心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

ヨニ洞

2015-06-22 | 韓国生活

ソウル4日目、明洞散策後滞在先の先生のアパートに戻ってきました。

今回はいつもの新村からマウルバスでなく、ホンデイㇷ゚クからヨニ洞を通

り明知大学方面へ行くバスに乗ってみました。この朝先生と待ち合わせに

ついて相談した時、そのバスがアパートの最寄りバス停を通ると教えて

いただいていたんです^^

 

ヨニ洞は景福宮の少し西方、ソウル中心部の北西部にあります。訪問した

5月中旬は春から初夏にかけて若葉や庭の花々が美しく萌え出る時期でした。

街を歩いていると芳香が漂ってきて下手なカメラを向けたくなること

頻りでした。幸い広いお庭の邸宅が多いので、住宅が写りこまないように

撮ることに、苦労はありませんでした。

 

            芳香を放つチルレッコッ

チルレッコッ(野茨)は、今年アカシアと共によく目にした花です。辞書を引いてみたら

野茨とあり、山にたくさん自生していましたが、住宅の庭にも結構植えられていました。

そうそうヨニ洞しかもアパートから100メーターと離れていない場所にある史跡を

忘れてはいけません。‘チャン妃嬪の井戸’です。妃嬪が利用したという明白な根拠は

ないそうですが、それ以前からこの地にある井戸だから、この近所に実家がある

妃嬪はきっと利用したに違いないということでネーミングされたそうです。

                チャン妃嬪の井戸

 

アパートで洗濯物を取り入れ、一息ついたら3時半の待ち合わせに遅れないように

出発です。バスで4停留所ほどと聞いていたので、のんびり歩いていくつもりが・・

後悔しました。坂が多いことをコロッと忘れていました。幹線道路は結構平坦な

ところに作られているので、バスが走っている通りは平坦だろうという先入観が

あったようです。

 

下記地図の赤ペンで表示したのがアパートから明知大学、先生とあった後

市場まで歩いたのが青ペン表示部分、計約3キロ程はあるいたでしょうか。

 

      中央명지대학교~とあるのが明知大学(青ペンでMと表示)です。ー市場 Xーアパート

大学から市場まではすぐだと聞いていたので、待ち合わせ場所まであるいたのですが

むしろ市場までの方が長かったです。坂道を歩いた後の炎天下1キロ強は、本当にきつかった

です。持ち歩いていたお水もとっくに空になっていました。

 

市場にたどりついた私が一番に買い求めたものはお水でした。500mlを求めようとする

私に、先生は1ℓがいいんじゃないと助言。市場料金なのでしょうかコンビニで500mlすら

700ウォンのところ倍の量なのに500ウォンです!

 

喉を潤して一息はついたものの折角市場に行きながら、珍しいものに食指が動かず

青々した山ウドが山と盛られていたのが目についたのでそれと、チャメ、トウモロコシを

買ってバスに乗ってマナカフェへ帰りました。 

 

 


TOPIK成績確認

2015-06-20 | 韓国語

6月16日午後3時は成績確認開始の時刻でした。

書き取りが、失敗感大だったのですが、他の項目に

若干期待を持っていたので、発表日を心待にしていました。

 

満を持して当日、サイトを開いて成績確認のページを

開こうとするのですが、なんだか保安プログラムの設置

云々の表示が出たまま、それ以上進めませんでした。

 

他の問題もあったのでまた修理会社に持ち込んで見ていた

だきました。いつもはインターネットエクスプローラと

いうので接続しているのを、Googleの何とかに変えて

やっと手動でその保安プログラムを設定でき成績確認

できました。

 

書き取りは思ったほど最悪ではありませんでしたが、聞き

取りが意外でした。もう少し出来ているつもりでした。

 

私が受験した韓国語能力試験(略称TOPIK)Ⅱは、書き取り・

聞き取り・読解各100点満点合計300点の取得点数で合格級が

決まります。

 

目指したのは最上級の6級、長~い韓国語のとのお付き合い

の結果、どの程度の力が付いているのかを知りたかったし

あわよくば最上級が取れれば…何かボランティア活動等の際

資格が必要な時に役立てられるなあと・・・思ったんですが・・・

 

あと1点だなんて・・・受験直後のブログで「最初で最後の受験」と

宣言してしまいましたが、続けて狙ってみたくなる嫌な点数を取って

しまいました。

 

 

書き取り 55 聞き取り76 読解98 合計229


明洞(ミョンドン)へ

2015-06-19 | 市内見物

5月16日ソウル到着4日目、生活圏以外まだ一人でどこへも出かけていません。

先生が学校で講義を受けていらっしゃる間、到着日に替えたウォンも残り少なく

なってきたので、両替もしがてらミョンドンへ行ってみることにしました。出かける

前に洗濯機を借りてお洗濯もしましたよ。午後は先生が通う明智大学前で落ち

合って市場でお買い物です。

 

ミョンドンへは、マウルバスで新村(シンチョン)へ出、2号線に乗り、ウルチロイプクで

下車すればすぐです。道中チョンノにある観光公社へ行くことを思いつきました。

後者には貸し出し用PCが置いてあります。ヨンジュンさんの結婚発表後の公式の

様子が気になっていました。大きな画面で家族の掲示板をみたいと思っていました。

 

久々の観光公社、今日はお休み?と間違えるほどお客さんが誰もいません。いつも

個人旅行者が情報収集で訪れたり、それこそ韓流全盛期にはホールにある韓流スターの

等身大写真パネルと写真を撮る人々が絶えないものでした。

 

PCがあるのは入口に向かって右側、壁沿いのカウンターに2台が準備されている

はずでした。なのに、この日壁沿いには何も置かれていません。オットケー?

 スタッフに尋ねると、近々工事を予定していてその準備のため貸出を中止している

のだそうです。

 

どこか借りられるところはありませんかと聞くと、電話で問い合わせてミョンドンの

インフォメーションで借りられるようにしてくださいました。

 

ミョンドンに向かって歩いていくとレトロな建物がありました。南大門路に面する一等地

周囲は高層ビルばかりの中2階建てです。由緒ある建物なのだろうと目を凝らすと

新韓銀行本店とありました。

 

ミョンドンのインフォメーションで無事PCを利用させていただき、久々大勢の家族が

お祝いをスレッドをあげていらっしゃるのを知り安心しました。

 

半年ぶりのミョンドン、前回は秋でしたので屋台の品もガラッと雰囲気が変わっています。

ツヤツヤの真っ赤な表面が印象的だった石榴ジュースは姿を消し、代わってオレンジが

登場していました。

並んでレモンジュースも出ています。パカッと2つに割ったものをその場で絞り器で

絞っていますから、正真正銘100%ジュースが人気の証拠なのでしょうか?でもレモンは

酸っぱそうです^^;

噂に聞いていた鶏卵パン。私的にはおいしそうとは・・・・

バゲットの薄切りの上に目玉焼きを乗っけただけに見えます。たべてみれば良かったかな。

 

一通り眺めて堪能できたので、今日はどこかカフエにでも入ろうと探していたら、去年7月

党山(タンサン)駅で見つけたプンオパイのお店があったので入って見ました。

プランスエタニョオン プンオパン」←これが店名であり製品名のようです。子供の留学熱の

高い韓国ですが、大半の人は留学どころか海外に出ることなどない中、鮒パンの分際でフランス

帰りとは、何ともカッコいいではありませんか!

お店のエントランスにもこのロゴが使われていて結構小ジャレタ感じがありました(写真は

写したのですが旨く写っていなくてボツにしましたのでありません)。

             店内のテーブルとフランス帰りのプンオパン

 

ミョンドンを端から端まで歩く間に数件の両替商も覘いて新しくレートの良いところを発見

一気に替えたいところを、変動が激しそうなので3枚だけ交換し、先生との待合せもあるので

一旦家に戻りました。

 

 

※プランスエ タニョオン プンオパン(訳:フランス帰りのプンオパン、直訳は‘仏に行ってきた鮒パン’ byはる)

 


アカシアの花のお餅

2015-06-17 | 韓国の食べ物

料理教室のお話をするつもりが、話がそれてしまいました。それだけ今年は

アカシアの花が、印象深いものだったようです。

戻してアカシアの花のお餅作りです。私以外の生徒さんは、韓国の大学(院

だったかしら)に通う日本の留学生が一人でした。

 

<材料ー20㎝ハート型>

うるち米の粉    700g(塩0,9%入り)

水           1/2~2/3c

アカシアの花    200g

砂糖         1/2c 強

カステラの粉    1/2c (カステラをあみで濾したもの)

<作り方>

1 アカシアの花は、6・7分咲き程の物を用意し(完全に開花したものは

堅い)ほこりなどを取り除き、水洗いする。

        摘んできたアカシアの花(藤のように房状に花がつきます)

 

              花弁を一つ一つほぐしたもの

2 米の粉に水を入れ、よく混ぜ、一度ふるう。水加減は、粉をギュッと手で握った時

に形が残る程度が目安。

 

3 砂糖を入れ、2度ふるう。(空気を入れ、ふんわり仕上げるため)

4 蒸し器に水を入れ、沸かしておく。せいろに敷き布を敷いておく。

5 アカシアの花は、粉にさっと混ぜる。

6 型に合わせてカステラの粉、米粉をのせる。蒸し器にセットし30分強火で蒸す。

7 火を止め、上にアカシアの花を乗せ、砂糖少々を振り掛ける。ごく弱火で5分蒸し

火を止めて10分蒸らす。

30分強火で蒸した後、花を乗せたところ。小さい○いのは残った粉を紙コップで蒸したもの

 

 8 蒸し器から下ろし、通気の良いところに置き、粗熱をとってから器にうつす。下ろす時

蒸し器の中身を器の上にひっくりかえした先生は、敷き布ごと裏返しになっているお餅から

布をはがすとき、霧吹きで布にお水を吹きかけしめらせていらっしゃいました。レシピには

書かれていない作業でしたが、すぐに布をはがしやすくするためだとピンときました。

 

料理教室の日は一緒に料理を作り、最後に食事をして教室を終えます。課題が間食だった時

のお菜は冷蔵庫の常備菜とマルダさんがささっと別個に作ってくださったチゲなどでで済ます

こともありますが、この日はもう一品더덕구이(トドククイーツルニンジン焼き)も習いました。

 

<材料> 

トドク(ツルニンジン) 5本 (醤油、ごま油)

ヤンニョム(ネギ1/2本、ニンニク2かけ、コチュジャン30g、砂糖5g、醤油10ml

すりごま4g、ごま油少々)

<作り方>

1 トドクは水洗いし、横に回しながら皮を薄めに剥く。剥く前にすりこぎなどで叩いておくと

剥きやすい。

2 5㎝ほどの長さに切り、棒でたたいて平らにする。

3 ネギ、ニンニクはみじん切りし、ヤンニョムを作る。

4 トドクに醤油とごま油を混ぜ合わせたものを塗る。

5 良く熱した鉄網4のトドクを一度焼き、3のヤンニョムを塗ってまた焼く。焦げないよう

気をつける。

 

できあがったところでいただきます。

 

アカシアのお餅はアカシアにもともと芳香がありますから、蒸してもほのかに香って

お花のお餅を食べている実感がありました。待望のトドクグイは、とびきり旨いと

飛び上がって喜ぶほどの物ではありませんが、これも朝鮮ニンジンほど独特では

ありませんが、ほのかに香りと言うか味というか独特のものをもっていて、それが

食べ終えてじわっとくるおいしさです。立派にメイン料理の地位を占めています^^ 

先生は、韓定食などでツルニンジンが出るコースはそれなりのコースでないと出ないのよ~

と耳打ちしてくださいました。

 

 

 


アカシアの花を摘んで~~

2015-06-16 | 韓国生活

5月15日、ソウル3日目は金曜日で料理教室の日です。滞在3週間の間3回は

無理でも2回は参加しようと思っています。

今日は今ソウルで満開のアカシアの花を利用して、アカシアの花のお餅と昨日

手に入ったトドッ(ツルニンジン)ステーキです。その為まずは午前に、裏山へ

アカシアの花を摘みに行きました。先生の出で立ちを見てください^^

山を個人所有の土地と思った私、勝手に摘んで良いのですかと尋ねて

しまいましたが、野生のありふれた植物はだれでも自由に摘んで良いの

かもしれません。そう日本でも川辺でヨシの葉を摘んで粽を作ってもらった

幼いころの思い出がありました。あれと同様に考えればいいのですね^^

 

先生が住むヨニ洞は3方を山に囲まれた街で、街中至る所坂道だらけです。

景福宮の西にあり、王族の私宅が多かったとか・・・。現在も元大統領宅が

2件もあり、警護の警察官が常駐しているので治安がとてもいいそうです。

そんな環境にあって10分も歩かず山の中に入り込むことができます。

 アカシアは日本人が植えた植物だそうで、先生によると何の役にもたって

ないと、あまり歓迎されない植物のように言われたことが気になりました。

 

調べてみると、北米原産マメ科ハリエンジュ属の落葉高木で、マメ科の特性

として根粒菌と共生し成長が早いため、他の木々が生育できないやせた土地や

海岸付近の砂地でもよく育つとありました。併合時代韓国の山々が人々の

無計画な伐採ではげ山になり、そこを浅川巧氏が植林したという話を聞いて

いますので、成長が早い、痩せた土地でもよく育つなどの点で多く選ばれた

のかもしれないと思いました。また用途として薪にも向いていたというので

なおさらそうだろうという思いがします。

 

気づいてみれば、ソウルの小高い緑地にはこのアカシアが本当にたくさん

植えられていました。後日散策に出かけた三清閣にも大木がありました。

付近一帯あちこちから吹き寄せるアカシアの花弁で、散策路は白一色に染まっ

ているかのようなところも・・・・。「アカシアの雨」という歌謡曲が大昔ありましたが

案外、雨のように降り敷く花弁から発想された曲かもしれないと思えました。