北茨城市の異変に関して、「報道ステーション」が昨夜報じていましたが、僕がメールマガジンで20時間以上早く伝えている内容に、中身的に全く届いていませんでした。
三田医師とも話しましたが、「いつものステーションの無難なまとめで、何にも切り込んでいなかったですね。」という感じです。
日本のメディアは何歩も何歩も遅れたままです。
木曜未明に、1日早く(通常よりは40時間以上早く)木下黄太メルマガを配信しました。
【 北茨城市で18歳以下に甲状腺がん3人という異常事態で、被曝に懸念する二人の医師見解 】
『2015年真夏 木下黄太の大放談(6)』
【 既得権勢力の実は脆弱な構造、同工異曲で一見似ているが違う船に乗っている人たち 】など。
重要情報はメルマガでのみ配信、購読申込は⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/
政治家のおかしな話が相次いでいます。
今度は女性差別発言。
女子の高等教育に関して議論している席上で、「高校でサイン、コサイン、タンジェントを教えて何になるのか」という発言を平気でする人が、伊藤鹿児島県知事ということです。
川内原発の再稼動を促進させた張本人が、こういう古臭い感覚の持ち主であることが露呈しています。
結局、原発推進というのも、こうした古い感覚とのシンクロでしかありません。
この伊藤知事は、「立地自治体(市町村)と都道府県の同意でよい」とする「川内方式」を九電と推し進めた人物。
これは、被害がもたらされる可能性のある自治体からの言論を封殺した、許されざる行為です。
この行為は、九電よりも、この方式を肯定し進めた伊藤知事がより問題である話と思います。
今後、原発というもので何かがおきた時に、被害が及ぶ地域の言論を封殺することを無理矢理進めた地方政治家として、その政治責任を末永く問われる人物です。
そうした人物による、本人が後になって表面上でいくら否定しても、「女性蔑視」と判断するしかないこの差別発言。
最低の人間が、鹿児島県知事であることが、いよいよとはっきりとしてきています。
但し、こういう人物を選択して、知事に選んでいるのは、鹿児島県民の選択です。
前回選挙は、38万人の獲得票。ほぼダブルスコア。
もともとの「女性蔑視」が強い差別主義者が多い鹿児島という土地柄、その上で、お上礼賛が鹿児島県民が多数であるという精神風土もかなり影響しています。
他所から見たら、気持ち悪い精神風土です。
こうした地域で、何かが起きても、それは最早、県民1人1人の自己責任になるのかもしれません。
率先して原発再稼動を応諾する人物を、トップに据えるということを選択するのが多数の県民なのですから。
愚か過ぎるだけです。
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いよいよ来週末、東京開催は座席数は多くないため、お早めにお申込下さい。
世田谷 【9/5(土)夜 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」】
福島県からの報告者(県内避難者)を招き、現地でおきている状態に関して、皆さんに伝えます。 あまり語られない白血病の実態。そしてチェルノブイリなどとの比較は? 被曝による健康被害を追い続ける木下黄太のトークを交え、最新情報とのリアル・セッションで、お届けします。
18:15開場 18:45~20:45
奥沢区民センター第一会議室(自由が丘駅徒歩9分。奥沢駅すぐ。世田谷区奥沢3-47-8)
申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325194/
現地からの報告:木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者)
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京都 【9/6(日)午前 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 】
福島県からの報告者(県内避難者)と医療系ゲストに木下黄太も交えて、最新情報とのトリプルセッションを京都で開催します。
9:15開場 9:40~11:40
ひと・まち交流館 大会議室 (下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1。河原町五条下る東側)
申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325604/
現地からの報告 木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者)
トークゲスト 薬剤師 井上玲氏(都内公立病院で抗がん剤治療関連業務も担当、現在は関西に避難移住)
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