「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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放射能を回避したいというニーズに応えて、県産100%牛乳認定マークをスタートさせる岡山県。

2014-08-16 12:58:45 | 福島第一原発と放射能

【安倍内閣支持率が26%】

僕も取り上げられたことのある十勝毎日新聞。夕刊紙ですが、帯広を中心としたエリアではかなり強く、管内での発行部数と市場占有率は道新を上回る新聞。8/15の紙面に安倍内閣の支持率が出ていますが、26%とかなり低くなっています。エリア限定での世論調査とはいえ、この結果は重要だと思います。兆候的に考える必要があるのかもしれません。

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きのうのメールマガジン最新号にも、8/15の敗戦ということについて、今の現況と重ねて記載しています。 

最新号の内容は下記のとおりです。 
【 「官邸前金曜行動が被曝回避派を排除した理由」 木下黄太 真夏の大放談(3) 】

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岡山では、元々給食に関しては、100%岡山県産の牛乳だったそうです。

しかし、一般的には岡山の牛乳はどこで手に入るのか、なかなか知ることが出来ないという方たちも多かったそうです。

他の地域では、例えば関西では、淡路島産地100パーセントの牛乳や滋賀県産地100パーセントの牛乳が、スーパーなどで、簡単に名前も含めて、わかりやすく手に入る状態があります。

岡山では、生乳の産地としては10万トンをわずかに下回ってはいますが、日本で10番目前後の産地です。

全国的には生産量が多い県となります。

兵庫県と同程度、岡山の生乳も生産量があるのに、一般的に流通している牛乳のどれが岡山産であるのかが分りにくかったようです。

また酪農が活発でメーカーも多い岡山ですが、県産100パーセントの商品は圧倒的に少ない状態だそうです。確かに岡山のスーパーで見つけにくいかもしれません。

こうした状態を、今回、新たに認定制度を作り、マークを表示することで、どの牛乳が県産100%と分りやすくするそうです。

これは「安全な牛乳」を飲みたいという消費者の意向を踏まえての話になります。

もちろん、福島第一原発事故以降、どこで岡山産の牛乳が入手できるのかという問い合わせが多くあり、その問い合わせから3年が経過して、岡山県が組織として対応するということです。

こうした対処が、この時期でも岡山ではなぜおこなわれるのか。

放射能を回避したいという要求が強くあり、そのことからも岡山の産物を求める需要がある。特に、岡山産の牛乳を入手したいという消費者は多くいるのです。被曝を回避したいから。これに応える行政が、少なくとも岡山にはあるということです。

僕は特に岡山県に移住を薦めようとしている訳でもありませんし、岡山賛美者でもありません(誤解している方が多いのですが)。しかし、被曝対策も含めて、こうした関東からの被曝回避による移住に関して、岡山が行政としてどんどん前向きになっているということです。この話もそのことが如実に分る実例と僕には思えます。この点では、岡山は他県よりも前にいることは、間違いありません。


なお、このマークは、岡山のキャラクター、「ももっち」を使うそうです。「ももっち」はこちら。

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横須賀で初開催!    

 【9/6日(土) 木下黄太 講演 IN 横須賀】 

  場所:横須賀文化会館 中ホール

   http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_about.html

 18時半受付/19時~ 21時半。

定員:100名 参加費:1000円(事前予約分のみ)/ 当日1,200円

※座席が必要なお子様は、大人と同一料金が必要です。

 ◆申込⇒miwaty20020415@gmail.com  
 
※お名前、連絡先、必要枚数(他の参加者名)、同伴されるお子様の有無をお書き下さい。 

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まったく基礎の講座を名古屋開催!

【9/7(日)『放射能汚染対策、基礎の基礎』 木下黄太講演 IN名古屋】

  福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について、放射能防御プロジェクト立ち上げ人として最前線で活躍する木下黄太が語ります。 

 13:30開場 14:00開演  

名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/

 問い合わせ  nagoyanonuke@gmail.com

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あと3時間! 本日8月15日24時迄! 川内原発審査書案のパブリックコメントは必ず提出しましょう。

2014-08-15 21:00:00 | 福島第一原発と放射能

川内原発のパブコメは、あと締め切りまで3時間です。本日8月15日の24時締め切りです。

夏休みの宿題状態だった僕は、さっき出しましたが、あちらの文書はページ数だけ多くて、中身が入っていない内容でした。大概、こうした公的な文書は内容がないときほど、水増しが増えます。その典型です。

書く前に一時間かけて、もう一度、きちんと読み続けて失望するばかり。

官僚の文書でも、言いたいことが明確にあるものとないものに分かれますが、あきらかに後者的なものです。

本当に言いたいこと、やろうとすることがない感覚の文章です。

これを数百ページ読めと一般国民にいうこと自体、狂った仕業と思いますが。。。それでも提出するしかないです。

僕は読み続けて、形式、見かけだけ整えたでっちあげ文書と感じました。

この文書を読み通すと、原子力規制委員会の田中俊一委員長が「基準の適合性は見ていますが、安全だとは私は言わない。これは何回も答えてきていること。」と言い続けていたことの意味も僕にはよく分ります。

そりゃ、こんな文書で、本当に大丈夫と確信できていたら、頭がお目出度い感覚の文書です。もし、再稼動して、田中氏が存命中に事故が起きた場合(確率は高いと思います)に、「実はあのときの発言でもわかるように内心は危惧していた」と言い訳する為のエクスキューズでしかありません。

先ほど、平智之前議員とも、電話で話しましたが、この文書にフェイルセーフという概念が徹底して欠落していると考えられているようです。水蒸気爆発がおこらない仮説的シナリオにのみ基づいているのもありえないと言われていました。さらに平氏は、竜巻などで考慮されている衝撃加重を、地震動に関しての衝撃加重として考察が不十分と指摘しました。

まあ、僕と似た見立てで、全編にわたって、でっちあげ感覚が濃厚な作文ということでした。

また、文書に記載されていないことですが、僕は福島第一原発事故で、最低限の機能維持を出来たのは、免震棟があったこと が大きいと考えます。川内原発には現在、免震棟は存在しません。現実にハイリスクな事態が起きた場合(こういう事態は常に「想定外」な事象としておきます。どのような想定を積み重ねても、実は100パーセントの排除はありません)、ハイリスク事態に対応するこの施設存在がないにもかかわらず、再稼動を決断するのは、完全におかしいと感じています。

皆さんには、書くのが大変なパブコメですが、安倍政権や政治家や政党への悪口、個人的情報などを本文中に記載せず(規定で撥ねられます)、落ち着いた文で、これを読んでも、再稼動は容認すべきではないと書いてください。あの文書に細かく拘って書くのは労力の無駄なので、短時間で出来ることまで書いて、注意を守って提出してください。


本日24時迄! 川内原発審査書案のパブリックコメントは必ず提出しましょう。⇒http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu140716.html


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いわき市漁協・シラス操業来週開始という生産者重視で被曝軽視な話。三田医師手記の簡体中国語訳。

2014-08-15 11:45:59 | 福島第一原発と放射能
 8/15は敗戦記念日です。前の大戦で意味なく亡くなった多くの方たちのご冥福をお祈りします。

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さて、本日24時迄! 川内原発審査書案のパブリックコメントは必ず提出しましょう。http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu140716.html 
 
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 いわき市漁協などで、シラスの試験操業を来週お盆あけからはじめるようです。

水揚げは、いわき市勿来漁港となり、放射性物質の検査後に、シラスは茨城県の加工組合に引き渡すそうです。

加工されたシラスが福島県産と表記されるのかどうかも焦点と思います。加工地表記になりますから、大概は。

 しかし、原発から汚染水が垂れ流されている状態が止められないと言い続けている中で、影響が受けやすい小魚であるシラスを、近隣の漁協に操業をおこなわせることが、日本という国の滅亡的感覚だと僕は思います。汚染水があるという現実をなかったかのごとく進んでいく日本。消費者にとっては百害あって一利なしの構図が、生産者重視、みかけの経済重視で、やはりまかり通る国である日本というのがよくわかります。

 そういえば海産物のことで、三重県で、汚染地の水産物を引き受けて、産地偽装が横行した話は以前、何度かお伝えしました。今度は米で、逮捕までの事案が三重でおきています。

三重県四日市市の「三瀧商事」によるコメ産地偽装事件です。

きのう、元の経営者が逮捕されましたが、中国産のお米を、国産と偽り出荷、最大手スーパーのおにぎりや弁当に化けていたそうです。

米の販売関係者に聞くと、米の産地偽装は本当に容易で、特にブレンド米ではかなり常態化しています。今回発覚したのは中国米の偽装。これは氷山の一角であるのは間違いありません。他の産地でおきてもなんらおかしくありません。

どこの産地の米が、どこに紛れるのか、分らない現実。しかし、こうした偽装というのは、おきやすい場所や地域というのが何かあるのだろうかなとも、僕は思います。「三重」というワードを、また聞いたことで。

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簡体中文訳は中国本土で使われるもの(この前の翻訳は台湾などで使われる繁体中文訳です)。訳者のペンネームはsso。都内に勤めており、お子さんの身を考えて海外や西日本への転職活動中の中国の方だそうです。三田医師の手記です。

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我为什么离开东京
 
三田医院  三田茂
 
各位医生同僚们大家好,很久不见。
从我父亲手里接手以来经营了50多年的三田医院,在2014年3月份关闭了。4月21日在冈山县的冈山市,新的三田医院开张了。
 
从1990年代给父亲的诊所做诊断治疗开始,我就作为医师协会的理事,从事灾害对策工作有十多年了。
 
东京发生的灾害的话首先就是大地震的对策。
关于可能性比较高的东南海地震,我调查的结果是“静冈县的滨冈核电站的堆芯熔毁→东京的放射性污染”这样的发展是完全有可能的。
 
我是个爱操心的人,所以我认为对于放射性污染的事先准备也是有必要的。我向医师协会、行政部门和保健所倡导医疗用碘的储备但是他们都以“东京没有发生那样的事故的推算,也没有相关的防范计划“这样的话为理由而拒绝了。
 
2011年3月11日下午,东京发生了巨大的震动。
”这应该就是是长周期的地震震动吧。应该就是东南海地震,滨冈了吧“,我想。不过震源却是在东北。
福岛第一核电站的发电机组的温度急剧上升,大爆炸,堆芯熔毁,堆芯熔穿。
 
东日本、首都圈正在被放射性污染。
土壤的污染度是用Bq/kg来表示的,东京23区的东边是1000~4000Bq/kg,西边是300~1000Bq/kg. 乌克兰首都基辅是500Bq/kg不到(只测量铯137的数值),因切尔诺贝利而被污染的西是90,意大利是100,法国是30(西,意大利有很多健康受损的例子出现)。
2011年以前新宿的测量值是0.5~1.5Bq/kg,在小平是200~300Bq/kg左右。
 
请大家看一下《NHK・ETV专辑 切尔诺贝利核电站事故・来自被污染地区的报告》这部专题片(从互联网上可以找到)。到乌克兰,白俄罗斯去和当地的人对话,为了拯救切尔诺贝利而在当地活动了20多年的人的感觉很重要。
 
他们说最好不要在东京居住,如果无论如何也要在东京居住的话需要注意身体的保养。
 
现在的乌克兰、白俄罗斯的人们(第二代,第三代)遇到了很大的麻烦。
人口减少,国力下降。这让人担心东日本会不会也遇到同样的麻烦。
 
从2011年12月以来,我为首都圈的对放射性有担心的病患约2000人进行了检查,包括甲状腺功能检查,标准的血液检查和生化检查。
 
10岁未满的儿童的白血球,特别是中性细胞在减少。
地震以后出生的0~1岁的婴儿的中性细胞减少最为明显(1000以下)。
随着移居到西日本有恢复的倾向(中性细胞从0->4500)。
流鼻血,脱发,没有精神,皮下出血,可见尿出血,皮肤发炎,咳嗽等等不算独特的各种各样的病症表现。
 
小平是日本关东地区污染最轻的地区,但是2013年中旬以来儿童的血液数据也发生了变化。
东京的污染正在越来越严重,并且还受到都市型浓缩的影响。
根据市民团体的测量,东大和、东村山的空堀川(河流名)的河床的辐射量在近1~2年里急剧上升。
 
还有一些我最近注意到的其他的患者病状。
哮喘和鼻窦炎等病状开始变得不容易治愈。但只要患者离开东边的话症状就有明显好转。风湿性多肌痛(polymyalgia rheumatica)的高发生率也引人注目。特别是中老年患者的例子有所加。他们的特征是“翻身很困难”、“无法自己穿衣”、“站不起来”等。
这就是切尔诺贝利核电站事故的时候资料所记载的肌肉风湿症吗?
核电站事故以后,流感、手足口病、带状疱疹等传染性疾病也流行起来。
 
在我的医院贴有一些关于核电站事故以后放射性辐射影响的纸。很多患者都说“以前没有过这样的病症”、”和平常感觉有些不一样“。
 
在我宣传关于核辐射的问题的时候没有人对此感到厌烦,大家很认真的来参加讨论,这让我感到很吃惊。有带着孩子的年轻夫妇,也有很多担心孙儿孙女的老年女性也很多。
 
这次核电站事故,住在东日本(包括东京)的我们全都是被害者,都是当事人。
我们(或者只有我?)虽然对放射性医学不大了解,但是也都知道放射性医学对于核辐射事故(核电站或者核武器)完全不起作用这件事。
 
关键是“长期低剂量的体内辐射”。
医疗用的放射性辐射或者单纯的受到外部辐射是完全不同的东西。
我不想掺合政治,但是WHO和IAEA包括日本政府的方针是不可信的。
他们对于切尔诺贝利现在所面临的现实相差得太远了。
 
我还在东京都时候就感觉到了,现在在冈山通过和从东日本(主要是首都圈)避难而来的患者们交流,对有一件事情更加确信了。
在3.11地震以后,母亲们为了孩子的健康认真的学习。
在东京行政和学校都无法让人依靠,母亲们怀着担心去找医生咨询的话,医生的面色一变,突然发起火来。
其他的病症的咨询的话医生还稍微听一听,说到放射性的话题的话医生就完全不听了。有疑问他们也不回答。这个氛围下和朋友也无法聊起这个话题。。。
 
我认为我们医生应该比一般市民具有更加丰富的知识,应该去启蒙他们。311地震已经过了3年了,这些是医学书上没有记载,教科书上也没有的问题,但是如果能保护市民以及其子孙的健康的话,那么不是国家,不是学会,而是我们各个临床医生。
 
东京的居民并没有资格去可怜东北的居民。已经没有时间犹豫了。
我先一步来到了西日本避难,在这里等待你们。
对那些还无法下定决心避难的人们,还在考虑暂时休养的东日本的人们,我希望能帮得上忙。
 
简体中文翻译:sso
 

都下20代女性、半年で大きくなる甲状腺腫瘍を切除。川内原発パブコメあす締切。無駄な凍土壁ようやく断念。

2014-08-14 10:33:13 | 福島第一原発と放射能

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【「原発事故直後の"鼻血"問題が意味するもの」木下黄太 真夏の大放談(2)】

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 まず、大人の夏休みの宿題です。期日があすまでに迫っています。追い込まれたら、できるのが夏休みの宿題ですから。深夜まで受け付けていますが、早めに提出してください。

【あす迄! 川内原発審査書案のパブリックコメントは必ず提出!】

絶対にきょう、明日でやって下さい。ここにNOの意思表明が1人でも多くおこなうことが、原発再稼動を止めるためには、絶対に必要なことです。⇒http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu140716.html 

鹿児島県知事は、川内原発の再稼動を容認する方向で進む可能性が極めて高いですから。まずパブリックコメントが再稼動拒絶、安全性は担保ないため審査書案に不同意というのが、圧倒的に多くならないとなりません。

 あなたの文体で、科学的に否定する言説で書いてください。政権への不満など関係ないことは書かないで下さい。却下されますから。

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 兵庫で、ある男性から聞いた話です。この男性も彼女と避難しています。

「木下さんに話していなかったんですが、彼女の親戚に若い女性がいるんです。東京都下在住の20代後半です。3.11.前は特に何も異常はなかったんです。事故後に、のどに違和感を感じたんです。」

「それで、病院で検査を受けています。そしたら、甲状腺に腫瘍があった。ミリ単位の大きさだったので、当面様子を見ましょうか。そういう話になりました。」

「その後には、その甲状腺の違和感は強まるし、のどの腫れは少し大きくなっているような気はしていたそうです。」

「半年後には受診。2センチ程度の大きさになっていたそうです。急速に甲状腺腫瘍が巨大化していました。医師の判断で直ちに切除しています。幸いにも、悪性ではなかったそうですが。。。ただし、今度は甲状腺の逆側に、新たに小さい腫瘍も出来ていたそうです。2011年後半から2012年にかけての出来事です。」

「甲状腺の悪化が急速に進む場合は、いろんな形でおきるときはおきるので、異常がある場合は数週間単位の確認をするべきとも思う」と言われたのは、ウクライナのオリハ・ホリシナ博士です。

 腫瘍径が大きくなったから、悪性化が進んでいるとは言えません(関係ないとする論文もあります)が、しかし、甲状腺に変化がおきているシグナルではあるということです。こういう事例はひとつずつ確認していくしかありません。

 

 さて、福島第一原発では、地下水を止めるための凍土壁をあきらめるという報道がされています。凍土壁に関して、このブログでは殆ど言及もしませんでした。これは、凍土壁が役に立つ可能性がある話と全く思えなくて、元々は、この意味のない無駄遣いをしていることに呆れかえっていただけです。ドライアイス投入を聞くたびに、冗談にしか思えませんでした。まったく溝に金を捨てるとはこのことで、福島第一原発の汚染水問題が、解決の入り口にも至れない状態であることが、露呈しただけだと思います。無駄でしかなかった凍土壁が。

 そして、トラブル続きでろくに稼動しなかった、仏・アレバ社の汚染水処理装置も東京電力は先日、廃止を決めました。これなどはフランス政府とアレバ社に、日本政府と東電がしてやられた事例です。無駄金を散らしただけの結果となりました。

 かかった費用は経営上に関わるから言わないという東電のスタンスが、尋常でない判断ミスをしていたことが、逆に露呈していると僕は思います。

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4月-6月期実質GDP年率-6.8%、前回増税時より落込みが激しい日本。福島でB-1グルメ支援、青森の高校。

2014-08-13 12:58:53 | 福島第一原発と放射能

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2014年の4月から6月の実質GDPは-1.7%になりました。年率換算に直すと-6.8%になっています。

前回、5%に増税した1997年4-6月期には、実質GDPは年率で-3.5%でしたから、今回の下げ幅は倍近くになりました。かなり、大きくなっています。

最初に消費税をおこなった1989年でのGDP落ち込みはさらに少なかったです。

つまり、数値データだけ見ていると、「消費税増税についての経済へのマイナス影響は少ない」という政府や消費税を強く主張していた経済学者の主張と、一般人の経済感覚は大きく異なっていたことになります。

明確にマイナス影響が出ています。

原発事故と震災影響を受けていて、本質的には、元々、明るい見通しが存在しない日本経済。

もちろん増税直後は、内需に関して、特に一般の消費については反動が大きいと言われます。しかし、前回の増税時や消費税導入時の前々回に比べて、下げ幅がかなり大きくなっていることだけは間違いありません。

こうしたことは、アベノミクスという政策(本質的に政策というよりも只の掛け声)が綱渡りを重ねていることを指し示しています。

輸出停滞や在庫増も不安要因です。円安誘導もそろそろうまくいっていないことの顕れもあると思います。

景気がよくなっているという喧伝と現実の背離が見えはじめているのが、俯瞰での常識的感覚と思います。

そもそも日本の消費税は、奢侈品から食料まで、満遍なくかけている税金で、その累進観点における逆進性ははっきりとしています。一般庶民からは満遍なく搾り取り、逆に高額所得者には影響が少ないです。

「富めるものは肥え、貧しきものは痩せる」のが、日本の消費税の根幹ですから、それにも関わらず消費税を上げ続ける体力が国内にあるのかは、被曝問題の観点から考えても難しいものがあると僕は思います。

しかし、消費税を増税していくことと、バブル的活況を招こうとしていることが、財務官僚の頭の中でどう両立しているのか、本当に違和感しかありませんが。

さて違和感というと、ご当地グルメというものを喧伝しているB-1グランプリというものは、ことし郡山で開催されるそうです。

被災地支援という名の下に、こういうイベントが開催されるのは、常態化しています。来場する多くの人は被曝するだけですが。ここまでは、まだ、よくある話です。

ただし違和感は更に強まります。

青森県の教育委員会による「高校生による震災復興支援事業」http://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/soumu/seikatsusaiken/kikin.htmlの一環として、きのう、二本松市にある浪江町の仮設住宅に青森県十和田市の十和田西高校の生徒が訪れ、B-1グランプリにも登場し、ご当地グルメである十和田のバラ焼きを振舞ったそうです。

郡山の後、来年には十和田がB-1グランプリ会場になるそうです。

この青森県「高校生による震災復興支援事業」の過去のものを見ると、福島の子ども達を招いて支援するとか、津波で襲われたエリアを慰問するとか、ごく普通の感覚でおこなっている類のものが過去には多かったようです。

そうした中で、ある意味、ビジネスベース感覚のB-1という要素が入ってきた中で、十和田西高校の生徒達が、二本松に入る状態があるということです。

「お金」という要素が入ってくると、違和感が更に重なる状態が生ずるのが、3.11.以降の日本ではクリアに見えることです。残念ながら、高校生についても例外ではありません。

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去年設立⇒億を超える売上げ⇒急に破産する除染会社、郡山市。進むも地獄、退くも地獄、避難者の避難疲れ。

2014-08-12 09:42:00 | 福島第一原発と放射能

木下黄太メールマガジン最新号。

【「原発事故直後の"鼻血"問題が意味するもの」木下黄太 真夏の大放談(2)】。

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 きのうの岡山トーク。公園で一時間くらい話しました。僕のアクシデントがあり、その上に入場直前に会場手前で転んで、今も実は右ひざが腫れあがったままです。擦過傷は多数、左腕関節はまさにそうです。会場の手前の土の部分で転びました。右ひざは、会場にいらした外科医の先生と、また三田医師にも触診などはしていただいて、おそらく中で出血していて、痛いだろうが、あんまり方法が無いので、負担をかけるなということです。骨折よりも、捻挫に近く、歩くことはできますが、触ると痛いです。頭はうっていません。しかし、公園での話はこんな状態に見えていたんですね。写真を見てよくわかりました。100人位で公園にいたから、他から見たら、少し異様かもしれませんが。。。皆様、ありがとうございました。

 

この岡山トークは、ふたを開けてみたら、地元の方の参加が多くて、これまでの岡山と状況が大きく異なっていました。避難者の避難疲れというワードも岡山では言われます。

ある女性の方と偶然にお話しました。この被曝問題で懸念を持っている女性です。

「私は、この被曝問題の認識を増やすために、力があって、協力してくれる相手だったら、悪魔でも手を握るべきだと考えていますよ。この後に、どういうふうな獲得目標というか、木下さんの最終イメージはどこにあるのですか。」と突っ込まれます。

こういう方でも、避難ということを踏まえて、3年という時間経過があると、いろんなことがあるそうです。

「もう3年経ったから、帰ろうと思うけど、どうなんだろうと相談されますよ。お子さんの数値が悪くても、それを考えたくもくないみたい。そういう避難者もまわりにいますよ。」

「私も身内で大事な人間を説得できない。その関係の中で、ぎりぎりの感覚で妥協して関東には戻ることもあります。でも一週間いたら、体が持たない。肺に相当な圧迫感まで感じる。そうして苦しむ私を見せることで、相手にわかって欲しいとおもうんですが。」

原発事故から3年以上が経過して、こうした避難者の状態は、深刻度をましていることもあります。特に母子のみで避難している女性達には。

進むも退くも、厳しい状態ということです。

そうした厳しい状態は避難者ばかりではありません。

金のなる木を産む筈だった「除染ビジネス」。しかし、そんな甘いことばかりでも無いようです。

 信用調査会社などによりますと、去年設立されて、半年で億を超える売り上げを出していた、郡山市の除染会社が、自己破産の申請をしたそうです。下請けの下請け構造に、除染ビジネスも甘みを失い始めています。委託費用や危険手当が減り始めているのに、高額の賃金を確保しないと、当然あつまらない作業員。

 こうした構造で、やりかたをミスると追い詰められるのが、「除染ビジネス」でもおき始めているのは、3年という時間経過のあらわれと思います。

 意味のないガラスバッジ外部線量を適用して、除染さえも止めようとしているのが、政府感覚ですから。除染というのも、地元に何かの納得感や経済メリットをもたすことでの方便でしかなかったわけです。その方便も3年というハードルを超えると必要が無くなったということが如実に見えてきている状態だと僕は思います。

 

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横須賀で初開催!    

 【9/6日(土) 木下黄太 講演 IN 横須賀】 

   場所:横須賀文化会館 中ホール

  http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_about.html

 18時半受付/19時~ 21時半。

定員:100名 参加費:1000円(事前予約分のみ)/ 当日1,200円

※座席が必要なお子様は、大人と同一料金が必要です。

 ◆申込⇒miwaty20020415@gmail.com  
 
※お名前、連絡先、必要枚数(他の参加者名)、同伴されるお子様の有無をお書き下さい。 

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まったく基礎の講座を名古屋開催!

【9/7(日)『放射能汚染対策、基礎の基礎』 木下黄太講演 IN名古屋】

  福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について、放射能防御プロジェクト立ち上げ人として最前線で活躍する木下黄太が語ります。 

 13:30開場 14:00開演  

名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/

 問い合わせ  nagoyanonuke@gmail.com

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福島の子ども甲状腺ガンに7割がリンパ節等転移について、ある専門医の見解。三田医師岡山トークは盛況。

2014-08-11 08:45:00 | 福島第一原発と放射能

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きのうは三田医師の岡山トークに多くの方が来場していただきましてありがとうございます。

主催者との事前の話では、台風影響で、半分程度に減るのではないかという懸念もあったのでしたが、ふたをあけてみると、そんなことはなく、満席には届きませんでしたが、8割以上は埋まっている状態で、東京の大雪後とは比較にならない状態でした。

目立ったのが、年配の方の参加が多かったこと。

避難者よりも、地元周辺の懸念する人の方が多く参加していたということです。

岡山ではこれまでは避難者主体の講演会という形が多くて、参加者の圧倒的多数が避難者ということもありました。しかし、今回は様相が異なり、地元で避難移住が増えていることを考えて、何かを思い来場された地元の方が参加される状態でした。

僕にアクシデントがあり、質問対応も含めて、三田先生にほとんどお任せする状態になりました。

講演会場で三田医師が伝えたかったことの一つに、年齢分布の話があります。

参加していない方にも、この話のポイントは伝えておきます。

要は、甲状腺ガンの年齢分布に関して、思春期にあたる患者が多くなっている状態をどう捉えるのかということです。

もし甲状腺ガンとして、被曝を契機に事態が進んだ場合、発症しやすい年齢層があると考えて、その年齢層に短期で手術などの対処が進むと、その次の段階として見かけ上、甲状腺ガンが減り、実はその下の世代が次に発症予備軍として控えているのに、「甲状腺ガンは減少して問題ない」と言い出すかもしれないという懸念を彼は感じていました。

発症する年代を5歳刻みごとに、細かく確認はしておかないと、実際におきている状態が、ある一時期見えなくなるかもしれないということです。

この甲状腺ガンに関して、会場外で、別の医師とも話しました。この方は、甲状腺ガンも専門領域の方です。

木下「最近、明らかになっている甲状腺ガン、7割がリンパ節や遠隔にも転移しているということをどう考えますか。」

専門医「原因が何でおきているのかということについては、はっきりは言えません。被曝影響であるとか関係ないとか、どちらにしても、疫学的レベルも含めていろんな検証が必要ですから。しかし、過去の事例などと比較しても、子どもの甲状腺ガンで、7割、リンパ節等に転移しているという事実と実数は、明らかに多くていろんな疑念を抱く事態です。これは間違いなく多いですよ。

いろんなことが断言できる状態にはありませんが、懸念を持っていることを確認を続けるべきという見解を、甲状腺などの専門医で抱いている人もいるということです。

専門医ではなくても立場的に多くの実例を見続けている状態の三田医師のトーク会場に、こうした甲状腺の専門医が来場していることは、みなさんも分っていただいたほうがよいと思います。

三田医師「木下さん、専門医の方でしかわからないことも当然ありますけど、僕が専門医で無い街場の医師だから、逆に気がつくこともありますからね。この夏休みもいろんな方たちを検診していて、夏だから地元の患者さんは少なめなのですが、逆に関東・首都圏から、保養も兼ねて診察に来る方たちが夏休みで殺到していて、結構てんてこ舞いな状態です。岡山では対応しようとする専門医はいらしても、東京ではそうした方たちの中でも混乱に拍車がかかっているようですからね。」

なお、今回の岡山トークに関して、ご意見のある方やお話がある方は、メールで僕にお寄せ下さい。

nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

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横須賀で初開催!    

 【9/6日(土) 木下黄太 講演 IN 横須賀】 

   場所:横須賀文化会館 中ホール

  http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_about.html

 18時半受付/19時~ 21時半。

定員:100名 参加費:1000円(事前予約分のみ)/ 当日1,200円

※座席が必要なお子様は、大人と同一料金が必要です。

 ◆申込⇒miwaty20020415@gmail.com  
 
※お名前、連絡先、必要枚数(他の参加者名)、同伴されるお子様の有無をお書き下さい。 

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まったく基礎の講座を名古屋開催!

【9/7(日)『放射能汚染対策、基礎の基礎』 木下黄太講演 IN名古屋】

  福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について、放射能防御プロジェクト立ち上げ人として最前線で活躍する木下黄太が語ります。 

 13:30開場 14:00開演  

名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/

 問い合わせ  nagoyanonuke@gmail.com

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【注意】台風接近に伴う本日の岡山トーク開催は開場14時、開始14時半に変更。マンガ【 昔の汚染 】。

2014-08-10 10:17:25 | 福島第一原発と放射能

今は、午前10時過ぎで、高松市内におります。風が強いですが、けさ早くよりは、かなりおさまっています。雨は大して降っていません。

台風第11号は、9:50現在、徳島県阿波市付近を 1時間におよそ30キロの速さで北北東へ進んでいます。

きょうの三田医師との岡山トーク開催ですが、岡山では台風が正午前までには、一番接近する状態ですが、進路は岡山よりも東側にずれていると認識しています。少しは早まりましたが、進行速度30キロから考えて、正午頃までは、いろんな動きが難しいと思います。

 

このため、本日の岡山トーク【8/10(日) 三田医師&木下黄太 岡山 トーク「被曝影響と放射能防御」】は開場時間を14時に繰り下げて、14時30分開始に変更いたします。会場はきらめきプラザ (岡山市北区南方2丁目13-1)です。 

 

主催者から、参加申込者には連絡がメール配信されていますので、詳しくはご確認下さい。また現地には主催団体は正午過ぎにはいる予定です。

僕は、正午までは瀬戸大橋が通行できないため、瀬戸大橋が通行できる時点で、すみやかに現地に向かいます。トークの前半部分は、元々、三田先生の報告であったため、その報告の時点で、同席できていないかもしれませんが。。。。

皆さん、台風には注意して来場下さい。

 

そして、きのうは台風の風雨影響のため、実は徳島で開催予定だったイベントは中止、順延しました(徳島の団体開催で、ブログなどでは情報はオープンにしていません)。再度開催に関しては、主催団体が調整しておこないます。徳島の開催希望も何人かの方から伝えられていて、翌日の夜なども検討しましたが、主催団体としては一度仕切りなおしておこないたいということなので、参加希望だった方は、少しお待ち下さい。

 なお、僕は徳島で、きのうは、父の墓参りをしようとして、墓の周辺に行ったところ、そのまわりの道路だけが低地で細かく水没していてあきらめました。僕の実家裏にある河川も警戒水域を越えたらしく、ニュースにはなっていました。ただし、僕の徳島台風感覚からすると、本当に危ないレベルにはなる手前で終わるように思いました。台風は、人によって経験知が大きく違うので、感覚はずれるかもしれませんが。

 ちなみにこの台風で多くの避難勧告が出されています。この避難勧告が出ても、強制力がありませんから、殆どの人は避難しない状態なのも伝えられています。がらがらの避難所に、ようやく一家族くらいが来たのを、苦心してカメラマンが映像におさめて、ニュースで伝えていました。これが、日本のリアリティです。

 こういう日本人感覚から考えると、政府が大丈夫と言い続けていても、放射能に関して被曝を怖れて避難する人が、少数でもいること自体が、相当な奇跡に近いのかもしれません。

それも一定数はいるのですから。

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 だっげらいよんは現在、家出しているので、らいよん不在のお話を掲載しておきます。リアルで画伯が夏休みのため、次の日曜も同じようになりますよ。タイトルは【 昔の汚染 】。



避難地の名古屋を捨て去り何処へ行くのか、シバザキ画伯の作品は此方にも掲載⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/


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嘉田前滋賀県知事政治塾が福島・南相馬でフィールドワーク企画中という情報。明日は三田医師と岡山トーク。

2014-08-09 00:49:31 | 福島第一原発と放射能

  嘉田前滋賀県知事が塾長である「未来政治塾」。

「さまざまな地域や職種、背景を持つ人たちが政治や 行政を学び、選挙の仕組みを知ることで、政治の世界への新規参入を促進する政治塾」だそうですが、今度は、南相馬市に2泊するフィールドワークを計画されているそうです。

まあ、やっぱりとしか思えないきょうこの頃です。コメントするのも馬鹿馬鹿しくなります。

 この人が結局滋賀県選挙に出馬しなかった時点で、政治家としては終わった人と認識していますし、おそらく今後の何かの可能性もないと判断していました。まあ、更にそれを裏付けられる話だなあと理解しています。

 未来の党が内部でごたごたしたときに、彼女の親族になる、当時那須塩原副市長だった官僚が中で幅をきかせていて、ガレキなどの被曝問題なども議論にならない(那須は福島県内以上でもある汚染を認識したがらない感覚の強いエリア)という話を散々聞いていましたが、更に今回は、いろんな確信を深めるエピソードです。

 まあ、行きたい人は行けば良いと思います。しかし、被曝リスクがたいしたことがないと、線量で言い出すのが、嘉田前知事の息子さんのようですから。是非、そういう信仰をみなさんで大切にされて下さい。

僕は、こういう人たちと何かを築くことなどありえないと思いますし、この前の滋賀県知事選挙が、「よりマイナスが少ないのはどっちか」という消極的選択であったことも、改めて認識させていただきました。

まあ、日本の政治という世界は絶望的に駄目な人材の宝庫だと僕は思います。

ご愁傷様です。

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三田医師との岡山トークは明日の日曜開催!!!  

 【8/10(日) 三田医師&木下黄太 岡山 トーク「被曝影響と放射能防御」】

13時開場、13時半開演 きらめきプラザ (岡山市北区南方2丁目13-1) 

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/168805/

講演後の懇親会は、既に満員です。ご了解下さい。

万が一、台風で中止する場合は、当日午前中に主催者が判断して、一斉メールします。メールは必ず確認下さい。

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【短報】福島エートスのうち、エートス郡山が活動休止していた。

2014-08-08 07:50:16 | 福島第一原発と放射能

下記を参照のこと。

http://ethos-fukushima.blogspot.jp/2014/08/blog-post.html

メンバー全員が昨年から仕事や家庭に多忙となったことから、実質的に活動を休止せざるを得ない状況」だそうです。

この被曝問題に関して、3年半という時間経過が、いろんなことを考えなくて済ませてよいという感覚が、どういう立場の人にもおきていることが、逆にわかる実例と僕は思いました。似たようなことは、逆の立場でもありますから。

実は最大の敵は、忘却と無関心なんでしょうね。

でも本質的にこの話はその選択は不可能なのに。人は愚かですね。

 

 


被曝回避をヘイトスピーチと同列視する、悪辣な意図を許すな。三田医師「私が東京を去る訳」イタリア語訳。

2014-08-08 00:45:45 | 福島第一原発と放射能

とにかくネットには頭のおかしいものが相当にたむろしていて、そういうものを見るたびにぞっとする日々です。

きょうも偶然に出くわしました。

反原発と被曝回避がこういう方たちの中ではまずカテゴリーわけをしていません。

その上で、おそらく被曝回避が強く主張する放射能防御的な言説が、反原発側の言説とされて、被災地差別であるとか、福島差別であるとか喧伝しています。

そして、人種差別を声高に主張して活動しているヘイトスピーチの類と、同じように言い続けています。

僕は、こういう人たちは、差別の凄まじい現場感覚を本当はご存じないのだと思います。

そもそも差別というのは、もっと陰湿で、具体的で、凄まじいものです。

僕が子供のころに、身近で聞いた被差別差別関連の言説を少し思い出してもわかります。具体的にリアルに、結婚や就職などが妨害されている実話があります。その実話は生々しくて、多分、今の日本の大半の人には、そういう歴史的経緯が受け止められないと思います(自分が昔、差別していたとしても。大概差別する人ほど、差別したことを忘れます)。激しい軋轢や確執を生んでいる状況があったのです。

本当の軋轢、人間関係のこじれを今の殆どの日本人は怖れて回避するだけですから。

差別というのは、抽象的議論とか、「差別されているみたいな気がする」といった曖昧な概念の話を積み重ねることではありません。

現実に、本当に、酷い差別があるのかどうかです。

こういう差別的な言説を、被曝回避側もそうですし、況や反原発という曖昧な括りにいる人たちの大半がしている可能性は、ほぼありません。そういう意識すら、無いと思います。必要もないです。

にも関わらず、被曝回避を反原発と同じ群の人々と、わざと間違えて、「反原発は差別主義」と糾弾する手口を執拗に相手側が使っているということです。これは、2011年に、被曝回避を優生思想として攻撃してきた手口とまったく同じです。具体的な激しい差別実例もないのに、こんな抽象論だけでこちら側を、しかも対象を拡大して、差別主義者と攻撃してくる人間が、如何に悪質なのかを認識してください。

具体的に被災地の人間を差別しろとか、その人間への中傷を繰り返したりもしていません。

なんで、ヘイトスピーチと同じカテゴリーに入るんだ。いい加減にしろ。こちらも基本的に被曝者。根源的には、こちらも差別される立場を引き受けるしかないのだ。なのにも関わらず、ネットで、こうした偽のレッテルで攻撃を続ける輩達がいる。

みせかけの優しい立ち位置の裏に、悪辣な意図があるのを見逃してはならない、そう強く思います。

許せません。


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本日配信予定の木下黄太メールマガジンは、【「原発事故直後の"鼻血"問題が意味するもの」木下黄太 真夏の大放談(2)】などを配信予定。

コアな情報は、木下メルマガでのみ配信。購読申込⇒http://www.hoshanobogyo.com
ちなみに先週配信の最新号はこちら。今からの申込で、この号も配信します。

【 夫が心停止で脳死→死亡、行政解剖で心臓の異常な硬化も指摘。被曝原因も疑う妻 】
【 「"被曝回避"と"脱原発"は、実は重なっていない」木下黄太 真夏の大放談(1) 】

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三田医師との岡山トークは明後日の日曜開催!!!   事前予約は極力、本日深夜までにお願いします。 

 【8/10(日) 三田医師&木下黄太 岡山 トーク「被曝影響と放射能防御」】

13時開場、13時半開演 きらめきプラザ (岡山市北区南方2丁目13-1) 

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/168805/

講演後の懇親会は、既に満員です。ご了解下さい。

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三田医師の文章、今度はイタリア語訳が届きました。協力者の意向で、翻訳者名は明記していません。

いろいろとご協力、ありがとうございます。

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Perché ho lasciato Tokyo?  Shigeru Mita, un medico di clinica Mita

Ai miei colleghi medici,

 Ho chiuso la clinica il marzo 2014, che aveva servito la comunita di  Kodaira per più di 50 anni dal momento della nascita di mio padre, e ho iniziato una nuova clinica a Okayama il 21 di aprile.
 
 Ho servito come un membro del consiglio di amministrazione dei medici in Kodaira dal 1990, quando ho cominciato a visitare pazienti presso la clinica di mio padre, in questi 10 anni, lavoravo per stabilire i provvedimenti contro disastro di emergenza della città.
 A Tokyo, la prima misura per le calamità sarebbe quella contro i terremoti.
 In caso di terremoto a sud-est che è previsto con un'alta probabilità, è ragionevole ipotizzare uno scenario di crollo nella centrale nucleare di Hamaoka in prefettura di Shizuoka, seguita da contaminazione radioattiva a Tokyo.
 
 Sono stato preoccupato per la probabilità delle contaminazioni da radiazioni a Tokyo, quindi ripetutamente chiedevo all'associazione medica, il governo municipale e il dipartimento di sanità pubblica locale per fare scorta di iodio medico. Tuttavia, ogni volta che la mia richiesta è stata respinta; Il motivo è che Tokyo non si aspettava un tale evento. Quindi non c'era nessun piano per la preparazione per l'evento.

Nel pomeriggio dell' 11 marzo 2011, Tokyo ha sperimentato movimenti lenti ma grandi nel terremoto.
 
 Ho pensato, "ora questo è ciò che si chiama movimenti sismici di lungo periodo. Il terremoto a sud-est, con il seguente incidente di centrale nucleare di Hamaoka che stanno finalmente succedendo". Invece, la sorgente del terremoto era in Tohoku.

 La temperatura dei reattori di centrale nucleare di Fukushima Daiichi aumentava e ha causato enormi esplosioni, seguite da crolli e fusioni delle strutture (melt-through).

 

È chiaro che l'est Giappone e le zone metropolitane di Tokyo sono stati contaminati da radiazioni.

La contaminazione del suolo può essere dimostrato misurando Bq / kg.
Nei 23 quartieri di Tokyo Metropoli, la contaminazione nella parte orientale è 1000-4000 Bq / kg e la parte occidentale è 300-1000 Bq / kg.

La contaminazione di Kiev, la capitale dell'Ucraina, e al di sotto 500 Bq / kg (solo Ce137).
Germania Ovest dopo l'incidente di Chernobyl ha 90 Bq / kg, l'Italia ha 100 e la Francia dispone di 30 Bq / kg in media. Molti casi di problemi su salute sono stati segnalati in Germania e in Italia.

 

 A Shinjuku, secondo la posizione del governo municipale di Tokyo, la radiattività è stata
misurata a 0,5-1,5 Bq / kg prima del 2011. Attualmente Kodaira dispone di 200-300 Bq / kg di contaminazione.

Mi raccomando a tutti voi di guardare il programma del canale NHK, "ETV speciale: incidente nucleare di Chernobyl: Relazione da una terra contaminata", che è disponibile su internet.

Penso che sia importante conoscere le persone che hanno visitato Bielorussia e Ucraina, e sentito le storie di gente del posto, hanno visto e sentito li, e ascoltare coloro che hanno servito nelle operazioni di soccorso a Chernobyl, (in passato) più di 20 anni fa?.

La loro esperienza dice che Tokyo non dovrebbe più essere abitata, e che coloro che insistono a vivere a Tokyo dovrebbero regolarmente andare in zone più sicure a scopo terapeutico.
Questioni come lo spopolamento e il declino dello stato stanno diventando sempre più serie per seconda e terza generazione ucraini e bielorussi oggi, e temo che questo possa essere il futuro del Giappone orientale.

Dal dicembre in 2011 conducevo esami ecografici tiroidei, test di funzionalità tiroidea, esami del sangue generali e test biochimici su circa 2000 persone in maggioranza famiglie della zona metropolitana di Tokyo che esprimono preoccupazioni sugli effetti delle radiazioni.

Ho osservato che le cellule del sangue bianco, soprattutto neutrofili, sono in diminuzione tra i bambini sotto l'età di 10. Ci sono casi di calo significativo del numero di neutrofili in quelli di 0-1 anni nati dopo il terremoto. In molti pazienti i sintomi svanivano dopo il trasferimento al Giappone occidentale (4500).

 

I pazienti riferiscono sangue dal naso, perdita di capelli, mancanza di energia, emorragie sottocutanee, visibile emorragia urinaria, infiammazioni della pelle, tosse e vari altri sintomi non specifici.

Kodaira, Tokyo occidentale, è una delle aree meno contaminate del Kanto, tuttavia, abbiamo iniziato a notare dei cambiamenti nei risultati degli esami del sangue per bambini intorno alla metà del 2013, anche in questo settore.

La contaminazione a Tokyo sta progredendo, è ulteriormente aggravata con la concentrazione di radiazioni urbana, o l'effetto dei sistemi di igiene urbana come il sistema di fogna e l'incenerimento di rifiuti perché i rifiuti contaminati vengono raccolti e compressi.

I dati misurati da gruppi di cittadini hanno dimostrato che i livelli di radiazione sugli alvei di fiume Kawabori a Higashiyamato e Higashimurayama di Tokyo erano aumentati drasticamente negli ultimi 1-2 anni.

Mi preoccupano anche altri sintomi riferiti dai pazienti generali, come asma persistente e sinusite. I pazienti mostrano un miglioramento notevole una volta che si allontanano.

Anche io osservo moltissimi casi di polimialgia reumatica caraterizzata da disturbi come "difficolta di voltarsi nel letto", "incapacita di vestirsi e svestirsi" and incapacita di alzarsi" tra i pazienti di mezza età e anziani. Potrebbero essere questi gli stessi sintomi di reumatismi muscolari che sono stati registrati a Chernobyl?
 
I cambiamenti sono evidenti anche nella manifestazione di malattie contagiose come l'influenza,  malattia Foot-and-mouth e herpes zoster.

Molti pazienti riferiscono di sintomi non familiari o di cambiamenti insoliti nei loro corpi. Forse si sentono a loro agio parlando con me, sapendo che la mia clinica informa con segni di possibili sintomi legate alle radiazioni appena dopo l'incidente nucleare.

 

Molte giovani coppie con bambini piccoli e donne che sono preoccupate per i loro nipoti visitavano la mia clinica e sinceramente si impegnavano nella discussione, e non c'erano pazienti che resistevano alle mie opinioni critiche sugli effetti delle radiazioni.
 
Fin dal 3.11, tutti coloro che vivono in Giappone orientale incluso Tokyo sono vittime, e tutti sono coinvolti.

Abbiamo scoperto che la nostra conoscenza della disciplina di radiologia è completamente inutile per un disastro nucleare.
La parola chiave qui è "irraggiamento interno a basso livello e di lungo periodo".

Questo differisce notevolmente da irradiazione medica o semplice esposizione esterna alle radiazioni.

Non voglio essere coinvolto in questioni politiche; tuttavia, devo affermare che non ci si puo fidare delle politiche dell'OMS, l'AIEA o del governo giapponese. Sono semplicemente troppo distanti dalle dure realta che le persone a Chernobyl ancora affrontano oggi.

Parlando con i parenti provenienti dal Giappone orientale che vedo qui a Okayama c'e una sensazione che ho avuto per un lungo periodo di tempo e ho confermato.

 Le persone sono veramente affetti da questa assoluta mancanza di supporto. Dal 3.11, le madri hanno studiato freneticamente sulle radiazioni per proteggere i loro figli.
 
In mezzo al loro ambiente ostile a Tokyo, dove non potevano più fidarsi nè degli uffici pubblici nè delle scuole dei loro figli.

I medici di famiglia erano disposti ad ascoltare su altri sintomi, ma cambiavano colore in viso alla minima citazione di radiazioni e ignoravano le domande delle madri.

Le madri non potrebbero nemmeno più parlare apertamente con gli amici perche l'atmosfera di Tokyo e diventata sempre più soffocante.
 
Credo che sia nostro dovere di medici istruire il pubblico giapponese.
 
Questo e il nostro ruolo di esperti, avendo conoscenza della salute che il pubblico in generale non possiede. Tre anni sono passati in fretta dopo il disastro.
 
Nessuna scuola medica nemmeno libri elaborano su malattie da radiazioni. Tuttavia, se il potere per salvare i nostri cittadini e le generazioni future esiste da qualche parte, non si trova all'interno del governo o di qualunque forma di associazione accademica, ma nelle mani di singoli medici clinici, in noi stessi. 

Gli abitanti di Tokyo non sono purtroppo in grado di compatire le regioni colpite del Tohoku, perché sono vittime esse stesse. Il tempo stringe. Ho fatto un passo in avanti e sono tra i primi evacuato a ovest.
 
I miei colleghi medici di medicina, sto aspettando voi qui. E per le persone in Giappone orientale che ancora esitano, spero che tutto il mio sostegno faciliti e consenta la vostra evacuazione e il trasferimento, o diventi un sollievo temporaneo nel Giappone occidentale.

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OurPlanetTVが入手資料の翻訳を公開されています。有益な部分が多いと思いますので、是非、ごらん下さい。特に問診票的な用紙が参考になると思います。《》は引用です。

《保健省のチェルノブイリ事故放射線防護局長から入手した「チェルノブイリ原発事故の伴う子ども及び未成年の健康モニタリングガイド」の日本版が完成しました。
 この冊子は、2003年に保健省と科学アカデミーの監修によって作成されたもので、チェルノブイリ原発事故の被害にあった子どもたちに対する健康診断に関する詳細が記載されています。また付録には、子どもの健康診断時に医師が記入する用紙が10ページにわたって掲載されています。》

http://www.ourplanet-tv.org/files/momitoringguide.pdf

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3号機メルトダウンが5時間早いと東京電力が今更言い出す意味。三田医師「私が東京を去る訳」の中国語訳。

2014-08-07 00:33:18 | 福島第一原発と放射能

 中国語への翻訳はオーストリアに在住の方によるものです。この方は、僕の発信情報なども、日本語が分らない中で、おそらく翻訳ソフトを使って確認されているそうです。

この中国語訳は、以前にご紹介している英訳からの二重翻訳によるものです。

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三田医師との岡山トークはこの日曜開催!!!   事前予約は極力、あす金曜深夜までにお願いします。 

 【8/10(日) 三田医師&木下黄太 岡山 トーク「被曝影響と放射能防御」】

13時開場、13時半開演 きらめきプラザ (岡山市北区南方2丁目13-1) 

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/168805/

講演後の懇親会は、既に満員です。ご了解下さい。

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我為何離開東京?
三田茂(三田診所)

我的醫師同僚們,

我於2014年3月關閉了自我父親開始,服務小平市社區五十幾年的診所,而於4月21日在岡山市開了一家新的三田診所。

我自1990’s年代開始在我父親開的診所行醫時,就是小平市醫師協會的董事成員之一。過去10年以來,我一直努力在市區建立一緊急救難所。

在東京,緊急救難的第一要務就是處理應付地震災難。 如果日本發生東南大地震,這是高度可能發生的,我們可以很合理的假設位於在靜岡縣的濱岡核電廠發生爐心熔毀的事故,接著東京被輻射污染。

我一直都很擔心東京被輻射污染,因此,我一再的要求醫療協會、市政府與地方上的公共衛生所儲存醫療用碘。但是,每次我的建議都被拒絕;理由是東京不會發生這樣的事故。因此,也沒有應付這樣事故的計劃。

2011年3月11日下午,東京經歷了緩慢但是強烈震動的地震。我心裡想,「這就是所謂的長時間的地震震動。東南海地震,接著濱岡核電廠事故,終於要發生了。」但是,地震的震源不是來自東南海,而是日本東北。福島核一廠內核反應爐的溫度上升,造成巨大的爆炸,之後發生核反應爐爐心熔毀,並且熔穿圍阻體。

非常清楚的,日本東部與東京大都會區已經被輻射污染了。 

土壤受輻射污染可以每公斤幾貝克(Bq/Kg)輻射物質來顯示。在東京大都會內的23個區域裡,東部的污染約是每公斤1000-4000貝克,而西部則是每公斤300-1000 貝克。烏克蘭的首府基輔的輻射污染是每公斤500貝克(只測量銫-137)。西於車諾比核災之後的輻射污染是每公斤90貝克。義大利是每公斤100貝克,而法國平均是每公斤30貝克。在國與義大利有許多健康發生問題的案例。東京市政府所在地新宿,在2011年以前所測得的數據是每公斤0.5-1.5貝克。而小平市目前輻射污染的程度是每公斤200-300貝克。

我建議你們所有人都觀看NHK製作的節目「 ETV特輯:車諾比核災:一塊被(輻射)污染的土地的報告」,網路上就可以看得到。我認為了解去訪問過白俄羅斯和烏克蘭的人在當地的所見所聞與感觸,與聆聽過去20年來在車諾比核災搶救行動的人的經歷是很重要的。他們的經驗告訴他們東京已經不適合居住了,而那些堅持要住在東京的人,應該要定期到安全的地方居住一陣子,以恢復原氣。

類似像人口減少和國家衰退的問題,持續為今日的白俄羅斯人和烏克蘭人帶來沈重的負擔,而我擔心這將會是日本東部未來的寫照。

自從2011年12月起,我開始為約有2000名病患做甲狀腺功能檢查、血液檢查和生化檢查,東京都會區絕大多數的家庭表示關切輻射對健康的影響。我觀察到白血球,特別是中性粒細胞,在10歲以下的兒童族群有下降的趨勢。而在311地震之後所出生的0-1歲嬰幼兒的中性粒細胞有非常明顯的下降個案。而以上兩種情形都發現如果患者搬到日本西部的話,情況就會改善(中性粒細胞從0,恢復到4500)。病患有流鼻血、掉頭髮、沒有精力、皮下出血、可見尿出血、皮膚發炎、咳嗽和若干其他不特定的症狀。

東京西區的小平市是關東地區最不受輻射污染的地區之一;但是,即使在小平市地區,我們自2013年中,便開始發現兒童血液檢查結果的變化。 

東京的輻射污染是持續進行式,而且會因城市的輻射濃縮或城市的衛生系統,例如污水系統,垃圾收集與焚化而造成輻射濃縮,因為受到輻射污染的垃圾被集中壓縮。由公民測量的數據顯示,東京的東大和市(Higashiyamato)和東村山市(Higashimurayama)的川崛(Kawabori)河床的輻射量在過去1-2年內急速升高。

其他值得關切的是一般病患出現的症狀,例如持續的哮喘與鼻竇炎( asthma and sinusitis)。只要病患離開日本東部,他們的症狀就有顯著的改善。我還觀察到高發生率的風濕性多肌痛(rheumatic polymyalgia),例如,中、老年病患抱怨「翻轉身體很困難」、「無法自己穿衣服或脫衣服」和「無法站立」。這些症狀會是車諾比核災後所紀錄的肌肉風濕症(muscle rheumatism)嗎?

核災後的變化也明顯的發生在傳染性疾病的表現,例如,流行性感冒,手足口疾病和皰疹的流行。

許多病患報告經歷不曾發生、不熟悉的症狀或是感覺到身體發生不尋常的變化。 也許是因為他們感覺可以跟我說這些事情,因為他們知道我的診所在核災之後就立即貼出輻射曝照相關症狀的告示。有許多有小孩的年輕夫婦和擔心她們的孫兒女的女性來我的診所,並且熱烈的參與討論,而且沒有一位病患對我的有關輻射的影響的嚴格觀點表示反對。

自從3.11之後,每一位生活在日本東部的人,包括東京,都是受害人,而且每一位都受核災的影響。

我們發現,過去我們在核輻射領域的知識碰到核災時,完全沒有用。關鍵字在於「長期低劑量的體內輻射曝照」。這與醫療輻射或單純的體外輻射曝照差別非常大。我不想牽扯到政治議題;但是,我必須聲明國際衛生總署(WHO)、國際原子能總署(IAEA)或是日本政府都不可信任。他們對於車諾比民眾至今仍然面對的現實嚴峻的問題都脫離太遠了。

由於我以前是在東京行醫,我在岡山看的來自日本東部的病患也證實了我長期以來的感覺。許多人因為缺乏支援而正在受苦。自從311核災之後,許多母親們拼命的尋找輻射防護方法來保護她們的小孩。她們在東京這樣充滿敵意的環境中學習,她們無法再相信政府官員或是她們的小孩的學校。家庭醫師們願意聽病患談其他症狀,但是當他們聽到這些母親們提到輻射時,臉色就變紅,而假裝沒有聽見這些母親的問題。這些母親們甚至無法公開的與朋友們談論此事,因為東京的氣氛變得越來越令人窒息。

我相信教育民眾,提高日本民眾對輻射影響的認識是我們身為醫師的責任。這是我們身為擁有一般民眾所缺乏的健康知識的專家所應該扮演的角色。

自從發生核災以後,3年很快的就過去了。沒有一所學校或是教科書深入探討輻射疾病。但是,如果拯救我們的公民和未來子孫的力量存在於某個地方,這股力量不會是在政府或是任何學術組織裡,而是在我們每一位臨床醫師的手中。

很不幸的,東京的居民本身並沒有立場去憐憫東北的核災災民,因為他們自己就是輻射受害者。 時間不多了。我提早一步,先遷移到西部。我的醫師同僚們,我在此地等待你們。至於在日本東部仍然猶豫不前的人,我將全力支持、協助你們遷離,無論是永久搬遷或到日本西部來暫時緩解。

(翻譯:Ada Chou)

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これでこの話は、英語訳、フランス語訳、中国語訳されたことになります。英訳すると反響がかなり変わってくるのがよくわかりました。今後の戦略を考える上で、とても参考になっています。

 

 さて、福島第1原発3号機、従来推定より約5時間早くメルトダウンがおこっていたとする解析結果をあらたに東電は発表しています。

 こういう技術論に近い話を細かくするとどうなるのかというよりも、結局、最初から想定を少なく見積もるように、前提条件を設定していたのだろうということしか、僕には思えません。

 一般論的に考えても、こうした解析は、結局前提条件をいじれば、いくらでも結果データは可変可能で、はっきり言って、元々、絵に描いたモチだと思います。しかし、それよりも、従来の解析が違い、もっと早くメルトダウンは起きていて、もっと多く容器内に放射性物質は残っていないかもしれないということを、社会的に認知させる意味合いが果たしてどこにあるのか。ここがポイントです。

何のために、東電はこういうことを言い出しているのか。

おそらく僕らにはパーツが全て見えていない中での、東京電力サイドでは、なんらかの今後のつじつまあわせのために行っている作業だろうとは推測できます。

このつじつまあわせが、どういう実務的要請から、こういうふうにすべきという話になったのかしか、僕の関心事はありません。

こうしたことに、更に注意を向けておきたいと思います。

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ちなみに先週配信の最新号はこちらです。今からの申込で、この号も配信します。

【 夫が心停止で脳死→死亡、行政解剖で心臓の異常な硬化も指摘。被曝原因も疑う妻 】
【 「"被曝回避"と"脱原発"は、実は重なっていない」木下黄太 真夏の大放談(1) 】

 


原発事故から3年以上が経過して、被曝問題を考える人たちの間で生じているズレ。

2014-08-06 14:52:56 | 福島第一原発と放射能

 天候も厳しく、長時間移動で、尚且つ電波状態が最も厳しい場所にいるため、メールマガジンで過去に配信したものの一部を、僕の方で一部加筆変更して、ブログ記事としてお伝えします。
 メールマガジンの強みは、限定されている読者に提供していて、その読者とある種の取り決めの中で提供しているため、ブログよりも、奥まった感覚を伝え易いです。また、健康症状的な話について、最近、僕に伝えてくるのに、公開するなという枷をはめられる事例が多くなっていて(こうした外に言うな的、日本人感覚が僕は原発事故以降の諸所のマイナスにつながると思いますが)、これについてメールマガジンのように外側に公開することに制約をかけるシステムが有効である場合も多いです。
 

 ですから、この記事なども読まれて関心を持たれた方は、メールマガジンの購読をお勧めします。この記事は、メルマガ掲載の中でも、一般的感覚の記事のため、一部加筆変更で、ブログ掲載可能でした。ツイッターなどでの一部公開を求められますが、原則できないのは、いろんな制約があるからです。
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 原発事故から3年以上が経過したことは、この問題を考える人たちの中にも、大きなずれが生じているようなケースが多く見られる時期となります。僕は最近、メール、ツイッター、Facebookなどを散見していても、このずれがとても気になっています。夏になって、毎日毎日、読むのが辛いというか、実は痛すぎるなとさえ感じています。
 痛すぎるケースも多くのパターンがありますが、きょうはあるパターンについて書きたいです。
 このことは、多くの人たちと僕の見解が異なる可能性は考えられますが、特殊な話ではなく、むしろ一定数の人々に同様の感覚が生じていることが否定できません
 時間が経過したことで、自分たちの生活を見直したり、いろんな生き方を考えていくことは、取り組みとして、とても大切だとは思います。こうした前向きの話ではなく、3年の時間が経過したので、何か大丈夫と思い込みたいとか、3年の時間が経過して、久しぶりに東京に戻ってみたら、以前と変わらないのほほんとした状態に溶け込みたくなる話です。
避難している人々本人がです。
 僕はこういう人たちに何を答えようかと思いますが、まず最初に話しておきたいのは、そんなに帰りたければ帰ればよいと思います。これは、本当にそう思います。
 3年の時間が経過して、問題がある状態は継続しているし、しかも今後、深刻化するであろうと、福島のみならず、東京でも同じように考えています。ですから、今の町の様子がどのように映ろうとそこには本質的な話はないと思います。しかも、その様子がどのように映るのかは、どうしても、人それぞれ違いますから、そうしたことも大きいです。しかし、そんなに戻ってみたら、同じような感覚がすると思われるなら、迷うことはありませんから、直ちに東京に帰ったほうがよいと思います。誰も、あなたが東京に帰ることを止めたりはしませんし、僕も止めるつもりはありません。あなたが、あなたの家族とどこに住むのかは、あなたの自由です。何人も移転・居住の自由は妨げられませんから、そうしたいなら、そうすべきです。なんでそうしないのか、そのほうが理解に苦しみます。というか、言っていることとやっている事の整合性がありません。
  実は、西へ西へと移住された、ある著名なクリエイターの方と話したことがあります。本当にお互いそう思っているのですが、少なくとも東京の最前線で仕事をしていた人間としては、東京を離れて避難した仕事上の喪失感覚は大変なものがあります。ほかの地で同じようなことができるなら何とかしますが、少なくとも国内では、東京以外にそうした創造的な仕事は不可能ですし、圧倒的に多くは東京で廻っています。ですから、自分たちのしていたそれなりの仕事を捨てることしか方法論がない立ち位置に、必要以上におかれたのがわれわれの立場ということです。こうした立場にいる人間というのは、避難者の仲ではごくごく少数です。ほかに代替物はありません。
 「でも、木下君、それでも命のことを考えたら、東京でやりつづけることはありえない。それをまわりにいくら話しても、当座の金を出すとまで話しても、決断しないんだよね。」こう彼は嘆きます。
 彼は、トップの立場なのに、その立場にこだわらずに、自分の選択をしました。僕も同じような感覚です。移住・避難に関しての積極的な選択をすることが大切だと思うからです。
 こうしたことを積極的に考える僕らの立場からすると、過剰に懐かしむ感覚そのものが、理解できないです。なにをどう考えるのか、基本も為されていないと強く思います。そういう感覚が、どうして被曝のことを考えていると言えるのか、まったく理解できません。
 実はこうした感覚と相まって、避難移住ということは、やはり個人選択の色合いが強いということです。夏だから、保養支援とか移住支援とかいう話をよく聞きますが、こういうものは契機に過ぎないのであって、個人個人が、結局はどう判断し、行動するのかしかありえません。保養支援をすることに拘る人々の話は良く聞きますが、何か本末転倒感覚があるようにも僕は思えています(保養問題に関しては、講演会やメールマガジンでも更に伝える所存)。
 さて、こうした懐かしむ感覚は、まちがいなく、カルト的なものに騙され易い感覚と似てきます。それも、政府側が、安全誘導を過剰にしている状況の中で、こうした雰囲気に足をとられていることを、ネットの中で敢えて周りに喧伝したい人々の意識は僕には理解できません。ちょっと前まで、危険しか表明しなかった人間が。
グロテスクです。
 また、そうした人々が、なぜか、EMや乳酸菌などに過剰に依存している話やワクチン全面反対話などに熱心であったりするのを同時に読むと、本当に「うーむ」と唸ってしないます。原因は同根です。
 3年以上が経過すると、この被曝問題に関心を持っていた人々にも、あからさまな現象が諸所おきるという事です。いろんな本性が、まざまざと見せ付けられる、そんな夏でもありま

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この日曜日に開催!!!   事前予約は金曜深夜までにお願いします。 

 【8/10(日) 三田医師&木下黄太 岡山 トーク「被曝影響と放射能防御」】

13時開場、13時半開演 きらめきプラザ (岡山市北区南方2丁目13-1) 

  申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/168805/

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「原発が動かないと海が変わりますよ。魚や貝が、数も種類も増えています。」玄海原発近くで聞いたこと。

2014-08-05 07:54:05 | 福島第一原発と放射能

 再稼動賛成同士の戦いしか存在しなかった玄海町長選挙。

 玄海原発が稼動していない状態の中で、原発に近いエリアでは、どのようなことがおきているのか。実は数週間前に、僕は、この玄海原発周辺のエリアに、また行っています。

この地域はあたりまえのように再稼動を容認する人が多い地域と感じていました。

しかし、そういう方ばかりではありません。

僕が接触したのは、魚を食べさせる仕事をしている関係の人。普通の人よりも、その海で取れる恵みを知り尽くしている立場にいます。

「原発が動かないと海の状態が変わってくるのです。」彼は、こう話します。

「原発が動いていないと、水温が違うのです。暖かい排水がありませんから。」

「暖かい排水がないと、海に魚が戻ってきている。いなくなったはずの種類の魚がまた取れるようになった。貝類も増えた。海の状態が違うんです。本当に害悪ですよ、原発は。海のためには、百害あって一理なしです。」

これはよく分る話です。原発の排水は生暖かいです。普通の海に生暖かい排水が流れ込むと思わぬことがおきています。しかし、原発に関してのこうした排水がもたらすデメリットがどうなのか、原発が建てられてから、長い時間が経過していると、よくわからなくなっていたのも、事実です。今回の長期停止はこの状態を再現しています。

実は昔、浜岡原発近くの料理屋で地元のものだと出された食べ物がありました。深く考えずに食しましたが、なんかあまり美味しくはなかった魚。養殖でした。

「これなんですか?」

「クエですよ。原発から排水が出ているのが、暖かい水温で、養殖にいいんですよ。」

出されたのは御前崎クエ。僕が過去に食べている和歌山などの天然クエとは似ても似つかない味で、原発排水といわれて、更にまずく感じて、気分悪く店を出た記憶しかありませんでしたが。

浜岡原発着工後に、原発立地のバーターとして、中部電力が静岡県に寄付したのが、静岡県温水利用研究センターで、数百万匹以上の様々な魚を育てて放流していました。クエはその中の代表的事例。

センターのホームページには、2011年の浜岡原発停止後も、温排水が無くなっても、経済産業省からの手厚い措置が、とられて維持されていることが分る記述もありました。

「平成23年5月の浜岡原発の停止後も種苗生産を継続するため、経済産業省の「温排水利用施設整備等対策交付金」を財源として積み立てた基金を活用し、生産に必要な海水等を確保しました。その結果、平成24年度以降も必要な種苗生産量は確保されています。

本基金の使用実績は、次のとおりです。平成23年度実績 105,193千円  平成24年度実績 240,665千円」

 原発排水が、嬉しくないですが養殖には利用できても、天然の海には弊害しかもたらしていない現実が、長期稼動停止の玄海近辺では、よくわかり始めているということです。放射性物質の排出という害悪だけでなく、海水温上昇という弊害も近隣に平気で引き起こす原発。

 こんなものの再稼動容認をすることが如何にプラスがないのかということを、海の幸が劇的に改善されたという玄海からの報せでも、改めて確認できたということです。

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最新号内容。木下黄太メールマガジンを始めてから半年が経過。

重要情報は毎週金曜メルマガでのみ配信、申込先⇒http://www.hoshanobogyo.com/ 

 配信元より連絡「当初からゆうちょで半年払い申込みの方は、7月末で購読期間が切れます。今からでも、同じ口座に同じ名前で、購読料を振り込まれれたら、今月からの配信は大丈夫です。詳しくは確認して下さい。」

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横須賀で初開催!    

 【9/6日(土) 木下黄太 講演 IN 横須賀】 

   場所:横須賀文化会館 中ホール

  http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_about.html

 18時半受付/19時~ 21時半。

定員:100名 参加費:1000円(事前予約分のみ)/ 当日1,200円

※座席が必要なお子様は、大人と同一料金が必要です。

 ◆申込⇒miwaty20020415@gmail.com  
 
※お名前、連絡先、必要枚数(他の参加者名)、同伴されるお子様の有無をお書き下さい。 

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まったく基礎の講座を名古屋開催!

【9/7(日)『放射能汚染対策、基礎の基礎』 木下黄太講演 IN名古屋】

  福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について、放射能防御プロジェクト立ち上げ人として最前線で活躍する木下黄太が語ります。 

 13:30開場 14:00開演  

名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/

 問い合わせ  nagoyanonuke@gmail.com

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滋賀県クオリティか、スーパーの産直シイタケは「地元原木」使用と強調。原発再稼動容認の玄海町長3選。

2014-08-04 00:07:47 | 福島第一原発と放射能

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8/10(日)に岡山へ行くまで、一週間だけ流離っています。

行く先々で、なにかあれば掲載しますが、なにもなくて、長距離ドライブが続くと疲れきって寝てしまうかもしれません。

また電波状態が悪いところが多いので、スケジュールの都合で更新失敗もありえます。

きょうも200キロ以上ドライブしました。

その途中で、滋賀県内であるスーパーに立ち寄ってみました。

産直コーナーにある干しシイタケをまたも確認。

今回も、地元原木のしいたけと明記していました。

これが滋賀県クオリティみたいです。

放射能を心配して回避することが、あたりまえの情報として提示されていることをまた認識しました。

汚染地で語られないことが、滋賀県で普通に掲示されていることを認識してください。

知らぬは関東・南東北の人ばかりです。騙されるのはあなたたちです。

あすも道々なにかあれば、記しておきます。

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開催まであと一週間!!!   

  【8/10(日) 三田医師&木下黄太 岡山 トーク「被曝影響と放射能防御」】

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佐賀県の玄海原発、お膝元の町長選挙、結果は下記のとおりです。

玄海町長選挙開票結果(確定)

投票状況
当日の有権者数 4952人  
投票者数 3996人
投票率 80.69%

得票数(届出順)
岸本 ひでお  2099票
中山 としお  1769票
山口 徳信     86票
無効票       42票

現職が3選を果たしています。ただし、現職・対抗馬の上位2人とも、再稼動容認でしかありません。

投票率80%以上、そして投票した人のほとんどが、そのどちらかに投票し、現職が競り勝った選挙結果です。

原発事故が福島でおきても、原発再稼動を容認する地元民が、圧倒的多数となる佐賀県玄海町。

この結果は、圧倒的な原発マネーにひれ伏す人々が、立地自治体で、殆どであろうという病根を見せ付けたのだとも思います。

そして、青森と並んで、僕が講演していない都道府県が佐賀だけということも、感慨深い気がします。

佐賀県クオリティかもしれません。

玄海原発関連は、次の記事更新でも少し書きたいと思っています。

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横須賀で初開催!   

 

 【9/6日(土) 木下黄太 講演 IN 横須賀】 

 

  場所:横須賀文化会館 中ホール

  http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_about.html

 18時半受付/19時~ 21時半。

定員:100名 参加費:1000円(事前予約分のみ)/ 当日1,200円

※座席が必要なお子様は、大人と同一料金が必要です。

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※お名前、連絡先、必要枚数(他の参加者名)、同伴されるお子様の有無をお書き下さい。 

 

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まったく基礎の講座を名古屋開催!

【9/7(日)『放射能汚染対策、基礎の基礎』 木下黄太講演 IN名古屋】

  福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について、放射能防御プロジェクト立ち上げ人として最前線で活躍する木下黄太が語ります。 

 13:30開場 14:00開演  

名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )

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