地震予知情報 サハリン発

　ユジノサハリンスク市在住の物理学者ワーシン氏の地震予知器が稼動しました。
地震発生推定場所　北海道
発生規模　　Ｍ５．８程度
発生日時　明日２９日午前１時より１２時の間

　地震の発生には、充分配慮して下さい。

写真・ワーシン氏「右」とスタッフ

明日からサハリンは冬時間です 時差１時間 サハリン発

　　10月25日午前0時からサハリン州は冬時間になります。
夏時間は北海道時間に＋2時間ですが、冬時間は1時間減って＋1時間の時差が生じます。
冬時間は、来年3月まで続きます。

　北海道も夏時間を設定する運動もありますが、盛り上がりに今一となっています。

　交通機関を利用の場合は注意が必要です。

写真・世界では76の国が夏・冬時間を設定しています。

ビザ無し 白鳥が飛来しました 北海道発

　サハリン州と北海道　冬の架け橋役である白鳥が北海道に飛来しています。
毎年この時期に姿を現す白鳥は来年春まで北海道各地で越冬しています。
先週からＶ型飛行（５０羽程度の集団）で南方面へ移動している姿が確認できました。

　ビザ無し渡航は、白鳥たちに与えられた過去からの遺産でもあります。
サハリン州と北海道・間の「人的交流」にもビザ無し渡航が実現されると便利になります。
両国の担当者にその力量が掛かっています。
サハリンマン

写真・サハリン州トナイチャ湖

サハリン紀行 １１

　サハリン車　事情
　ユジノサハリンスク市内は、道路の舗装工事も進んで「悪路・そろばん道路」などで有名でしたが、汚名返上になりつつあります。
又　市内　山の手地域には、新設道路が完成し混雑の解消に一役買っています。
流石、資源資金は強いものである様です。

＊おまけ＊
　昨年辺りから車の窃盗事件も少なくなりマイカー族には、朗報でもあります。
以前でしたら、ちょっとした買い物でも（ハンドルに防犯機器セット）（警報シグナル・雑音）などで対処していましたが、それもすっかり無くなりました。
有料駐車場の開設も防犯に役立つていると市民は話していました。
景気が良いと「犯罪」も減るとのデーター　確かに当たっています。

サハリン紀行 10

　サハリン暖房事情
　寒さもいよいよ本格的な季節を迎えたサハリンでは、ユジノサハリンスク市　南部地域に今年からガス発電による暖房提供施設が完備されました。
対象は、新規住宅街であり個人住宅が多い地域です。
開発には、州政府　ユジノサハリンスク市役所がインフラ整備の一環として完成させたものです。
市内の一般的な暖房料金　
１㎡当たり４０．６６ルーブル「約１３０円」×住宅面積　３０㎡＝約３９００円

ついでに、
＊お湯料金　一人当たり　９４２．１０ルーブル　「約２８５４円」×家族数

＊上下水道料金　一人当たり　２２１．３０ルーブル　「約６７０円」×家族数

＊電気料金　１ｋｗ　２．２５ルーブル　「１００ｋｗ＝２２５ルーブル　約６８１円」
１０月１日現在「月単位」

北海道から見るとお湯代金が一番高いと思われます。
電気・水道代がかなり安いですね。

写真・ユジノサハリンスク市美術館で展示された旧樺太時代のストーブ　

サハリン紀行 ９

　旅のお供は国際フェリーで
いよいよ、今年最後の運行（稚内発２０日・コルサコフ発２１日・稚内発２２日・コルサコフ発・２３日）になりました。
同航路を運行していました「湊船長・運航歴３８年間」が、退任しました。
「永い安全運航。ご苦労様でした」

　利用者から一言
船内で両替が出来ると大変に有り難いのですが。
時間帯にもよりますが、夜・到着すると両替が出来ないのです。
ハートランドフェリー会社の決断に来年は期待しています。

　サハリンマン

　

サハリン紀行 ８

　サハリン宗教事情
　ロシアでは、ロシア正教会が国民に浸透しております。
サハリン州でもロシア正教会の存在は、一部の市民にも支持されています。
過去、共産党時代には宗教が政権により認められない背景もありました。
しかし、現在ではユジノサハリンスク市内に二箇所の教会があります。
信者も若い家族そして女性・若者が多いようです。

　両国のサハリンマンが、先日新しく出来た教会を見物に行きました。
写真を撮ろうとした時に、建物から神父らしき人物が登場して「撮影には許可がいる」と言うのです。
ロシアのサハリンマンが、「何で許可がいるのか。自由に出入り出来るのが教会ではないのか！」と強い口調で返答しました。
すると神父らしき者は、「許可がいるから、駄目だ！」と言うのです。
ロシアのサハリンマン「外国人の前で恥ずかしい事を言うな！」
神父らしき者「・・・」
日本のサハリンマン「日本では、（特別な事情がない限り）教会やお寺は外から撮影するには別に許可は要らない。撮影はやめましょう。」と一言。（）文＝強調
ロシアのサハリンマン「恥ずかしい宗教なんか広めるな・・・！」
双方のサハリンマン「色々な宗教家がいるんだなー」

　国情が違うとこんな問題もあります。
サハリンマン一同

写真・問題の教会　今年春に撮影したもの

サハリン紀行 ７

　サハリン食事事情
　サハリン州では、ここ数年　欧米からの（人・物・資金）などの移入により食文化も様変わりしています。
ランチなども日本流「バイキング形式」のスタイルで好きな物を選んで食を楽しむ事が、日常的になってきました。
値段も平均２５０Ｐ（ルーブル）７００円程度で満足いく食事で出来ます。
特に若者には、人気なようです。

　ロシア語が、不得意な旅行者にも利用が増えているようです。
当然・メニューの中には、ロシア料理も入っています。
　
　言葉がわからなくても「食」は、世界共通な様です。
サハリンマン

サハリン紀行 ６

　ホテル事情
　サハリンでの最高級ホテルには、VIP専用室も設備され一泊約100万円も登場しています。　　
関係者は、「ロシア大統領専用室」と説明しています。
ガガーリン公園隣接地のそのホテルはあります。
市民感覚では、とても利用は不可能でしょう。

　格安でサービスも行き届いた庶民的なホテルとして最近注目が、集まっているのは「ベルカホテル」です。
備品も充実していて、サービスで提供している物は、歯ブラシ・室内用スリッパ・石鹸・シャンプー・紅茶・砂糖などです。
充分対応している内容です。

　本格的なログハウスです。　
新鮮な木の薫りとともに、秋の夜長を過ごしてみては如何でしょう。

写真・ベルカ(リス)ホテル　ロゴ入り砂糖

サハリン紀行 ５

サハリン犬事情
　サハリンもペットブームです。
犬は、放し飼いが多いのです。
ダァチャ「別荘」での番犬用などで活躍していますが、都市部では大型犬も自宅で飼っている人も多数おります。「防犯目的」

　海外から運び込まれた犬種も多くいます。
残念なのは、カラフト犬と呼ばれている「東シベリア・ライカ犬」は、サハリン州でも希少な犬となりました。
南極越冬隊で活躍した「ジロ・タロウ」が、想いだされますが、現在ではサハリン州北部・オハ市近郊に数頭が飼育されているだけとなりました。

　ユジノサハリンスク市内には、交通信号を読める賢い犬も大勢います。
市交通警察は、この犬を交通安全キャンペーンの登場させる努力をしています。
信号が赤では止まって青になるまで待っているのです。
そして、信号が青になると横断歩道をゆっくり歩いて渡ります。
現在は、ドライバー達の人気者「犬」になっています。

サハリンマン