北海道との時差は、+1時間になります。
樺太犬に関しての問い合わせが、来ています。
渡瀬暁彦さんの質問に知っている範囲でお答えします。
北海道では、原産純種の樺太犬は絶滅しています。
*樺太犬の入手方法*
サハリン州北部ネクラソフカ村「オハ市より北西20km」で純潔の樺太犬が飼育されています。
この犬たちは、犬そり用で運搬手段として利用されています。
この飼い主は、セルゲイ・リュービフさんであり毎年春にロシア大陸へ渡り新種交配をしています。
この飼い主に犬の入手の交渉を行う事です。
交渉内容 「譲渡金額の設定・出産時期♂♀の選定・引渡し時期」
*生後3ヶ月以上でないと予防接種が出来ません。*
日本に輸入する場合には、予防接種証明書「英文・ロシア側二通 獣医師発行」が動物検疫所・税関用で必要です。
前回は、オハ市の獣医師に依頼しています。
*輸送手段*
サハリン州北部からユジノサハリンスク市空港「800km」又はコルサコフ港までの輸送「専用車両」
北海道では、新千歳空港・苫小牧港 二箇所 動物検疫所があり輸入対応しています。
前回は、コルサコフ港から苫小牧港まで木材運搬船に委託して輸送「3日間」
*検疫処置*
輸入された犬は、空港・港から検疫所に運ばれて約2週間から3週間の防疫処置が法的に義務図けられています。
この工程が終わると愛犬と生活が可能になります。
現地で受け取り1ヶ月間程度の日程がかかります。
総経費は、空路と海路では違いますが、空路利用で一頭約150~200万円程度と思います。
「業務委託者への謝礼及び防疫経費を含めてです。」
尚 輸出税も輸入税も掛かりませんでした。
*樺太犬の環境*
寒さに強いですが、暑さには大変弱いのです。
ですから、夏でも涼しい場所が求められます。
渡瀬さん御理解頂けましたか。
サハリンマン