n45-50

ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

海岸の大掃除  アニワ海岸

2011-06-21 19:40:11 | 環境
 夏の季節に入りサハリン・アニワ海岸の大掃除が青少年の手で行なわれました。
アニワ湾は、ユジノサハリンスク市から車で30分程の海水浴場でもあります。
短いサハリンの夏には、大勢の市民がこの海岸を訪れます。

 海岸では、ホッキ貝なども採取できて市民には、人気の海水浴場でもあります。
海水浴と同時に沖合いでは、秋鮭の定置漁がはじまります。

 人気の海水浴場を掃除したのは、ユジノサハリンスク市の青少年です。
大型袋に200個ものゴミを回収され即日処分されました。
同企画を運営したのは、エクソン・ネフテガス企業が担当しました。 ありがとうございました。

 サハリンマン 記事・写真 Sakh.com
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新鮮な空気・水・健康な木 自然の三要素 森林生態を学ぶ サハリン

2011-06-21 07:32:21 | 環境


 ボランテァ団体「Rodnik」センターでは、青少年対象にした教育プログラム「森林生態学」を学んでもらう事を目的に7月1日よりラグーン・ブッセにて夏季研修会が開催されます。
今回、事前調査を行い対象の木々は、22年23年の年輪を得たものです。

 植林等プランテーションで森林保護、生育調査など森林に関しての教育強化策でもあります。 人々は、「何となく空気を吸い・何となく水を補給し、何となく木の薫りを嗅ぎます」 しかし、その背景には、自然体を保護し生育を人類が補助しなければ「自然」にとの言語からは遠ざかります。

 青少年代からの教育にも「自然環境も同じです」、永い年月がかかります。
しかし、これも大人の責務とも考えます。

 サハリンマン 写真・Sakh.com
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6月8日は世界海洋デー 福島の事故は海に影響するか?

2011-06-09 10:35:34 | 環境
東京電力・福島原発の放射能汚染水の海中投棄は、絶対阻止すべし。

世界の海洋は今のところ人類の活動がもたらした結果を自力で処理できる状態にあるようだ。
福島第1原発事故のような事態でさえ、太平洋の「健康状態」には深刻な脅威とはならなかった。
世界海洋デーの6月8日、多くの国の海洋学者たちはこの事実を再度確認している。

 地球の70%を覆う世界の海洋はこの惑星にとっては生命体の源となる存在だ。ウラジオストックにある太平洋地理学研究所のヴィクトル・オクリチェフ所長は、人類にとって海洋のもたらす意味について次のように語る。

「海は地球の気候を形作る上で重要な役割を果たし、豊かな資源を懐にはぐくむ存在である。
 地球のあらゆる国家の生命に影響を与えており、海の豊かな資源なしには存在し得ない国もある」。

 太平洋はその中でも最も荒々しい存在だ。
太平洋は、世界の海洋の半分以上の水が集中する地球上最大の海洋だが、荒々しい海が「穏やか」な名を受けたのは、名付け親である中世の航海者マゼランが世界一周の旅でこの海を渡ったとき、一度も嵐に会わなかったことに起因する。

 海洋は大きなセルフコントロール・システムを有する。
人類にとっては幸いなことに、福島の原発事故のような恐ろしい大規模な技術災害が起きた後でさえ、海は放射性物質を浄化できている。

 事故の結果、太平洋には何千トンもの放射性物質が海に流れ込み、魚介類が汚染され深刻な被害が出るのではないかと懸念する予測が多くなされた。これについてオクリチェフ所長は、人類に直接的な脅威となるものはないとしてさらに次のように語る。

「世界の海洋には2つの巨大な、地球規模的な海流が存在している。
ひとつが大西洋のメキシコ湾流であり、もうひとつが太平洋の黒潮だ。
これらの海流は流れの距離も非常に長く、生物学的にも植物学的にも多様な生命体を内包している。
黒潮は流れの深さも1キロメートルをくだらない。
 日本の海岸から東にまっすぐアメリカ、メキシコ、カナダを目指して流れており、あまりにも多量な水の流れの中では、流出した放射能物質も大海の一滴に等しい。 

 毎秒1立方キロメートルという速さですべてが一気に何千キロメートルもの距離を押し流されていくので、浄化作用が上手に働く」

こうした海の作用から放射能物質の恐れはないものの、世界の研究者たちは日本が福島の原発事故のデーター及びその事故処理、正常化へのプログラムを完全に開示することを待っている。

 海は太古の昔から誠実な人類の友であり続けている。そうした海に人類ができることは、汚さないよう配慮することだけである。

 素材 「ロシアの声」 サハリンマン

 付随コメント 
 東京電力は福島原発での事故に関して大量の放射能汚染水を海に放出する計画である。 東電が「低放射性物質」と発表しているが、事故後の公式発表が正確でないことに今回の件でも「信頼性」をすでに失っている。
原子力保安院も同罪と認めざるを得ない。 我々は、現在の若者に素晴らしい環境を残すのが、責務と考える。
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国際森林年 植樹 サハリン発

2011-05-31 08:16:54 | 環境
 今年は、国際森林年のとしでもあります。
サハリンでは、青少年による植樹が行なわれています。


 10cm程の苗木を植えていきます。
木の生長は、息の長いものです。
植樹した子供たちも20年後には、立派な大人に成っている事でしょう。

 自然環境を活かすも、殺すも、人類の責任でもあります。

 記事・写真 Sakh.com
 サハリンマン
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古都が泣いています アレクサンドロフスク・サハリンスキー市

2011-05-31 08:14:18 | 環境
 アレクサンドロフスク・サハリンスキー市は、サハリン州の古都でもあります。
その都が泣いています。

 市内から6km程の距離にゴミ焼却場があります。
このゴミ場が燃えているのです。
2009年そして2010年と検察庁から注意処分を受けています。
しかし、今年もこのゴミ場が燃えているのです。

 この悪臭と煙で住民の環境は最悪です。
衛生・免疫等の対応でも迷惑は続いています。

 1890年に文豪チェーホフも滞在した古都に作家も泣いています。

 タチァナ・Maltseva & Sakh.com
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アースデイの原点・歴史 40年前から現在までの道のり 北海道発

2011-04-21 06:51:37 | 環境
アースディにちなんで北海道でも各種催しが開催されます。
5月22日には大通り公園 6月4・5日 札幌円山動物園で開催される予定です。
又 道東帯広管内では、ヘンプ・オイルによる燃料を使った自動車の運行も予定されています。環境に優しい・安全・安心の原点を求めてみましょう。

アースデイの原点と歴史
John Roach
for National Geographic News

 アースデイの活動が始まった1970年当時、参加者は全米で2000万人だった。
それ以来、この活動は世界的な広がりを見せ、2009年の参加者は10億人に上ると予想されている。
ここでは、この大規模なイベントの原点や変遷について説明する。

 本来なら毎日がアースデイであるべきだが、一般的には4月22日にイベントが開催される。ではなぜその日なのだろうか。

 アースデイ活動の統括役によって創設されたアースデイ・ネットワーク(EDN)の代表キャサリン・ロジャース氏によると、第1回のアースデイとして1970年4月22日が選ばれたのは、その日が水曜日であったことが理由の1つだという。
全米で開催される環境問題の集会に多くの人を集めるには、水曜日が最適だと考えられたからだ。

「結果は目論みどおりだった。
水曜日は誰もが仕事に出ていて、その帰りに集会に寄ってくれた」と、同氏は解説する。実際、その初回のアースデイには全米で2000万人以上が参加したと推定されている。

アースデイはいまや、世界180カ国で毎年10億人以上が参加する大規模なイベントに発展している。

市民の怒りとある政治家の苛立ち

 アースデイの原点は1960年代の活動にある。
ロジャース氏によると、当時の環境は明らかな崩壊を見せていて、人々の心も荒んでいたという。「とにかく通勤時間帯の大気汚染がひどかった。
一部の都市では、通りの向こう側がかすんで見えないなんてことも珍しくなかった」と、同氏は当時を振り返った。

 しかしそのようなひどい有様でも、アメリカ政府の政治課題に環境問題は盛り込まれていなかった。状況を憂慮したウィスコンシン州選出の上院議員ゲイロード・ネルソン氏は1960年代を通じて環境問題に取り組んだが、どの活動も成果が出ることはなかった。

アースデイの誕生

 1969年にネルソン氏は新たな環境活動のアイデアを思い付いたが、それはベトナム戦争当時に反戦をテーマとして行われていた“ティーチ・イン(teach-in)”をモデルとしていた。
ティーチ・インとは、大学などで演説や討論を行う活動のことである。

「最初から大きな反響があった。全米から電報、手紙、電話で問い合わせが殺到した」と、2005年7月に89才で死去する直前、ネルソン氏はエッセイの中で述べている。
「ついには討論会が開かれるようになり、アメリカ人が陸や川、湖、空気に起きている問題について懸念を表明するようになった。
とにかくすごい活気だった」。

 同氏は1970年4月22日にティーチ・インを開催したが、そのまとめ役に選んだのが活動家のデニス・ヘイズ氏である。
この日の催しはいまでも、現在まで続く環境保護運動の原点として語られることがある。

 そして1970年内にアメリカ環境保護庁(EPA)が設立され、空気や水の浄化を目指す取り組みは政治的な問題としても扱われるようになったのである。

その後の歩み

 アメリカ、ワシントン D.C.にある世界資源研究所のエイミー・カッサラ氏は、地球環境の世界的な傾向を次のように分析している。
「アースデイが始まってから、小事として扱われていた環境問題が大きな関心事となった。
いまや、アメリカ人の80%が自らを環境保護論者と評している」。

 アースデイのイベントでは公園の清掃や植樹活動が行われているが、アースデイ・ネットワークは1日限りのイベントから長期的な取り組みへとアースデイを発展させようとしている。
「植樹といっても木を植えるだけでは意味がない。
その後も長期的に手入れをしていかなければ木は育たない」と、前出のロジャース氏は指摘する。

 アースデイ・ネットワークは、いまや世界中の多くの学校と連係し、環境要素のあるプロジェクトを1つにまとめ上げ、通年の活動計画を確立しようとしている。
「その成果が今年のアースデイに発表されれば、以後は一瞬一瞬がアースデイとなる」とロジャース氏は言う。

 カッサラ氏が所属する世界資源研究所は、アースデイを利用して環境活動のリーダーたちを招集し、活動の進捗状況を評価しているという。
「アースデイといっても、かつてのようには一般の意識を高めることはできない。とはいえ、実際に活動を行っている私たちの意思を統一するという役を担っている」と、カッサラ氏はアースデイを評価した。

Photograph from AP/Temple University

日本政府も東京電力もとても残念「反アースディ」となってしまった。
 世界に放射能を拡散させている現状である。
 原発事故もロシア・アメリカ・日本と続いているのが非常に残念無念である。
 サハリンマン
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Sahalinec ドミトリー Lisitsyn 環境賞ゴールドマン サハリン発

2011-04-13 13:55:22 | 環境
 ゴールドマン環境賞基金の六つの受賞者の一 sahalinec、「サハリン環境時計「公共組織の頭 Lisitsyn ドミトリー。
彼はサハリンの自然の保護のための 150 万米ドルを受け取る。

 今日、ファンド 6、ゴールドマン サックス-2011年環境運動、指導者、大企業の利益に直面することを恐れていない、政府機関、環境と地域住民の権利を保護するために受賞されます。

 2011 の主要な環境賞の受賞者は、米国、ジンバブエ、インドネシア、ドイツ、エルサルバドルからの環境保護論者にも。

 彼らの信用するには、黒いサイの保全、再生可能エネルギー源、公害、石油セキュリティの強化、金の採掘に対するキャンペーンの開発が含まれます。

 22 年前に最初のゴールドマン環境賞を受賞されました。
今日は環境保護のための人々 の戦いのサポートは最も有名な最大環境アワードです。

 受賞者は $ 150000 の賞金が授与されます サンフランシスコのオペラ賞授賞。

別の式も、スミソニアン国立自然博物館ワシントンでは、街のコロンビア 4 月 13 日開催です。
リチャード n をゴールドマン サックス、ゴールドマン環境賞の創設者 2010 年 11 月に、90 歳で死去しました。
賞 2011年は、彼のメモリに専用される、WWF ロシアのプレス サービスを報告します。


その他 2011 年受賞者
ラウル ・ デュトワ、ジンバブエ世界最大の人口のジンバブエの黒いサイの保護。

ウルスラ スラデック、ドイツ応答に、ますます依存ドイツの原子力エネルギーの最初の半分のウルスラ スラデック公開会社の再生可能エネルギーの開発をしています。

PRIGI ARISANDI、インドネシア生物学者 Prigi Arisanli 3 万人以上の水を提供、川の工業汚染を停止するための社会運動を開始しました。

ヒルトン ・ ケリー、アメリカ合衆国ヒルトン ケリー公害、石油ガス業界から「シェル」から苦しむ、テキサス州の人口の利益を擁護します。

サンフランシスコ ピネダ、エルサルバドルサンフランシスコ ピネダ文字通り作業のための自分たちの生活リスクを負った。
彼はエルサルバドル、金の採掘のための水資源の破壊の戦いのリーダーです。

= ゴールドマン環境賞=
サンフランシスコで 1989 年に公共の数字、リチャード n をゴールドマン サックス、Rodoj h. ゴールドマン ゴールドマン環境賞を設立以来、145 識別生態 80 ヶ国から授与される賞です。

ゴールドマン サックスの賞の受賞者は、機密情報の一覧から、グローバル環境の組織や個人によってノミネート候補者の国際的な陪審員によって選択されます。

Sakh.com

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動画 大切な人に伝えてください 小出裕章さん『隠される原子力』

2011-04-10 17:55:42 | 環境
 まともな学者が、日本に存在していた事に感謝したいと思います。 

 小出裕章氏の講演「隠される原子力」YOU Tube 1時間46分27秒 
 3月20日 山口県 柳井市での講演

 http://ameblo.jp/yam-fotografia/entry-10839835961.html

 原発推進背景に「利権」の構図 
     利権にむらがる産学官の原子力村の存在
           福島原発事故 綱渡りの冷却
                 発ガン影響伝えない政府
                        無批判な学者

 
 近著「かくされる原子力・核の真実」
小出裕章(こいで ひろあき)
(京都大学原子炉実験所助教)
1949年東京都生まれ。72年東北大学工学部原子核工学科卒業。74年東北大学大学院工学研究科原子核工学修了。
74年から現職。伊方原発訴訟住民側証人。
著書に『放射能汚染の現実を超えて』、『隠される原子力 核の真実』、共著に『原子力と共存できるか』など。


正義の味方が登場した感じがします。
 日本もまだ大丈夫。
 小出氏みたいな学者がいる事に誇りを持てる。
 
 是非、閲覧下さい。 サハリンマン

おまけ
 「原発が全て止まっても決して停電は起きない」小出先生のブログ講演

 http://actio.gr.jp/2007/11/19061359.html

 http://hiroakikoide.wordpress.com/ 小出先生のブログです。
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危険な話 報道各社の真実  リスク伝える報道を

2011-04-10 08:53:38 | 環境
 何故、原発の危険性を報道しないのか?
報道各社には、以下の通り原発推奨派が重鎮として鎮座している現状がある。

 因って東電・原子力安全院などの記者会見では、満足な質疑が交わされる事は全くないのである。

『新版 危険な話』(新潮文庫)P355より
●NHK
経営問題委員 平岩外四 東京電力会長
 解説委員   緒方彰  原産会議理事
放送番組向上委員 十返千鶴子 原子力文化振興財団理事
理事・放送総局長 田中武志 原子力文化振興財団理事
●日本テレビ
読売新聞社主 正力松太郎 原子力委員会委員長
●TBS
毎日新聞設立発起人 芦原義重 関西電力会長
●フジ
産経新聞社長 稲葉秀三 原産会議常任理事
●テレビ朝日
朝日新聞社長 渡辺誠毅 原産会議理事
論説主幹  岸田純之助 原子力委員会参与
●テレビ東京
日本経済新聞社長 円城寺次郎 原産会議副会長
テレビ東京取締役 駒井健一郎 核物質管理センター会長
テレビ大阪重役  小林庄一郎 関西電力会長
東海テレビ重役  田中精一  中部電力社長

 他に毎年電力会社から原発推奨のキャンペーンが展開され「紙面・番組」等が制作され多大な制作経費が電力会社から各報道機関に支払われている。
この傾向は、各地の原発を維持している電力会社に通じているものである。

 全国紙 地方紙全面 1000万円「原発告知枠」
 地方民間放送局 年間1000万円「テレビNEWS枠 電波料」
 年間最低でも10億円程度の経費が反原発対策費として出されている。
 報道各社とってみれば電力会社は(スポンサー様)である。

東電はTV、雑誌にCM、広告を垂れ流し、マスコミもこの巨大スポンサー企業には切り込めなくなった。
それが危機感を喪失し、国際的な機関からの改善の指摘も聞き入れない放漫な東電シンジケートを作り上げたともいえ、全ては、それらを許してしまった国民の油断でしかない。危険な原発だからこそ、隠蔽体質の東電をしっかり監視できるシステムが今後必要だろう。

扱い広告代理店が当然裏方(原発推奨組織と御用報道各社)として仲介をしている。
 不幸なのは、真実を究明したい「国民」である事は間違いない。サハリンマン
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日本政府は、国策として原子力産業を推進。官僚・御用学者・天下りに潰される日本国

2011-04-10 08:16:02 | 環境
原発推進派の現状を詳しく記述しているブログです。
一読下さい。

http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/2529262.html

日本政府は、国策として原子力産業を推進。
 内閣府には「原発の監視役」としてお目付役である「原子力安全委員会」が在り、ここは事故が起きれば専門家としての知見を国民に示す立場にある。

 震災発生翌日(2011年3月12日)の朝、菅首相の原発視察に同行した班目春樹・原子力安全委員会委員長。班目(まだらめ)氏:写真右 が初めて会見したのは3月23日の夜。その後マスコミに現れず、現れた28日の会見では、建屋に溜まった高放射線量の汚染水処理について、「知識を持ち合わせていないので、東電と原子力安全・保安院にしっかりと指導をしていただきたい」と答えて周囲を唖然とさせた。

 同委員会は委員長以下、委員5人はいずれも常勤の特別職公務員。ただし、常勤といっても定例会議は週1回だけ。
 議事録を確認する限り、会合は最短で10分弱、長いもので1時間半だった。これで約1650万円の年収(月給93万6000円とボーナス)を貪っている。

 随分舐めた事を発言する御用学者だ。

 実質的に原発を運営する東電の上部には経済産業省からの天下り団体原子力安全・保安院があり、現在は原子力安全委員会から全ての事後処理がバトンタッチされた形になっている。

 官僚出身の原子力安全・保安院の寺坂信昭院長(右)は昨年5月の同委で、電源喪失は「あり得ないだろうというぐらいまでの安全設計はしている」と発言していたが、2011年4月6日の国会で共産党の吉井議員の質問に「当時の認識について甘さがあったことは深く反省をしている」と述べている。

 共産党吉井氏(京大工学部原子核工学科卒)は昨年5月26日の経済産業委員会で、地震や津波による「電源喪失」が招く炉心溶融の危険性を指摘していた。

 素人みたいな天下り官僚である。「エセ専門家」とでも呼ぶのか。
 こんな人間達が、原子力関連の専門家とは驚きである。

 経産省を中心に政府が拠出する原子力予算は年間約8370億円(2011年度概算要求額)。そこに原子力安全基盤機構、日本原子力文化振興財団など数多くの天下り法人もぶら下がっている。

 現役・OBを問わず原発官僚の責任も厳しく追及されるべきだ。前原子力安全委員長(現・日本原子力研究開発機構理事長)の 鈴木篤之氏(右)は「国民の皆様に大変申し訳ないと思っている。

 痛恨の極み」と公的に発言し、さらに今、電源喪失の事態に備えてこなかったことは「正しくなかった」と発言している

。 反省ならサルでも出来る。

 そもそも、なぜ国は専門家を重要な部署に任命したのか?そろいもそろって、その能力の片鱗も発揮できなかった、しなかったのなら、怠慢か無能というしかないだろう。 
 参照記事:2011年4月6日 衆院経済産業委員会原発事故集中審議 吉井議員質問

 ソース 「北の国から猫と二人で想うこと」

 原発事故が発生した事は、残念ではない「起こるべくして起きた」のであり、人災である事は否めない事実である。
 官僚を国民が選べないジレンマが、心を不安にしている。

 日本の将来は、自己保身を示している官僚を本当に見習うべきと残念ながら考える。
 外交官僚・今回の原発事故等々対応官僚らは、「自己保身術」を見事な演技で遂行している。
 役人は「国民の役にたつ」がモットーと考えていたが、とんでもない事と反省している。
 己の既得権益及び経済的な余裕は全てこの自己保身術から成立しているのである。 
 役に立たない「役人」は、地獄へ落ちろ。
 サハリンマン



 

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