瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

不毛な議論

2008年11月10日 | 瞑想日記
◆日常生活のなかでの際限のない無自覚な思考(声なきおしゃべり)に、可能なかぎり自覚的でありたい。瞑想中は、たとえ声なきおしゃべりが始まったとしても、それにすばやく気づくことのできる状態が保たれる。そのような瞑想時の気づきは、たとえわずかでも日常の気づきに反映していくと思う。

妻との会話、ちょっとした口げんかをそばで聞いていた息子が、「お父さんたちは、時々、不毛な議論をするね」と言ったのには驚いた。知らないうちにずいぶんと成長している息子。それに比べ、相も変らぬ夫婦。息子はこうも言っていた、「お母さんが何か言っても取り合わなければ、不毛な議論にならないのに」。そう、私の中のエゴが妻のエゴに反応している。いきなりエゴを超えるのはかんたんではないにしても、自分の反応にしっかりとサティする、自覚的であることは、少し意識すればできるのに。日常生活の中で、とくに妻とのやりとりの中でいかにサティが甘いか。

◆食事のこと。昼食を買い物する時間がなかった。リッツビスケット、200kcalくらい、コーンスープ二杯で200kcalくらい、それとプルーン五個、おやつで「柿の種」小さな一袋。夕飯は海鮮どんとあげ豆腐。夕食前に腹が空いてせんべいを食べたのが余計だった。まだ瞑想への影響をどうこう言えるほど少食にはなっていない。

その前に、食べたいという心理が働くとき、体の要求と心理的な要求とを厳密に区別できるようなサティの訓練をもっとしっかりやるべきだろう。最近、体重がオーバー気味なのは、そもそもそういうサティの実践が出来ていないからだ。

◆ということで今日も、書いているうちに課題ができた。妻との関係でしっかりサティをすること、食べたいという欲求へのサティをしっかりすること。この二つの課題についても、できるかぎりブログに記録していきたい。

書くことが自分の修行を促す刺激になるよう、このブログを書き続けてみようと思う。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 瞑想やサティをしていると | トップ | 一瞬一瞬が、気づきのチャン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

瞑想日記」カテゴリの最新記事