ヤナ・Kolesinskoj の写真 サハリン便り

　シベリアの写真家　ヤナ・Ｋｏｌｅｓｉｎｓｋｏｊ氏からの話題です。
　ノボシビルスク市のクナスノヤルスクドラマ劇場はサハリン州ユジノサハリンスク市チェーホフ劇場と１０年以上前から交流事業を続けています。

　ロシアの人々は演劇鑑賞がとても好きな国民でもあります。
同劇場では、ロシアを代表する演出家による演目を連日開演しています。
「赤い聖火」などロシア国民が好んでいる演劇が主流を占めています。
イタリア・フランスからも世界を代表する演出家が訪れて監督を務めてもいます。

　写真の看板に注目　左上から二枚目　ユジノサハリンスク市迄　４２０７ｋｍの表示　ロシアは広い　モスクワ市までまだ半分の距離

　本日のユジノサハリンスク市の天気　　気温＋１０～１３℃

写真・ヤナ・Ｋｏｌｅｓｉｎｓｋｏｊ氏　提供・Ｓａｋｈ．ｃｏｍ

活躍する警備犬 サハリン便り

　警備犬にもその担当が決められています。
捜査・警備・偵察・監視　など多岐に渡ります。
「人馬一体」と言いますが、「人犬一体」の信頼関係が活動を左右します。
何と言っても「訓練・訓練・・・」次第でしょう。
そして犬の素質が最も重要です。

　犬歯と呼ばれている牙が一番の武器でもあります。
これらの犬種は、ペットではなくて「業務用」として活躍しています。
犯罪撲滅には欠かせない犬達です。

サハリンマン
写真・ウラジオストク犯罪者　仮収容場で活躍する犬

樺太犬 暑さに弱い 北海道便り

　当ブログの閲覧数が多いコーナーは樺太犬です。
「樺太犬・サハリンスカヤドック」ロシアでの正式名は、「東シベリヤライカ犬」です。
すでに、北海道でもこの犬種は少なくなりました。

　毎日の散歩中にも「何の犬種ですか？」と必ず一・二度声がかかります。
その度に「樺太犬です」と答えますが、年長者は「南極のタロ・ジロと同じ犬ですね」と理解してくれますが、若い人は、「樺太犬・・・？」
既にこの犬種は、遠い過去の犬なのです。

　寒さには、強い犬種ですが夏場の暑さには弱いところがあります。
毎日、雨・曇りの天気で低温気候で「元気に過ごして」いまが、これからの季節が大変です。（秋口まで）

　昨年は、前足の不調や外耳炎などで悩まされましたが、今年は健康に過ごしてもらえればと思います。
写真撮影が「とても嫌いです」（魂が取られる・・・笑い）
サハリンマン

写真・樺太犬　セル♂　９歳　体重４８ｋｇ

サッカー少年も健闘 サハリン便り

　サハリン州の少年サッカー選手権大会(ユジノサハリンスク市・スペルタク・ゲーム・スタジァム)が開催されました。
ユジノサハリンスク市・ホルムスク市・ノギリキ村からの代表選手がサハリン・ナンバー１を決定しました。
優勝したのは、ホルムスクチームでした。

　優勝チームには、記念ウェアとメダルが贈られました。
サハリン州も年々サッカー熱が高まっています。
来月からは、南アフリカで開催されるワールドカップ国際サッカー選手権大会　将来　このメンバーから国際的な選手が登場するか楽しみです。

　サハリンマン
写真・同大会　提供・Ｓａｋｈ．ｃｏｍ

地震被災から15年 ネフチェゴルスク町 サハリン発

　本日、ユジノサハリンスク市でサハリン州政府主催
午後12時よりネフチェゴルスク地震被災者の追悼顕花式が執り行われる
この地震被害は、ロシア最大の悲劇と呼ばれている

　悲劇の発生から今日で15年　（写真・当時の被災地　空撮）
被災地　北サハリン　オハ市から南方100km　ネフチェゴルスク町
1995年5月28日午後1時　その悲劇は突然発生した　直下型地震M7.6がこの町を襲った　全ての住居は壊滅した　
この村は、原油生産基地で働く人たちの住居地域でもあった

　この地震被害で3691名の住民らが死亡・行方不明である
現在、同町は崩壊し追悼モニュメントが建っているのみである（メィーン写真）
写真は、ユジノサハリンスク市内に建立された追悼モニュメント

　当時サハリンマンも現地に急行し取材を展開　瓦礫に埋まった幼い児童の救出状況を克明に記録した事が忘れられない。
救出の模様は、世界のテレビで放映された。
その救助された数少ない一人の子供も現在２１歳でウラドオストク市の大学に在学中である。
　被災者に心より御冥福をお祈り申し上げます。
サハリンマン

　写真　サハリン州政府　プレスセンター提供

自然ボランテァ育成プラン サハリン発

本日のユジノサハリンスク市の今朝の天気は、晴れ・曇りで気温＋６℃　日中は８℃の予報です。
為替相場　１００円　３４．８２２１Ｐ
　　　　　　　１ＥＵＲ　３８．５５１９Ｐ
　　　　　　　　　１ＵＳ＄　３１．３５３８Ｐ

　サハリン州では、学生を対象にした動物学・植物・地理学など広く自然に関して理解を深めるためにボランテァの育成を行っています。

　セミナーには、ユジノサハリンスク市内高校６校の２５名が参加しました。
今回は、サケ（鮭）の特性として人工孵化・放流などを学んでいました。
最後に全員テストが行われ支援団体の「サハリン・エネルギー会社」がＳａｈａｌｉｎｒｙｂｖｏｄで報告されます。

　高校生主体ですが、今後小・中学生にも拡大したいと主催者は期待しています。
サハリンマン
写真・提供　Ｓａｋｈ．ｃｏｍ

ライラックも満開 北海道発

　札幌市内の大通り公園には、ライラックの花が満開です。
観光名所の時計台には、雨のため観光客は少なく寒い日でした。
ライラックを「リラ」とも呼びます。
昔からこの季節を「リラ冷え」とも言います。

桜・梅の後には、ライラックが楽しめます。
サハリン州では、ライラックを確認していません。
そして、アカシヤと続きます。
サハリンマン
写真・２５日撮影

子供たちの自転車教室 サハリン便り

　本日のユジノサハリンスク市は、雨の天気です。＋６℃

　ユジノサハリンスク市内の雪融けと共に子供達が自転車で遊ぶ姿が見られます。
市　交通警察では「子供らに正しい自転車の乗り方」教室を開催しました。
年々、自転車の普及が増加して交通事故にもつながっています。

　子供達は、思い思いのスタイルで自転車に乗っていますが、歩行者や走行する自動車まで注意がいかない様です。
教室では、周りに充分配慮する事が大切と指導してました。
「交通安全は子供から」

　２５日は、大人たちは「禁酒の日」です。有志のみ・・・
サハリンマン

写真・自転車教室　提供・Ｓａｋｈ．ｃｏｍ

オハ市の油田 サハリン発

　オハ市は、コルサコフ市から北へ約７８０ｋｍの場所にあります。
サハリン州最北の街で　オハ市は、１８３０年代から原油生産を行っている地域です。
サハリン州では、一番古い油田池です。
現在は、サハリンⅠ　サハリンⅡ　などが注目されていますが、この井戸が先輩格でもあります。
同年代には、日本企業（国策）も進出して原油の輸入を行い日本領事館も開設されていました。千人程の日本人が住んでいました。

　現在もこの井戸は健全で原油・天然ガスを生産を続けています。
オハ市内の住宅は殆どが天然ガスは無料配給です。
真冬には、外気温－３０℃でもガス暖房で室内は暖かく快適に過ごせます。

　オハ近郊も今月に入り＋気温になり春が訪れています。
現サハリン州知事のアレクサンドル・ホロシャビン氏はオハ市出身です。

　オハ市の本日の天気（＋３℃）は、晴れ曇り　午後から雨の予報です。

　サハリンマン
写真・油田井戸　提供・Ｓａｋｈ．ｃｏｍ

ハートランドフェリー アインス宗谷 運行開始

　今年も国際定期フェリー　アインス宗谷号の運航が来月8日より始まります。
稚内市を母港としてサハリン州コルサコフ市間を往復するものです。
今年は、運行を減らす処置を余儀なくされた様です。*利用客減＊

　フェリー利用での格安ツァーも予定され「サハリン・フリータイム4日間　89000円」も登場して観光客に注目を浴びています。
格安ツァーのお問い合わせは、
　　　　　　当ブログのブックマーク　フアルコン・ジャパンへ

　来年の運行が危ぶまれています。
サハリン州政府も今週訪問した北海道議員団に同フェリーの存続を訴えて「観光客を増やすこと、企業間の交流促進が大切」と指摘しています。

　継続は力なり　サハリンマン