【 北茨城市で18歳以下に甲状腺がん3人という異常事態で、被曝に懸念する二人の医師見解 】
『2015年真夏 木下黄太の大放談(6)』
【 既得権勢力の実は脆弱な構造、同工異曲で一見似ているが違う船に乗っている人たち 】など。
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福島の高線量地域で、モミの木が発育がおかしいという話が公表されています。
大熊町と浪江町、比較対象として茨城県北茨城市での調査です。
放射線医学総合研究所の渡辺嘉人主任研究員らが28日、サイエンティフィックリポートに発表したもの。
大熊町の33μSV/hのエリアで、殆どのモミの木が、「主幹」という芽がなかったそうです。
「東京電力福島第一原子力発電所事故の影響を強く受けた、帰還困難区域内の空間線量率が特に高い地域に自生するモミ個体群を調査した結果を解析したところ、空間線量率が低い地域の個体群と比べて形態変化の発生頻度の顕著な増加が認められました。また、空間線量率に依存してその頻度が高くなっていることがわかりました。
この形態変化では木の主幹の欠損に起因した二股様の分枝が特徴的に認められました。主幹欠損は放射線以外の環境要因や物理的傷害(食害)などでも発生しうるため、必ずしも放射線に特異的な現象ではありませんが、一般的にモミを含む針葉樹は放射線感受性が高いことを踏まえると、今回の結果は、放射線が東京電力福島第一原子力発電所近くの地域におけるモミの形態変化の一因となっている可能性を示唆しています。」
http://www.nirs.go.jp/information/event/report/2015/0828.shtml より
帰宅困難地域である、この大熊町で、こういう異常が、放射線医学総合研究所の研究者からさえ、伝えられている状態です。
そして、ここにも、帰還させようとする国の動きは、確実に存在しています。
あらゆる点で、正常な話はどこにもありません。
さて、来週土曜日夕刻に東京で、日曜日午前に京都で、開催する「福島で白血病は本当に多発しているのか?」は、こうしたモミの木の異常が出た"大熊町"の町民である、木幡ますみさんが、身近で起きている健康異変に関して、どうしても黙っている訳にはいかないという思いで、報告することから始まります。
被曝による健康被害、特に血液疾患などについて、情報を精査することから話を始めたいと僕は思っています。
これからが、剣が峰のスタートになるトークセッションです。
福島避難者、首都圏避難者は勿論のこと、この被曝問題を考え続けた人たちに対して、漸くスタートポイントが始まるトークセッションになると思いますので、どちらかの会場においでください。
東京開催は予約枠残席20席程度、お早めにお申込下さい。
世田谷 【9/5(土)夜 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」】
福島県からの報告者(県内避難者)を招き、現地でおきている状態に関して、皆さんに伝えます。 あまり語られない白血病の実態。そしてチェルノブイリなどとの比較は? 被曝による健康被害を追い続ける木下黄太のトークを交え、最新情報とのリアル・セッションで、お届けします。
18:15開場 18:45~20:45
奥沢区民センター第一会議室(自由が丘駅徒歩9分。奥沢駅すぐ。世田谷区奥沢3-47-8)
申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325194/
予約で参加費は安くなります。
現地からの報告:木幡ますみ氏(福島県大熊町民 県内避難者)
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京都はトークゲストとして医療従事者も参加いたします。
京都 【9/6(日)午前 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 】
福島県からの報告者(県内避難者)と医療系ゲストに木下黄太も交えて、最新情報とのトリプルセッションを京都で開催します。
9:15開場 9:40~11:40
ひと・まち交流館 大会議室 (下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1。河原町五条下る東側)
申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325604/
予約で参加費は安くなります。
現地からの報告 木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者)
トークゲスト 薬剤師 井上玲氏(都内公立病院で抗がん剤治療関連業務も担当、現在は関西に避難移住)
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