「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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食材汚染完全回避の不可能性から考える生存とのバランス感覚。血管性紫斑病、中耳炎、免疫低下、福島報告。

2014-10-14 13:18:19 | 福島第一原発と放射能

旭川は今週土曜 【10/18(土)旭川講演『チェルノブイリからみえるニッポン』~北海道を生き抜く~ 】

 12時開場 13時開演  旭川市市民活動交流センターCoCoDe(ココデ)ホール(北海道旭川市宮前通東)

 申込・詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/215418/

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帯広はこの日曜開催 【10/19(日)木下黄太講演会 in帯広「広がる放射能汚染の真実!」 】

 開場:14時 開演:午後14時30分    とかち館 帯広市西7条南6丁目2 

 詳細⇒http://tokachinet.blogspot.jp/2014/07/blog-post.html 

申込先  十勝ネット市民の会事務局 E メール:tokachinet@gmail.com 

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測定器、NAIシンチレーションの、しかも安い機械で、下限値以下で、ピークが見えたかどうかを議論しようとする方達がいます。機械的に、精度が確認ができない状態のものを、あるとかないとか言い出しています。

そういうことを主張している、例えば市民測定所は、判断が正常か否かということを、きちんと考えるべきです。

本当にそういう汚染があるのか、ないのかを精密に考えるのは、少なくとも、ゲルマニウム半導体の測定器で確認するしかありません。あたりまえの話です。

こういうことを我流で出来ると言い出す類の話を、僕は何を言っているのか、さっぱりわかりません。

3年半以上が経過して、僕は被曝回避ということに関して、バランス感覚をもって考える群の人々と、そうでない人々の差が、日々差が出ている状態を痛感します。

勿論、放射能汚染はどんどん拡散している可能性は否定できません。ですから、食材の出所などの確認は不可欠ですが、その汚染可能性の程度と、栄養学的に一定レベルの食材を摂取せねばならないことは、最後はバランスで考えるしかありません。それは、汚染可能性がある食材拡散をすすめている話ではありません。

ただし、どの地域の食材でも、完全に汚染がないと担保できる訳ではないということです。担保できなければ、何も食べないという選択肢を取るなら、それは結末としての餓死を意味します。

こういう時に、生物としてのバランス感覚をどうするのか、それを僕は思います。僕のバランス感覚は、最後は食べるしかないということです。危険度の低いものも食べないという選択を取っていくことは、その人体にさらにまずい結果しか招きません。そういうバランス感覚を欠落させているネット発信に関して、疑いを持つしかないと僕は思います。こういう感覚が、実はどこまで読者に伝わっているのだろうと疑念をもって今も書き続けています。

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 【 「疲れて体育が受けられない」仙台と埼玉で初期被曝し西日本に移住、中学生と小学生のお子さん2人が尿に潜血 】

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きのうもご紹介したキリスト教系雑誌『共助』2014年第6号(10月発行)、この31ページには、医師が報告する、福島でおきている健康被害に関して、簡単な記述がありました。精神科医の北川恵以子氏が話した内容です。

[今、福島では徐々に健康被害が出てきている。血管性紫斑病、慢性中耳炎、免疫力低下、そして(略)甲状腺ガン。こうして放射線被害が出ても、政府も専門家も因果関係を認めず、放射能恐怖症と取り合わない。放射線は怖い。一番被害を受けやすい子どもを抱えるお母さんは何よりも子どもの安全を考える。ところが放射線の不安を口にすると、放射能は問題ないとの建前でバッシングを受ける。大変な被害を受けた被災者同士でバッシングが起こる。]

 

血管性紫斑病は小児でおこりうる、免疫関連の全身的な血管炎です。アレルギー性紫斑病とも言われます。

通常は細菌などによる感染症、もしくは薬や食べ物の摂取などによる免疫反応異常が原因と言われています。以前にも、東京で紫斑病がおきている話を書いたことが僕はあります。2011年の秋ごろの記事です。

世田谷弦巻、4.699μsvのミニホットスポット周辺で、こどもの紫斑病や肺の疾病報告がきています。

「桜新町駅周辺の幼稚園、小学校で、複数人の子供たちが紫斑病になっていて、うち1人は一時重症になり、近隣の大病院で治療を受けたとの情報がありました。一部、学校は特定でき、紫斑病になっているお子さんがいることは確認しましたが、細かくは詰めきれていませんでした。この話は、複数発生している観点から、どこか子供たちが行き交う場所の周辺で、高濃度に汚染されていて、α線、β線核種も多いだろうと、想定していました。」

また、先月書いた記事で、学校の除染作業を見ていて、足に紫斑ができた小学生も、血管性紫斑病に一時なっていました。

学校汚泥の除染を見た後に、足に紫斑ができた小学一年生は、明日開催、横須賀講演主催者のお子さん。

「学校敷地内汚泥をブルトーザーで除染中に、当時小1の子と短時間一緒に近くで見ていたら、
数日後に、両足のひざ下に、紫斑ができ、腫れて痛くて歩けなくなった、という感じです。
幸い、1週間後に良くなりました。」

血管性紫斑病は、紫斑病の中でも、特におこりやすいものではありません。こうしたことが、断片として伝わってきていることを、確認しておくしかないと僕は思います。

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 急遽、大阪中心部での開催決定! 【10/25(土) 木下黄太 大阪ミーティング】

 申込⇒http://kokucheese.com/event/index/220194/

3月の大阪ウクライナ報告会から半年、放射能防御の現況を確認し、これから関西で出来ること、やるべき事を、話し合います。割といろんな話をお互いに話しましょうというのが、コンセプト。大阪で活動されている方達から、時間を取とって話をする機会を設けてほしいというお話があって、急遽設定されています。

・13:00受付開始 13:30~15:30 懇親会も別途予定。

・淀川バイブルチャーチ(大阪市都島区毛馬町3-3-26)全禁煙  大阪駅より守口車庫行きバス15分、毛馬橋で下車歩3分
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