左ー山ウド 中(上)ニラキムチ 右ートラジの和え物
4日目の夕食は市場で購入してきた山独活(やまうど)がメインです。他に作り
置きのパンチャン数種とモヤシスープがついたと思います(既にうろ覚えです)。
独活は茹でてソースを付けるだけですが、そのソースの味を決めるものが
この日はメーシルエキス、日本では梅ジュースと呼ぶ物でした。
独活の一般的な調理法は酢味噌和えだと思いますが、韓国もたぶん同じように
調理するのではないかと思います。ただこの日先生はお酢とお砂糖の代わりに
梅エキスを使われました。酢よりも酸味はマイルドに、加えてエキスを作ってから
経過した年数によって、甘みは熟成されて味により深みが増しているはずです。
因みにお味噌は私がお土産に持参した手前味噌です^^
ドラマ「チャングムの誓い」で料理の甘みにお砂糖に替えて干し柿を使う場面が
出てきたことがあります。干し柿といえば、そのままお八つにいただくか、たまに
膾の材料になるレシピを見た記憶はありますが、自分では利用したことはありません。
梅エキスもどうようです。夏の飲み物として作ったことはありますが、料理に
利用する発想はなかったです^^;
おいしく食べるために身近にあるものを工夫する、きっと日本にもそんな習わしが
あっただろうと思いますが、誰からも引き継がずに来たことを韓国で知り、ス~っと
受け入れられるのは、同じ食文化を持つ所以でしょう。
まだまだゆっくりつきあっていけば色々学べそうです^^