5日目の午後、カフェでは食後おしゃべりをする人、PCに向かう人
先生は食休みのお昼寝と思い思いに憩っているなかマルダさんは
やはり歌の好きな男性とハモッって、美しい喉を聞かせてくれています。
そんなカフェを後にして、今日も明洞方面へ向かいます。まずは映画館で
上映中のチラシを集め、お二人と見られそうな映画があるか探します。
2号線ウルチロイプクで降りロッテシネマに寄りましたが、上映中の韓国映画は
チュ・ジフンの「奸臣」のみ、これはちょっと一緒に見るには向かなさそう・・・。
月末にはチョン・ドヨン、キム・ナムギル主演作があるようですが・・・
今一つピンとくるものがありません。
新世界デパート、ロッテとともに明洞にあるデパートです。デパートというと
日本でも高級なイメージがありますが、韓国では超を付けたくなるほどに
他との差が歴然としています。当然ながらお値段も超高価でしょう(一部の
商品しか見ていませんので予断です^^;)。
1階からエスカレーターで各階を見ながら登って行きました。
鞄がありそうな階で降りて物色するのですが、なかなか思うような物が
ありません。一泊旅行に必要な身の回り品に十分な大きさと持ち歩いて
疲れない重量が一番重要な条件です。素材が良いなと思えば大きさが合わず
デザインが気に入れば、価格が・・・。それにどうしても鞄より洋服に目が奪われます^^
朝晩がまだ結構涼しいので、到着以来手ごろなジャケットがあれば
欲しいと思っていましたが、お値段が高級過ぎて、出るのはため息ばかり
1・2の売り場を見た後、ジャケットは無論のこと、鞄も物色を断念!
こうなると頼みは市場です。デパートから歩いて数分のところに
南大門市場があります。デパート新館と旧館の間の道を少し進むと
もういつの間にか南大門市場の地域内に入っています。そして、偶然でしたが
一番デパート寄りが、鞄類の商店街でした。
間口一間・奥行き2間程の狭い場所に壁から天井隙間なくぎっしり
鞄が下がっています。お店の前に立ち止まり商品に目を向けるだけで
「ムォル チャジュセヨ(何を お探しですか)?」と声を掛けてきます。
希望を言うと、小型のボストンバックを幾つか出してくれました。
デパートで見ていた額に比べれば安いですが、まだそれなりの額です(ブランド
物に似せて作ったものかもしれません)。ボストンバッグが欲しいわけではないので
パスです。お店を見まわして手ごろなものを見つけました。
1泊には大きすぎますが、帰国時荷物が増えた時に重宝しそうです。2000ウォンの
おまけをしてもらって良い買い物をした気分で帰りました。
いっぱい入ることと丈夫そうなところが気に入りましたが・・・어때요(オッテヨーどうでしょう)?
カフェに戻るとマルダさんはお出かけで、先生と最近カフェに日参して二人と共に
過ごしている日本の青年シン君がいました。夕食は先生がカルグクスを奢るからと
初日とはまた別なカルグクス専門店に行きました。方向的には11月に連れて行って
いただいた高陽市のあたりです。前の地域も周りは同じようなお店が並んでいましたが
今度のところも、近所はカルグクスのお店ばかりのようです。
大きなステンレス製の鉢に山盛りの細麺、冷たいつゆをかけて触感も味も
日本のそうめんそのものでした。違うのは麺もつゆもおかわり自由で、残ったら
持ち帰りもできるところです。不思議な国です、韓国って!