「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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横浜の小学校で放射性物質汚染土を学校敷地に再埋設⇒健康被害がおきたウクライナ・キエフと似た対処法。

2014-10-03 04:52:30 | 福島第一原発と放射能

とりあえず、nagaikenji20070927@yahoo.co.jpが復旧するまで臨時のアドレスを立ち上げました。

臨時の連絡先⇒kinosita@hoshanobogyo.com

Yahooメール障害対応です。

僕に連絡がある方は、当面はこちらに連絡してください。健康被害ではないかと思われることの報告、被曝問題に関しての情報提供、講演などの依頼もここで受けています。

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断片的ではありますが、神奈川県内で起きていることについて。

まず給食の問題です。

放射能に関しては、極力回避するしかない立場の僕からすると、被曝可能性のある食材は避けるしかありませんが、その度合いをどのように考えるのかは、汚染がある地域では難しい問題となります。

勿論、全ての汚染を回避することは不可能だと思いますが、それでも一定程度の汚染回避は必要です。そうした試みをおこなっているところと、おこなわないところには間違いなく、食による内部被曝の違いが出てきます。

子ども達の被曝を減らしたいのなら、そうしたことには敏感になるしか勿論ありません。

「去年に続き、相模原市の小学校給食で使用される茨城産レンコンについて、市への働きかけが必要かも、って状況です。
茨城産レンコンは今年も放射能汚染されている可能性が高いです。
それがわかっていながら、使用を中止しない学校がいくつかあります。
校長や栄養士の判断で使用を中止している学校もあります。
代替を考えられる栄養士かどうかで子どもの被曝量が変わります。
気になる方は、学校、市へお問い合わせを。」

「横須賀ではレンコンは今は使わないですが、私が何もやれてない中学の弁当注文ではしっかり使用しています。保育園、幼稚園も何もできてないので…。」


こういう話が寄せられています。いろんなことに気がつく母親達が、一生懸命電話もかけていますが、学校ごとに栄養士さんごとに反応に差があるらしく、苦戦されているそうです。レンコンは高くなるのは、タケノコなどと同じ状態と思います。ハスの地下茎ですから、放射性物質の吸収が高まります。

認識のある方で、活動してみたい方は、僕に連絡してみてください。取り次ぎますから。

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書けない話をどこまで書けるのかで、毎週ぎりぎり戦っている感覚です。

木下黄太メールマガジンは毎週金曜夜に配信予定。

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横浜の小学校では、放射線量を測っただけで、高線量を出している土などを、除染した結果、結局、敷地内に埋め戻しているそうです。

除去目安が地表1センチで0.59μsv/h、地表1メートルで0.23μsv/h。

これを下回っているものは、上から土を10センチかぶせてOKとしているそうです。

基準を超えているものの埋め戻しはまだ現実には行われていません。

地元の井上さくら議員によれば、既に埋め戻しが行われているのは、横浜市内、以下の四つの学校だそうです。

丸山台中ー横浜市港南区丸山台

笹山小ー横浜市保土ケ谷区上菅田町

上白根中ー横浜市旭区上白根町

釜利谷西小ー金沢区釜利谷西

今後も、多くの学校や、保育園で埋め戻しをするそうです。

上から土を被せることで中和させるような感覚は、キエフでも、散々聞きました。道路の歩道にある植え込みなどで、上から土を被せて除染が出来ていることにしたそうです。

10センチという感じもよくわかります。

ウクライナで、25年前に対応した話と、同じ事を横浜市はしているだけです。

そして、そういうところで、子ども達に、普通に疾病が起きている話もキエフでは、散々聞きました。

結局、こうしたごまかしのようなことを、汚染している地域では続きます。

福島、東京のみならず、それは横浜が、まさにそういう状態であるということです。

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  【10/18(土)旭川講演『チェルノブイリからみえるニッポン』~北海道を生き抜く~ 】

 12時開場 13時開演

開催場所 旭川市市民活動交流センターCoCoDe(ココデ)ホール(北海道旭川市宮前通東)

 申込・詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/215418/

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 【10/19(日)木下黄太講演会 in帯広「広がる放射能汚染の真実!」 】

 開場:14時 開演:午後14時30分 

 場 所 :  とかち館 帯広市西7条南6丁目2 

詳細⇒http://tokachinet.blogspot.jp/2014/07/blog-post.html 

参加申し込み先  十勝ネット市民の会事務局

E メール:tokachinet@gmail.com 
☎   0155-66-9231
FAX  0155-66-9281
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 片山さつき議員が流した、御嶽山に関して予算を民主党が削減したなどの虚偽ツイッターについて、民主党の現在の対応です。現況の、民主党議員の中で、僕が直接知っていて信頼もしている数少ない人物である大野元裕議員(中東問題の専門家としていろいろと昔から存じています、またバンダジェフスキー博士の国会での勉強会も参加)が、ブログで下記の記事をあげていましたので、引用しておきます。イラクに関しても、彼は相変わらず、日本でトップレベルの専門家のお1人ですし、イスラム国問題も、与野党関係なく、彼は見解を聞くべき人物です。


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片山議員発言と外交防衛員会の対応についてのご説明


あまりにレベルが低く、国民の皆様の国会に対する信を貶めるので、ご報告をやめようかと思いましたが、報道等で小生の顔も出ているので、「片山さつき議員の虚偽に基づく民主党批判」の顛末をご報告いたします。

ことの発端は、報道されている通り、御嶽山の噴火に関し、民主党政権が行政仕分けで予算を削減したことが予知を難しくした旨、長野の某首長が述べたが、自民党で予算を増やしたというツィッターでのつぶやきでした。これに対し、民主党は以下の通り、全く根拠がないとして抗議しました。

[報道記事リンク 省略]

片山議員は、小生が野党の筆頭理事を務める参議院外交防衛員会の委員長であり、国会対策委員会とも協議の上、本日昼過ぎの外交防衛員会理事懇談会で、小生がその対応について与野党と議論することになりました。
小生が野党の筆頭理事を務める参議院外交防衛員会の委員長であり、国会対策委員会とも協議の上、本日昼過ぎの外交防衛員会理事懇談会で、小生がその対応について与野党と議論することになりました。

これに対し、小生より他の野党の皆様が事実関係をご存知ないと思われるので次第と党としての対応方針を説明させていただきたいと切り出し、以下について述べました。

① まだ生存者がおられるかもしれないとの想定のもと、必死で捜索活動が継続している中、政局的発言に終始する不謹慎さに鑑みれば、片山氏は議員としての資質を欠いている。我々は、自民党総裁たる安倍総理が、災害に与野党は関係なく、一丸として取り組むと述べたことに賛同しているのに、あまりに残念である。
② 公平中立を守らなければならない委員長たる者が、野党批判のために虚偽を拡散する行為は、委員長としての資質を疑わせる。我々は立派な委員長の下で仕事をしたかったのに、遺憾である。
③ このような発言をした結果、「隣り合わせた台湾の方が、台湾人は金で人殺しはしないが、中韓は・・・。全く明確だ」旨の片山議員の過去のツィッターでの発言まで拡散し始めており、日本の国会の外交防衛委員長発言として受け止められれば、国益をいたずらに損ないかねず、自覚が足りない。
④ しかしながら、このような自然災害対処の中で、委員会審議を「人質」に取って政局化することは、あなたのレベルに降りることを意味するので、片山氏の資質に納得はしていないが、審議には応じたい。中立公平な委員会審議に努めていただきたい。

ということで、委員会冒頭より不正常化する選択は取らず、審議を進めていく予定です。正直、こんなくだらないことを取り上げること自体、あまりに情けない思いでした。

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10.11. 京都・避難移住フェス2014

        ひと・まち交流館 京都で開催

【10/11(土)午前の部 京都 「A2-B-C上映会&木下黄太ミニトーク」 】  

    9:30受付開始 10:00上映開始 11:10上映終了 11:10から11:40 ミニトーク

  一般(予約不要)参加費 1000円  中学生以下は無料。避難者の予約申込は終了、予約のない方は一般扱いとなります。 

大人気アニメ番組『はなかっぱ』の原作者、絵本作家のあきやまただしさんが来場。


【10/11(土)午後の部 京都 「あきやまただしさん絵本ライブ&音楽コンサート」】 

 13:00受付開始 13:30音楽演奏開始

 14:30あきやまただしさん絵本ライブ(15:30終了予定)

    避難移住者 無料(先着順、予約不要)

    一般      寄付(先着順、予約不要、お1人1000円からでお願いします)
    中学生以下は全て無料