雨上がりの曇り空、ようやく山里の町にも桜が満開になりました。
花の命は短く、桜はパット咲いて、パットと散る。
この季節になると、70数年前の哀しい想い出が甦る。
軍国少年だった私は、帝国海軍・予科練に志願、横須賀で猛訓練、大分県・佐伯航空隊で、先輩が南の空に片道の燃料だけで飛び立った機影が脳裏に蘇る。
人が殺し合う「戦争」は絶対にしてはならない。
70年続いた平和、平和憲法を護って人が殺い合う戦争のない世界になってほしいです。
悲惨な戦争体験者からのエンディングメッセージです。
大分県。佐伯海軍航空隊に残る掩体壕や指揮塔は、戦争遺産として残されている。