき始めで、家に蟄居し、『ジュリー・ドリスコール』を聴きながら、
一人飲みをしてこのワインを開けました。



まずは実に美味しいモレ!
ミッシェル・グロはモレも凄いんです。

漏れ聞いた話では、クロ・ド・タールの上部に張り付いたいい立地とのことで、
見事なテロワールを体現していると言えるでしょう。



十分なミネラルとムラサキの花束、香辛料にブラッキーな果実の香気!
流麗にして、実の詰まった味わいと、美しい酸度の裏打ちがある。

こんなワインを飲むたびに、何でリッシュブールを手放したのでしょう?
と残念な気持ちが沸沸と湧き上がる・・・

そんなミッシェル・グロではありました。

2008 シキシマ プレミアム・ルージュ 敷島醸造

2013-01-24 07:25:21 | ワイン
その日はワタクシが遅番で、家に着いたら20時を過ぎていまして、
でも、絶妙なタイミングで夕食が登場する・・・

ワタクシはワタクシで、食事が冷めないように酒の準備に怠りなし!

そんな火曜日でした。

最初、『チーズ・オムレツ』『山芋の千枚漬け風』『大根とコンニャクと烏賊の煮付け』
ソレに『サラダ』の流れでしたので、白ワインをチビチビと・・・(その白は後ほど)



でも、どうしても『大根・・・』には相性が良くなかったんですね・・・

そこで、登場させたのが表題のワイン!



山梨県は甲斐市の標高600mの高地に広がる自社農場の葡萄100%のマウント・ワイン!
甲斐ノワール50%、カベルネ・ソーヴィニヨン50%のミディアムな赤ワインですが、
実に精緻なバランスの、ほど良いオークの香り漂う、旨味のタップリのワインでありました。

これは、まずは飲んでみるべし!
もちろん『大根・・・烏賊』にも、イイ感じのマリアージュをみせ、
お出汁系和食とも良く合うわけだ・・・

しかも『チーズ・・・』とはなおさらのこと!

待って良し、食事とあわせて直ぐに飲んでも良しの優れもの♪

押えて置くべき『シキシマ・・・』ではあります!

2012 ローズ 赤 四恩醸造

2013-01-22 21:59:46 | ワイン
直近の四恩醸造の『ローズ』届きました。



赤はマスカット・ベリーA、しかもここの造り手ではカジュアルなワインです。
相変らずのモヤモヤとした、果実味マッタリの、ナチュラルな味わいなんですね・・・
でも不可思議なワインで、ナゼかいつの間にかその魅力の虜になってしまう。

このワインは、その日のうちにササッと飲むべし!
翌日は矢尽き刀折れの状態で、ガクーと項垂れております。

もちろん、その日のうちに完飲!
『ナメタ鰈と真鱈の卵の煮付け』『三つ葉とエノキと椎茸の湯豆腐』などと素敵な相性を見せてくれました。



クセになる前に絶つべきか?それとも・・・
それがモンダイだ!

1997 ブルゴーニュ・ルージュ クロード・デュガ

2013-01-21 07:24:24 | ワイン
さすがに先週末は、年末選挙の余波を受けて、ずれ込んだ新年会で街は大盛り上がり、
当方も幾つかのお店にアポ取りたく、連絡いたしましたが、空振りに終わり、
最後はいつものお寿司屋さんに落ち着きました。

握り厳選5貫と御摘みを、ビールと熱燗で流し込み、まずはお腹も満たされて、





今日は退散いたしましょう!ってことで、自宅へGo!

当然のことながら、腹は満たされたが、アルコールは十分ではなく、
部屋が暖まったところで、セラーの奥底を探し始めます。

で、見つけ出したのが、この表題のワイン!



『1997年』!!16年の熟成期間を経まして、
ものの見事にメタモルフォーゼ、実に美味しく仕上がっておりました。

クロード・デュガは良いヴィンテージの村名以上にもなりますと、
骨格堅固で内省的に充実し、もちろん香り的には、時折この世の物とは思えない香気を発し、
相当な熟成期間を必要とするわけですが、ACブルピノはその点で、インスタント熟成が出来るわけ♪

この97’物も、既に高原部を過ぎていて、妖しの香りもムンムン薫る、
味わいはマッタリと滋味豊富で、酸度の広がりも心地よいと来るんですね・・・

飲んでいて、これってACだっけ?とマダラ健忘症の兆候か?
と思ってしまう始末なんですわ・・・

敢えて説明するまでも無く、スゴイ造りてのACを後生大事にしまっておいて、
然るべき日に開けてビックリするのも、イイわよな!
そう暗誦する今日この頃です。

2010 マコンーヴェルゼ ドメーヌ・ルフレーヴ

2013-01-20 06:00:56 | ワイン
先日の『Aル・フォルノ』さんで、ゴチソウになった1本!
しかも、ブラインドで・・・

飲んだ瞬間、これはアロマティックな品種だと思いました。
僅かですが、トロピカルなニュアンスがあって、白い花の香りと相まって、
実にエレガントな佇まいなんですね・・・

しかしながら、10分ほど結論持ち越して、待っていますと、
ミネラル感が、それらの香気に勝り始め、オヨヨ・・・

果実は正しくピュアで瑞々しく、心が洗われるような美しさなんですわ・・・

こう来ますと、ヒョットしてニュートラルな品種もあるかもよ!と思い始め、
やはり自然派のシャルドネと結論付けたわけです。

これが実に正解で、『ドメーヌ・ルフレーヴ』の『マコンーヴェルゼ』!
ヴェルゼだけにトロピカル感も付与され、ルフレーヴだけに引き締ったバランスで飲める!



実に素敵なワインでした♪

その日は『ムール貝のワイン蒸し』とのマリアージュ!
その美味しさは説明するまでもありません!



ここらへんを、ササッと飲めれば、これほどシアワセなことは無いでしょう。

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ココが業界最安値でした。↓